Wat00338 ワーカホリック症候群

#0000 sci6000  9106160235

働き中毒は体に毒です。                                                 ・・・KANON


#0001 sci6000  9106160235

小生、ここ数カ月残業時間が100Hを上回りっぱなしで、五月連休もほとんど臨出、
五月中旬以降現在まで休み無し、毎週徹夜、今週はついに二晩徹夜という状況下で日々
過ごしております。徹夜の日は無論徹夜明けで帰れるはずもなく、徹夜明け継続勤務と
なります。

好むと好まざるとに関わらずこのような状況に追い込まれてしまいましたが、世間では
小生のような仕事中毒者を”ワーカホリック”と呼んでいますね。何でも仕事(work)+
アルコール中毒(alcoholic) の合成語であるとか。まだアルコール中毒の方がマシな気
がします。働き過ぎで倒れた、死んだなんてことになったら報われませんもの。

そんな小生の姿を見かねて、職場で死なれたらコトだ、とでも思ったのか、部長自らの
「明日は無理にでも休め」というお言葉を頂きました。今は一日も休めない状況にある
のですが、ほぼ一月休み無しのぶっ続け、客先の立ち会い試験も取りあえず完了したの
で明日、いやもう今日ですが、久々に休みます。

こういう生活を送る中、最近気になるのが「過労死」です。折しも二晩の徹夜明けで帰
宅した日、新聞に気になる記事を見つけました・・・・                        ・・・KANON


#0002 sci6000  9106160236

6/12朝日新聞朝刊に、”「看護婦が過労死」と提訴”という見出しの記事がありま
した。福井市内の病院に勤務していた准看護婦が一年前、宿直明け後に死亡したのは過
労死であるとして、両親が病院を相手取って損害賠償を求める訴訟を起こした・・・・とい
うものです。看護婦の過労死をめぐる提訴は全国で初めてということですが、ここで問
題になるのが労災認定ですね。看護婦の労災認定が出たのは過去一件だけということで
す。

この看護婦さんの当時の労働状況を伺うと、死亡したときは徹夜明け継続勤務で、帰宅
後入浴中に急性心不全で亡くなったそうです。死亡月には同様の勤務が五回もあり、月
の内、休みは二回ほど。小生の最近の状況と似ています。これに対する病院側の言い分
は「徹夜の記録は見あたらないし、徹夜明けの休みは申告すれば取れるようにしている
ので、過労死ではないと信じている」とのこと。病院側としてはやはり認められないの
でしょうが、正直いって労災認定には難しいものがあります。

ところで、小生はここで労災認定を問題にするつもりはありません。小生がこの記事で
気になったのは、この看護婦さんの死因が急性心不全だったことです。過労死の原因が
急性心不全。過労はやはり心臓に影響を与えるのでしょうか?              ・・・KANON


#0003 sci6000  9106160237

前の関連で、看護婦で唯一労災認定の出たケースの方の場合は、過労でくも膜下出血で
倒れたそうです。この場合は脳疾患ですね。過労は脳にも影響を与えるようです。

急性心不全といえば、小生の職場のかつての後輩の死因も急性心不全でした。死亡した
のはやはり一年前で、当時の労働状況は今の小生並。毎日血色の悪い青い顔をしてまし
た。過労死であることは明らかだと思います。亡くなった看護婦さんは「宿直明けの翌
日は頭がふらついて宙に浮いているような体調になる」と母親に話していたそうですが
これは典型的な徹夜明けの自覚症状ですね。その他、五感がやけに敏感になってきたり
します。目の下には隈ができ、白い顔の人はこれが目だちます。いずれも睡眠不足から
くるもので、これが脳や心臓に影響を与えるのでしょうか?                ・・・KANON


#0004 sci6000  9106160237

精神的なストレスもたまりますね。看護婦さんは交代制であり、病気で苦しむ患者さん
と毎日接するわけですから肉体的にも精神的にも過酷な労働状況にあると推察します。
小生の職場なども日々、製品納期に追いまくられ厳しい工程管理下で絶えず効率アップ
を要求されますから、生真面目で責任感の強い人ほど精神的にズタボロになりますね。

精神的ストレスがもたらす症状の代表例として「燃えつき症候群」があります。一つの
ことに没頭して、活動的に仕事をしていた人が、ある日突然落ち込んでスランプに陥る
現代病、などと解説されたりしますが、典型的なワーカホリックに多い症状なのでしょ
う。今回の新聞記事にも「看護婦になって4、5年の人が特に燃えつきやすい」とあり
ます。

