Wat00373 科学面改革・臨時会議<3> 水曜「ハイタッチ・テクノ」

#0000 dando    9202031542

 科学面の紙面改革で「水曜科学」にできた企画欄「ハイタッチ・テクノ」につ
いて感想・討論・注文を。(関連発言#1に記事例。92年2月中の時限開催)


#0001 dando    9202031640

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* カメラのオートフォーカス  (ハイタッチテクノ) *
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          92.01.08  夕刊 科学面 写真付き
 
 シャッターを軽く押すだけでピントが決まるオートフォーカス(
自動焦点)の1眼レフカメラが登場したのは、ちょうど7年前。家
庭用テレビゲーム機、大画面テレビがブームになった年だった。以
来、従来型のカメラを次々に押しのけ、1眼レフカメラの王座に。
国内では昨年、オートフォーカスがついに9割を超えた。すっかり
身近になった技術だが、どうして自動的にピントが合うのか。その
仕組みに焦点をあてた。
 「カメラに入ってきた光をいくつかの部分に分割して、像を結ぶ
位置を比較する。
これがピント合わせのポイントです」とミノルタカメラのカメラ開
発部主任浜田正隆さん。オートフォーカスのブームの火付け役とな
った同社の「α−7000」(1985年2月発売)を製品化する
際、ピント合わせの心臓部の「自動焦点装置」の開発にたずさわっ
た人だ。
 光をレンズの右側と左側とに二分するカメラで、ピント合わせの
過程を追ってみよう。撮影レンズからカメラの内部に入った光は鏡
で反射され自動焦点装置に入る。装置には2枚の特殊レンズと、直
径0.5ミリほどの穴が2つ開いたプラスチックの薄い膜、光セン
サーなどが組み込まれている。
 光はここで1枚目の特殊レンズとプラスチックの薄膜で2つに分
割され、さらに、もう1枚の特殊レンズを通って、光センサーの上
に2つの像を結ぶ。
 2つの像の間隔を光センサーで測定、この値からピントの合い具
合を内蔵されたマイコンで計算して、撮影レンズをピントが合う位
置までモーターで移動させる。これがオートフォーカスの基本的な
仕組みだ。
     *    *    *
 標準レンズのピント合わせにかかる時間は0.2秒程度。数年前
なら0.8秒ほどかかっていたが、マイコンの計算能力の向上など
で短かくなった。
 暗やみでの撮影は、被写体からの反射光が少なく、ピント合わせ
が難しかったが、カメラから光を出して反射光を増やすことで、月
明かり程度でも正確にピントが合うようになった。最近では、カメ
ラに入ってきた光を8つに分け、高度のピント合わせができる製品
も登場している。
 「カメラ開発は自動化追究の歴史。中でもオートフォーカスはメ
ーカーにとって長年の夢だった。実現できたのは、光センサーやマ
イコンなどの半導体技術の進歩があったからです」とニコンのカメ
ラ事業部次長清水照重さん。
     *    *    *
  オートフォーカスの歴史は30年近い。60年代前半には試作品
が完成していた。だが、光センサーもマイコンもない当時は、ピン
トの合い具合を計算するのにスーツケースほどの大きさの機器が必
要だった。これが実用化の妨げになったが、現在の自動焦点装置は、
わずか2センチ角程度の大きさだ。
 「いまのカメラはファインダーの中央付近にピントが合う仕組み
になっており、端の方にピントを合わせた方がいい写真が撮れる場
合には対応しにくい」と清水さん。
 「ファインダーのどの位置にピントを合わせればいいか、カメラ
が自分で判断する。これが究極のオートフォーカスです」
 
 
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* 人間の感覚をICで実現、理想の温度曲線に肉薄 * 
*     ファジー炊飯器  (ハイタッチテクノ)   *
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          92.01.22  夕刊 科学面 写真付き
 
 賢い洗濯機、お利口な掃除機−−。ファジーを売り物にした家電
製品が続々と発売されている。人間の感覚に近い「あいまいさ」を
生かすファジーとは、どんな技術なのだろうか。炊飯器を例に、フ
ァジーの仕組みを探ってみた。
 