小生、今の所徹夜の疲れが抜けきりません。急性心不全は予測できません。うかつに風
呂に入ったりするとヤバイかな?かつて一度だけ風呂で呼吸困難に陥ったことがありま
して、そのときは死ぬかと思いました。急性心不全で亡くなる方は多いですね。予防と
してはまず寝ることかな。人不足が叫ばれる中、一人当たりの労働時間は増える傾向に
あるのでしょうか?ワーカホリックにならないよう注意したいものです。    ・・・KANON


#0005 sci6320  9106160727

バーン・アウト・シンドローム(燃えつき症候群)が発展すると鬱病になってしま
います。肉体が破壊されるのが先か、或いは精神が破壊されるのが先か…。
お気の毒に。心より同情いたします。
KANONさん、お体を大切に(できないから困っているのですけど)して下さい。
鬱病のカテコールアミンより。


#0006 sci3725  9106160928

月100Hを越える残業なんて経験したことないなぁ。
想像するのもおっとろしいような..
 
そういう会社早く辞めちゃえば。命一回こっきりよーんヨン。
 
以前、新聞で過労死の特集記事読んだとき100H以上の
残業時間うんぬんというのがありました。
 
私も徹夜明けに、息が止まるかと思う程の痛さを経験した
ことあります。心臓には負担かかりますね。
 
とにかく、とにかく生きててちょうだいねんネン。
 
                    tantan


#0007 sci6000  9106161738

カテコールアミンさん、tantanさん、はげまし(?)のお言葉をありがとう。

燃えつき症候群って、実際どんな感じなのでしょうね?イメージは浮かびますが本人が
自覚できるものなんでしょうか?カテコールアミンさんは既にその過程を経ているわけ
ですか?笑い事でなしに。小生の場合、肉体的には自分で思ってるよりはもっとタフら
しい(人にはよくそう言われる)ですが、今の所は気力で持っていると思います。登山
で少しは持久力が鍛えられているようです。

残業100Hというのは過労死の一つのボーダーラインなんでしょうか?まぁ、目安に
はなるかな。小生の職場は100H前後の人が大多数です。自分で100H越えてるに
も関わらず、他人が100Hもやっているのをみると、「何が面白くて残業してるんか
なぁ」と思ってしまいますね。これは同時に自信に対する自戒でもあるのですが。ここ
までくると「会社に働かされてるなぁ」、と思うと同時に「こうなりゃ次は200Hだ
」なんて開き直ってしまいますね。今月は既に100Hを越えました。

知らない内にワーカホリックになっている自分に気づく今日この頃です。    ・・・KANON


#0008 sci5367  9106162208

カッ KANONさん 自分の人生を大切にしましょう。
ボクも以前は 休日なしの残業地獄・に燃えていましたが
ふと 振り返ると 何にものこってないのに気づいて
(仕事も なにがしか形になっていると錯覚するが 後から後から
ドンドン新しい仕事がくる。 そして昔成し遂げた仕事は
時代遅れの産物になっている ことに気づいて)
そう 自分の人生・ともだちを大切にするように 考え方を
変えました。

「自分がいないと この仕事は出来ない」なんて 昔は思いましたが

そんなこと ないんですよね。

うーん 過労死からは 外れたなぁ。

             身体と 精神と 自分の人生を
               大切に (^^)

                    のは

ほんに 徹夜したときは 身体がフワフワして 妙に 神経が
たかぶってしまったことを 覚えております。


#0009 sci2993  9106170212

「だめだ」と思ったら、ぶったおれて会社を休むとなんとかなるみたいです。
(友人の100時間残業者談)
それを乗り越えられる人がかえって危ないんじゃないかと言ってました。

150時間とか200時間残業を2、3ヶ月やった知り合いは、やはり
過労で倒れて点滴うけて2ヶ月寝込んだと言ってました。
やはり、「倒れなければ、しんでいたかもしれない」とのこと。
でもって、さすがに人が倒れると会社も人員配置とか考えるようです。
ただ、これは一般製造業ですから人員の増加で一人あたり作業量がへり
ますが、そーでない職場もありますね。

MAT


#0010 sci1250  9106171531

私の職場も過労気味なのはいとめません.100H/月の残業なんて,,,
残業して手当てが出るだけマシというものでしょう..

私の場合,仕事以外にも目指しているものがありますので
仕事で死のうとはおもいません,進行さんが泣いても,印刷所で人が死んでも
私は,休むときは休むようにしてます.それでダメなら,雑誌が出ないだけ
でんがな,,,,
以前,休まなかった時は「トイレで放尿中にぶったおれる」とか
そんな経験がありました,今でも,私しかできない仕事をしているという
自負はありますが,仕事では死にたくない.
仕事できなくても,かるーく謝っちゃえばいいんです.できませんよって.
拒否の姿勢がないとワーカーホリックなんて,残業時間にかんけいなく襲って
きますよ.

KEII-I

客観的に,仕事と自己の関係を見直してみてはいかがかな,,


#0011 sci6320  9106180617

KANONさんへ。
体力も人並み以上で精神力も強く人付き合いもよく、とっても燃えつきるようには
見えない人がある朝目が覚めると何となくやる気が起こらない。朝刊も読む気がし
ない、その時、本人は「うん、どうも俺は努力が足りないな、もっとがんばらなく
ちゃいかんな」と思い、より一層がんばり残業を繰り返し休みもとらない。すると
次に朝早く目が覚めたり、食欲が無くなってきたり、ものごとに興味がわかなくな
ったりしてきて、徐々に憂鬱な気分になってくる。それでも本人は努力が足りない
と思って更に残業を繰り返し休みをとらず自分に鞭打って働く。
すると、ある朝突然今までの人生で経験したことのないような、とてつもない憂鬱感
自己嫌悪感、罪悪感、その他諸々の不快な気分に襲われてどうにもならなくなる。

以上が燃えつき症候群から鬱病への一般的移行のしかたです。
お体を大切にして下さい。
カテコールアミン


#0012 sci6320  9106190620

ついでに言いますと、統計によって千差万別なのですが一般に一度鬱病になると、
4.5年に1回の割合、75パーセントの確率で再発します。一回の病相は予後の
良い病気ですので治るのですが、一生お付き合いしなければならなくなってしまい
ます。サラリーマンでしたら当然昇進に影響しますし(どうしても会社を休む事に
なりますので隠す事は不可能です)極端な言い方をすれば一生が目茶苦茶になります。
また、鬱病になりやすい性格(執着気質、メランコリー親和型性格、循環気質等と
いいますが)はありますが、この人は絶対に鬱病にならないという性格はありません。
遺伝的負因もありますが、確実に証明されてはいません。つまり誰でもいつでも、
鬱病になる可能性があります。
で、一度なってしまうと、もう駄目ですね。経験で言っていますが。
カテコールアミン


#0013 sci5367  9106192321

執着気質はわかりますが

 メランコリーと 循環気質は どないなものなのでしょうか?

                      のは


#0014 sci6320  9106200559

循環気質とは、古くKretschmer(クレッチマー、ドイツの学者です)が躁鬱病の病前
性格として見だしたもの、社交的、善良、親切、情味深い(おっとりして満足して
いる型)のが基本的特徴です。この上に、明朗、ユーモアに富む、活発、熱しやす
い、陽気で快活で人づかあいがよい(浮かれる軽い躁性の型)ものと、静か、落ち
着いている、物事を苦にするより深く悲しむ(陰鬱に傾きやすい型)ものがあると
いい、これらの傾向が増強すると循環病質(性格異常)に、さらに増強すると
躁鬱病へ移行するような内的素質をもっていると考えたものです。
 
分裂病やてんかんなどの病前性格と対比して考えたもので、肥満型の体質が多く、
一般に柔らかく温かで、冗談を解し、情緒的に共振しやすく、社会的適応性がよく
現実的、精力的、活動的、常識的、円満といわれます。

周囲との極端な共振性から躁状態や鬱状態に陥ることがあるといわれています。

両極型ではたしかに多いのですが、単極型ではそうでなく、執着気質やメランコリー
親和型が多いといえます。
−−−−−以上「プライマリケアのためのうつ病診療Q&A」金原出版より引用
させて頂きました。
要するに「とってもみんなに好かれるいい人」ってとこでしょうか。
私は自分がいい人だとは思いませんが他の「いい人」達に限って鬱病になるのは、
不幸というか不条理というか気の毒ですねえ。
カテコールアミン