 ○かまど炊き
 「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ」で例えられるかまど炊きは、
今も炊飯の理想とされている。1955年に誕生した炊飯器の歴史
は、炊飯曲線に肉薄する努力の積み重ねだった。
 初期の炊飯器は、一定の火力で加熱し、炊き上がると火を止める
だけ。79年に発売が始まったマイコン炊飯器では、火力の調整は
するものの、米や水の量に応じた細かい火加減は難しかった。それ
が、ファジー炊飯器が90年に登場して、理想の炊き方がほぼでき
るようになった。
 炊飯曲線のどこに力点を置くかは、メーカーによって異なる。「
米の量にかかわらず10分で沸騰させる」(三洋電機、大阪ガス)、
「沸騰した状態を20分間保つ」(松下電器産業)と、おいしい炊
き方に対する各メーカーの考え方が現れている。
 
 ○わずか1個
 私たちがご飯を炊くとき、「ジュージュー噴いているから火をち
ょっと弱くしよう」といった具合に判断する。「温度が目標より2
度高いから火力を10%下げる」とは考えない。「だから、人の感
覚をコンピューターに取り入れるならば、ファジーがぴったり」と
大阪ガス商品技術開発部課長の松原秀樹さん。
 マイコン制御でも微妙な調節ができないわけではない。しかし、
温度や米の量で極めて細かい区分けをして、膨大なデータを覚えさ
せなければならない。三洋電機主任技術員の下澤理如(まさゆき)
さんは「ファジーなら1つの集積回路(IC)で済むが、マイコン
制御では約50個が必要だ。販売価格がぐんとはね上がるうえ、炊
飯器の容積も大きくなる」と話している。
 
 ○おコメ3トン
 炊飯器づくりは、かまど炊きの極意を学ぶことからスタートした。
大阪ガスは、研究室にかまどをこしらえ、かまの底やふたなど16
カ所に温度センサーを取り付けた。
ご飯を炊いては、温度の変化を記録、その味を比較した。「1台の
炊飯器を開発するには、約3トンの米を炊きます」と松下電器産業
炊飯機器事業部技師の宮井真千子さん。標準的な家庭の十数年分だ。
 かまど炊きに限りなく近づいたが、おいしいご飯の追求にゴール
はない。新米、古米、外国米など、それぞれに一番ふさわしい炊き
方の研究が始まっている。
 
 ●ファジーの考え方
 炊飯器の温度を「高い」「中ぐらい」「低い」の3通りに分ける
と、Aでは「中ぐらい」で炊き上げる。温度が上がって、Bになる
と「0.7くらいは中ぐらいだが、0.3程度は高い」と判断し、
Cでは「中ぐらいと高いが半々」で加熱する。このようにして炊飯
曲線にほぼ合った炊き方ができる。マイコン制御では、「低い」の
次はいきなり「中ぐらい」となり、ファジーのように「温度の上昇
がやや急なので火を少し弱める」といった調節はできない。
 
 
 
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* カラー液晶表示板   (ハイタッチテクノ) *
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          92.01.29  夕刊 科学面 写真・図付き
 