#0015 sci6320  9106210606

私のせいで基調発言からズレてきましたようなので、とりあえず「燃え尽き症
候群」まで話を戻します。

燃え尽き症候群(burnout syndrome) は精神分析学者であるFreudenberger の
造語です。彼の配下あるソーシャルワーカーたちにみられた心身の疲労状態−
不眠、抑鬱状態、焦燥、困惑、体重減少、息切れ、体力低下、などの症候群で
あり、いままで真面目に活発に仕事、勉強をしていた人が、燃え尽きたように
急速に陥る無気力状態のことです。
1970年代には看護婦の同状態について多くの報告がなされ、注目されまし
た。Christine は「身体的および情緒的な極度の疲労による症候群で、自己卑
下、仕事拒否反応、患者に対する関心と思いやりの喪失を伴うもの」と定義し
ています。
1980年代になると、燃え尽き症候群は、ケースワーカー、看護婦のみなら
ず、会社の管理職をはじめやらゆる職業について増加している現代病であると
理解されています。
Kielholzの鬱病分類にみられる疲憊性鬱病と似ています。心因性鬱病として、
治療を要する場合も多いと考えられます。
−−−−−以上、同じ本からの引用です。−−−−−−−−−−−
カテコールアミン


#0016 sci5367  9106220004

ありがとうございました
                     のは


#0017 sci1157  9106220046

一生がめちゃくちゃになるというような言い方はあまりして欲しくないですね
                    欝病予備軍の一員より


#0018 sci6320  9106220556

sci1157さんへ。
おお、言い過ぎてご免なさいでした。
今年の2月からずうっと鬱病相が続いていて何でも悲観的に考える癖がついてしま
っているので、つい悪いほうに考えが行ってしまいました。
人によっては鬱病をステップにして、より豊かな人間性を身につけられる方も
いらっしゃいます。私ももうちょっと現状を冷静に考えるように致します。
こうやって、たまにどなたかに軌道修正をしていただくと大変助かります。
カテコールアミン


#0019 sci2754  9106222124

  私の会社(系列)では3ヶ月以上連続して80Hを超えた時には
、医者の診察を受けなければなりません。しかし、あくまでも体の
状態だけで精神的な面までは考慮されていないようです。
  過労死はそう簡単には起きないようです。(人によります)10
0Hだろうが200Hだろうが元気な人は元気ですから。でもこう
いう勝手な判断が一番あぶないのだそうでして、見掛けは元気そう
でもある日突然倒れるとか。

  徹夜して体が浮いているような感じがするのは誰でもですし、た
だ、体が疲れているだけです。でも気分はハイなのでそのようなこ
とを続けていると倒れると思います。

  自分で疲れているなあとしみじみ思うようになったら休みを取っ
たほうがいいでしょう。

                                                      長谷川


#0020 sci2993  9106240913

精神の状態は、そうとう肉体をコントロールするようで、
人間が一番「働く」のは戦場です。とんでもない量の作業
を長期にわたってこなせますが、復員してきて「死ぬ気になって」
働いてもとてもその状態は再現できなかったという話しが
ありますね。

MAT


#0021 sci6320  9106242211

うーん。いかにもありそうな話ですね。戦場のような極限状態では何が起こっても
おかしくないでしょう。
そういう観点に立って考えると、少なくとも堅気の私達は命を張ってまで仕事を
しているわけではないですから、本来ならかなり心に余裕をもてる筈なのでしょう
けれど、あまりに忙し過ぎると自分が命を張って仕事をしているような錯覚にとら
われてしまうのでしょうかね。
長谷川さんが言われた「徹夜をした翌日のハイな気分」というのは実際に断眠療法
といって軽い鬱病だとそれだけで治ってしまうものですし、徹夜明けで、しかも、
結局仕事が完成しなかった時の気分て「えーい、くそ、煮るなり焼くなり勝手にしろ。
もう、どうなったって構わねーやい。」という開き直りみたいのがあって、その境地
に達すると「心」が先か「体」が先か分からないけれど間もなくぶち壊れるのでしょう。
我社は長谷川さんのところよりはマシで3ヶ月で月平均60時間以上やると健康診断
を受けることになっているのですが健康診断の結果が「これ以上働くと死にます」
位でないと結局働き続けるわけですから、ワーカホリックはいつまで経ってもワー
カホリックのままなのでしょう。欧米並みに生きる為に働くように(そのボーダー
ラインが年間1800時間労働なのかな)なるのはいつの事やら。今の私たちは働
く為に生きているようです。全く主客転倒も甚だしいですね。
カテコールアミン


#0022 sci5367  9106242346

        いきるために 働く   

         これですよね
                          のは
割り切ってから 残業が少なくなった

 でも...

給料も少なくなった...


#0023 sci6421  9106250041

    のはさんに同感です。

    会社のためではなく、まず自分が生きるために働くんです。
                            ~~~~
    結局仕事には、給料分の価値しかないと割り切ってます。ウウ・・ヒクイ・・

        特にこういう世の中では・・・
                                   Carr.


#0024 sci6000  9106300140

どーも、お騒がせしております。

仕事の方は取りあえず一段落しました。6月の残業は何とか143Hに収まりました。
うーん、”4”の数字が入っているところが何やら暗示的ですね。この間の小生の症状
はというと、軽い頭痛と血色の悪い顔といったところです。あと、軽く風邪を引きまし
た。全身のだるさは言うに及ばず、です。目の隈はしばらく取れそうもないですね。会
社の洗面所で鏡を見る度、自分の顔の不気味さを思ったものです。

お言葉を頂いたみなさん、どうもありがとう。

のはさん。仕事に燃えると確かに後には何も残りませんね。後に残るは燃えカスとなっ
た自分のみ。なるほどこれが「燃えつき症候群」か。自分の考えは変わってませんが、
やらざるを得ない時ってやっぱりありますね。

MAT さん。確かに倒れてからでないと周りはわからないみたいですね。そうして対策は
後手後手へとまわっていく。今の過労死関連の報道などをみてると、人が死んでから労
災認定などの動きが活発になることが多い。生きてる時は何にもしてくれないで、死を
きっかけとしてから動き出すなんて、死人にはむごい話しです。それも日頃の自己管理
力の無さゆえ、なんて言われてしまうと何も言えませんが。

KEII-Iさん。残業代が出るだけマシ、おっしゃる通りです。これで残業手当がつかなか
ったら仕事なんて投げ出しますね。小生も仕事以外に目指すところがありますので、仕
事はほどほどにしたい。しかし今の仕事は頭を使う、創造力、応用力が必要な仕事です
ので、仕事=趣味と考えられる、もしくは仕事一筋でやっていける人でないとやってい
けないところです。従って、仕事は生きるための手段さ、とうそぶいてやっていくなら
もっと単純作業の仕事でないとダメですね。ちなみに小生の上司はそううそぶく人間の
一人です。上の人にはたいして残業もせず、効率よく仕事ができる人間のように評価さ
れてるようですが、それも小生が彼の仕事を肩代わりしているからです。今の3K職場
を嫌う人間なんてみんなこの手の類でしょう。つまり立案だけして生産は他人に任せる
連中。そうして生産者不在の世の中になっていったら、産業は崩壊しますね。日本の行
く末が案じられます。                         ・・・KANON


#0025 sci6000  9106300141

カテコールアミンさん、「燃えつき症候群」の解説ありがとう。ところで小生は新聞を
読む気がしなくなったり、やる気がしなくなったりはしますが、自分の努力が足りない
な、と思ったことはないですね。なんたって自分だけが過負荷になってるのは上司が悪
いと思ってるような人間ですから。ということはしばらくは本格的な欝病になることは
ないのかな。循環気質やメランコリー親和性となると小生とはかけ離れた世界のようで
す。

しかし、sci1157 さんの言うとおり、一生がめちゃくちゃになるというのは少々大げさ
なような気が小生もします。でも欝病の方からみたら本当にそう感じるところがあるの
でしょうね。精神病で通院を続けるということだけでも精神的なプレッシャーとなるで
しょうし、周囲の人の対応も変わってくることでしょうから。

長谷川さん。通常の検診ではやはり肉体面での診断程度になりますかね。精神面までを
フォローしてもらうとなると、自分から進んで精神科医に行かなければならないでしょ
うね。もっとも健康体でそこまでする人は日本人ではあまりいないと思いますが。過労
死で亡くなる方は確かに実際は少ないと思います。その人の死を過労死と認めるかどう
かにもよってきますが。小生の職場では残業時間の最高は250H程度。たまにそんな
こが話題になると、おまえも一度残業のチャンピオンになってみろ、なんてことを言わ
れますが、そんなもの競っても何の意味もないことです。しかし100H以上の残業を
してみせるというのは、周囲に色々な波紋を広げますね。ある人にはプレッシャーを与
え、ある人には(自分に対しての)意見を言わせない、などなど。まぁ、いずれにして
もいい影響は与えないようです。前の関連とも絡みますが、もの作りはこれからますま
す難しくなりそうですね。                       ・・・KANON