 映像の輪郭がくっきり、色も鮮やか。高画質の携帯テレビやノー
ト型パソコンが人気を集めている。秘密はTFT(薄膜トランジス
タ)型カラー液晶表示板。画面の基板に埋め込んだトランジスタが
100万個を超すものもある。3年後、1兆円ともいわれる巨大市
場に向け、製品化競争に拍車がかかってきた。
 液晶は分子が液体と固体の中間にある物質で、1888年に発見
された。電圧をかけると分子配列が変動し、光の通り方も変わる。
これを光のシャッターとして使う。
 最新のカラー表示板の原理を示したのが図。液晶は平行な溝のあ
る透明な膜で挟まれている。前後の膜の溝は互いに直角の向きで、
そのため膜に挟まれた液晶分子の向きが、膜の間で90度ねじれた
状態になる。
 バックライトから出た光は、垂直方向の偏光板を通って垂直の波
になるが、液晶分子のねじれに沿って光も90度ねじれ、水平方向
の偏光板から出ていく。ところが、液晶に電圧をかけると、液晶分
子の大部分はねじれがなくなり、光は直進。垂直の光は水平方向の
偏光板で遮られ出なくなる。
 カラー表示板では、微小な画素ごとの光の出口に赤・緑・青のフ
ィルターをつけ、三原色の明るさの組み合わせで映像の色を表す。
この明るさを制御するのがトランジスタの役目だ。
 写真は5.6型の小型テレビの映像。シャープが試作した最新の
16.5型の表示板では、画素、つまりトランジスタが122万8
320個もある。
 「基板には、東京ドームに3ミリの異物があってもいけないほど
の精密技術がいる」とシャープ。このため、製品の歩留まり向上が
量産のカギ。日本電気は世界で初めて、ノートパソコンで8.9型
のTFT型カラー液晶表示板を実用化したが、「当初は月産1万枚
で、まともに使えたのは数枚だった」という。最近では歩留まりが
50%を超すようになったが、ノウハウは企業秘密だ。
 歩留まりの悪さが値段にも響く。単純なカラー方式に比べ、画面
インチ当たりの値段は3倍近い。シャープの5.6型のテレビで1
2万3000円、日本電気のパソコンは59万8000円。いずれ
大型テレビや高品位テレビ(ハイビジョン)にもカラー液晶表示板
が登場するのは確実。世界の先頭を走る日本の技術が、新たな技術
摩擦の火種になりかけている。


#0002 sci5367  9202042337

   私は職業がら この手の記事はすきです。

 なぜなら自分の生活に関係ある物が対象(オートフォーカスとか)
ですし。未自家な製品の科学(技術)紹介なので
つかれて帰っても、読む気がする。
液晶も、製品採用時、いろいろ調べたから興味を持った。
メーカーの涙ぐましい研究開発は、直接聞いていただけに
身近である、から読んだ。
朝日では、読者対象をどのような人物と考えて記事を書いて
いるのだろうか。家庭の主婦がDNA云々を詳しくしりたいと
読むかとか考えると、記事の書き方もちがってくるでしょうね。
それを考えずに記事を書くと読者はソッポを向く。
記者の自己満足でおわってしまう。
   .... オンラインでかいていると訳がわからなくなってきた(^^;)
また出直します。ちなみに私は前後の書き込みをよくよまずに書き込むので
ときどきはずす。ごかんべんを (。。;)
                         のは


#0003 sci5367  9202082040

 今日のニュース 「ミノルタ、自動焦点の特許侵害評決」

このあいだ自動焦点については記事があったようですが、特許侵害といわれる
4点のうち残る3点はどんな技術だろう。次の科学面記事が楽しみ。(^^)

ん?そんな記事の予定はないって?(^^;)

そういえば、このあいだ「ワイパーの技術」でも特許侵害云々の事件が
ありましたよね。自動車に使われている技術のうち、USで発明された技術って
ずいぶんあるとききますが、この点をもっとしりたいですね。(^^)

皆さん、車を購入するときは、ずいぶんカタログをながめて
エアバックだの、アンチロック機構だの、オプションでつけようかどうか
迷ったことがあるとおもいますから、身近な興味ある技術ですよね。

そうそう!!!!

 日本の特許制度がどうなっているか、なんてみんな良く知らないのでは?
これは、科学というより技術になってしまいますが、一度は特集いかがでしょう?

                            特許担当 のは


#0004 dando    9202082209

 確かに、あの記事の後ですから、フォローは欲しいところですね。
書いた記者は大阪科学部ですから、聞いてみましょう。なにせ120
億円の損害賠償命令だし、ほかの日本メーカーにも同じような特許使用料の
要求に発展するようです。ハネウェル社は有力制御機器メーカーだから
相当幅広い基本特許を押さえていたのかもしれません・・・dando


#0005 sci5367  9202120028

 ハネウェル社なんていうと、センサーは値段が高いし
民生の機械を設計するときは、選択対象から外しているのですが
基本的な技術発想がすごいですね。       (た)
karmaさんが このハイタッチテクノに知的興奮を期待すると
いってられましたね。最近、職務が変わったので特許的というか
「発明」つまり技術に興奮を覚えるのですが
うーんこのコーナーへの期待は大きい。    のは


#0006 sci4402  9202140556

      ハイタッチテクノ大変興味があります。同時にロータッチテクノ(といってい
    いのか?)についてもお願いします。例えば電池、この電池についても種類(ちょ
    っと身の回りをながめ回しただけでもマンガン電池、アルカリ電池、水銀電池、
    ニッケル・カドミュウム電池等 ... があります。)が沢山あり以外とその仕組み
    や正しい使い方がわかっているようで実はよくわかっていません。というわけで
    仕組みやら、生まれた背景、作った人のエピソード、使い終った電池の処分の仕
    方等紹介してもらえると、楽しいと思います。
    またテレビやビデオのリモコンの仕組み、色々な種類の紙、道具、建築物、建造
    物、古代の遺跡、等と身の回りには別に知らなくても困らない事が沢山あります。
    しかしそれを作りだした人の苦労とか苦心が、その影にひそんでいることと思い
    ます。それを知ることにより、また究明することにより物への思い、物をだいじ
    にする気持ちが湧いてくるかも知れません。またこれは物に限ったことではなく、
    動物、植物、鉱物、自然、宇宙と人間がかかわっているすべての事に言えると思
    います。
    ついに論調が発散してしまいました。失礼します ..... !
 
    '92. 2.12.(WED) 『霞む都会の星空』 気まぐれ Watcher の Antares( sci4402 )


#0007 dando    9202141612

  はい、この「ハイタッチテクノ」は「ハイテク」のことではな
いと理解されていますから、いろいろ出て来ると思います。

 また、例の自動焦点カメラの件、ミノルタが正面からの取材に
応じない姿勢なので、担当記者はいろいろ画策しているよう。少し
時間がかかるでしょう・・・・・・・・・・・・・・・dando


#0008 sci4914  9202150054

つまんな〜い。

こちらのコラムも内容がダラダラしててどこがキーテクノロジーなの
か全然わからない。

○α7000

 専門家が読んでも言葉の不足でイライラする記事だぞ。記者が理解
して書いた記事とは思えない。また、一般の読者向けには "ピントが
合った状態" というものを最初に詳しく説明しないと全然ダメでしょ
うね。 "ピントが合うというのはこういうことなんですけど、それを
自動的に検出するためにこういう仕掛になっている。" という言い方
が必要。
 また、α7000の成功の鍵は自動焦点装置の高速化に重きをおい
たこと。0.8秒が0.2秒になったという事実だけを書いただけじゃお話
にならない。 "この高速化がヒットにつながった" って書かにゃ。

○ファジー炊飯器

 これも全然カンどころをおさえてないね。読めば読むほど謎が深ま
る。対照となる「あいまいではない」判断の説明がはっきりしてない
からだね、きっと。また、「あいまいさ」をとりこんだ制御が微妙な
制御に等しいということが直観的にわかる文章になってない。だから
読んでてものすごく不安になる。

○カラー液晶表示版

 TFT技術が画期的と言っておきながら、TFT技術の必然性が書
いてない変な文章。読んでてやはりイライラする。TFTはどういう
問題をどのように解決したの?
--
総体的にこんな記事だったらやめてしまえって言いたいなぁ。イライ
ラするばかりだもの。科学以前の日本語の問題だぜ。
--
muchida


#0009 sci5367  9202182334

 今日の日経産業新聞に、ミノルタの特許訴訟のもうひとつの
面...
   実は8ミリビデオにも、その特許が影響する

と、ありましたね。他の新聞は、日立とミノルタが共同で
8ミリビデオの開発製造に乗り出すことしか出てないようでしたが
日経産業は、この記事の横に、その特許の事がかかれてました。

ところで、朝日の記者の方は、その特許の出願書類に目を通されたので
しょうか? 明細書の内容を読めば、おのずと訴訟の内容も
検討がつくと思うのですが....(これは批判ではありません)

        寝ぼけまなこでオンライン(^^;)   のは


#0010 sci2176  9202230116

 2月19日のハイタッチテクノを読みました。
 これは私の専門分野なので、客観的な評価にならないかもしれませんが、感想を述べさ
せていただきます。

(1)コメントをもらった企業の人の選択が良い。
(2)原理説明の比喩が的確である。
(3)絵が大きく分かりやすい。
(4)若い人に、技術分野へ興味を持ってもらう良い機会になる。(働く倫理感が大切)

 この企画、大賛成です。NHKの電子立国ニッポンの様な影響力のある記事を続けてく
ださい。科学の分野にはまだまだ分からないこと、面白いことがたくさんあるのです。


#0011 sci1089  9202280252

この欄は、「新製品とそれを支える技術を紹介する」のではなく「新製品開発までの
過程を紹介する」のでもない。なのになぜか「歴史」を感じさせられる。といっても
開発の歴史ではなく、製品の本質的を形成する技術とそれを支える周辺技術との進歩
がどのようにバランスして、現在の新製品につながったか。がそれとなく伝わってく
る感じ。だから、今後どうなるのか、次にどんなものが出て来そうか、というのが、
ボヤーとした感じで伝わってくる。
 焦点が定まった、明解でシャープな解説を望む人には評判が悪いかも知れないが、
それでは歴史なら歴史、技術なら技術、展望なら展望のどれかを解説することはでき
ても、新聞の限られた紙面の範囲ではそれらの「全体像」を表現しきるには不足だろ
う。それこそ雑誌や本の出番ではないだろうか。
 あれだけの紙面から、「何となく全体像がつかめる」ような気にさせられる(実際
「気になっている」だけなのかも知れないが)のが面白い。
 自分の専門外で、しかも意識的に求めて読むのではなく、単に与えられるのであれ
ば、きちんとした知識よりも、おおまかな全体像をつかめる記事の方が読んでも気楽
でいい。もっと知りたければ、詳しい解説書などを読めばいいのだから。

 もう頭のメモリーにほとんど明きがなくなっていて、新しい知識を取り込むのが困
難になっているのかも知れないが(^_^;
                                マサ
 土曜の欄は、どうコメントしていいかわからないし、時間切れでパスに
なりそう。
 水曜といえば、「のーべる城」がなくなったのはちょっと寂しい。
不定期でもいいから、キレのいいジョークを見せて欲しいと思う。


#0012 sci6605  9202281423

 記事の紙面上での位置がよく、図や写真の大きさや見出しのレイアウトなど読者の
目を引く工夫されているなというのがまず第一印象でした。
 読者の目を引くということはそれを読む人は必ずしも専門家にかぎらず、ごく普通
の「たまには科学面でも読んでみるか」という人も多いと思います。そうした読者層
を考えると、記事の内容としてはかなり良い線いってるなと思います。またマサさん
の、
>開発の歴史ではなく、製品の本質的を形成する技術とそれを支える周辺技術との進歩
>がどのようにバランスして、現在の新製品につながったか。がそれとなく伝わってく
>る感じ。だから、今後どうなるのか、次にどんなものが出て来そうか、というのが、
>ボヤーとした感じで伝わってくる。
というご意見には肯けます。製品開発の歴史ではなく、技術の進歩の歴史というか足
取りが掴める点がいいと思います(そうした意味で、いつのだったか忘れましたがC
Dを対象にしたものはよかったと思います。)
 今後期待する内容としては、Antaresさんのおっしゃっていたような”ロータッチ
テクノ”や、これから身近になると考えられる技術(例えばハイビジョンTVや、ス
テレオAM等)も対象にしていただけたらと考えます。
                              Bears’