#0026 sci6000  9106300142

Carr. さん同様、小生ものはさんに同感ではありますが、生きるために働いているよう
で、実は働くために生かされてる、これが世の大部分の人ではないでしょうか。少々大
げさに言えば、今の経済大国日本を支えているのは、このような人たちでしょう。まさ
しく経済戦争の兵力そのものですね。こういう状況下では時短なんてまだまだ先の話で
すね。過労死は今はまだ少なくても、これからは増える傾向にあるのではないでしょう
か。それとも生産力が弱くなって、経済力がダウンするほうが先か。日本の行く末やい
かに?                                ・・・KANON


#0027 sci2754  9106301622

  KANONさん
  頭痛と風邪を引いたそうでしてかなり限界のようですね。それで
もやっと仕事が一段落したそうでして、もう少しするとボーナス並
の給料に顔がほころぶのではないでしょうか。そうなれば、今度は
遊びましょうね。
  ところで、診療ですが精神的な病気が表に現れればいいのでしょ
うけど、残業が多い人なんて誰でも疲れた顔をして顔色が悪く視点
が定まらず気力がないですからね。かといっておっしゃるように自
分から精神科に出向く方なんて少ないでしょうし怖いなあ。結構過
労による自殺なんていうのもありますしね。(仕事を苦にして自殺
なんていう記事がありますから)
  ところで、私の勤めている会社の最高残業は500Hオーバーで
す。ただし、残業の計算が違うと思います。徹夜明けは総て残業扱
いとなります。さて、500Hはどうしたらできるのか。月曜日か
ら土曜日まで徹夜し日曜日の夕方に帰宅するというのをずーっと続
けるとこういう数字が出て来ます。でも徹夜といっても仮眠といっ
て3,4時間ぐらいは寝ていますし、極端な値です。
  最近は組合からの申し出で徹夜明けは午前中で帰らなくてはいけ
なくなってからは極端な数字は出て来なくなりましたが、今度は深
夜残業(深夜25時ぐらいまで)の届けを出して実際には朝の5時
ぐらいまで働いているというのが実情です。なぜならば、徹夜で次
の日に午前中で帰ると仕事が終わらないからです。会社側もこれを
予想していたようです。
  私は無責任男なのできっかり1時ぐらいで止めますが。(たとえ
仕事が終わらなくても)

  しかし、こう考えると個人の仕事に対する姿勢にも問題がありま
すが、会社側にも問題があるなと思います。

                                                      長谷川


#0028 sci1157  9106301954

私の職場にヨーロッパ人の学生(複数)が実習生として入ってきました。
なかなか優秀な明るく活発な学生たちです。
周りの人々ともすっかり仲良くなり良く仕事しています。
彼らが1ケ月ほどしてから来ていうにはなるほど日本人は長い時間残業して良く
働く。しかし、仕事の密度は高いといえない。ヨーロッパ人はほとんど残業しない
けど、仕事の中身としては同じくらい働いているような気がする。と言っていました。
諸兄いかが思いますか?


#0029 sci3725  9106302253

以前、新聞記事で日本企業で働く外人女性社員が、日本の男性社員の労働
時間が長いのは「ばーーかだから」とはっきり(それも写真入りで)言って
いてオロロイタ。この記事掲載されたあと、職場でうまくやっていけるの
かしらんとちょっぴり気になりました。
 
しっかり働いてるか、単に要領が悪くて時間喰うのか、などなどは一緒に
仕事してる人間が一番よく知ってることかもしれない。私自身は、自分が
職場に貢献してるんだという気持は必要だと思ってます。給料もらうのは
第一目的だけど、それだけで働き続けるのは..辛い。
 
昨日だったかなぁ..寝惚け眼でテレビみてたら過労死の特集してました。
過労死認定されるか、されないかは死亡一週間前の労働時間で判断されるとか。
これだと蓄積された疲労は除外されるということでした。
 
ただの死亡だと遺族には退職金の支給のみ、過労死認定されれば遺族年金が
それ以後支払われ続けるそうです。薄情だなぁって思った。
 
忙しくて当たり前!!!病気になっても仕方ない!!!なんて雰囲気の
職場は自分を大事にしないと使い捨てされるかもしれないヨ。
 
                           tantan


#0030 sci6320  9107012155

sci1157さんのヨーロッパ(といってもアングロサクソン、ゲルマン、ラテン系で
仕事に対する考え方はまるで違うでしょうが)の実習生諸君のお話とtantann
さんの「ばーーかだから」というのは、さすがに日本人労働者としてムッとしますね。
どこが、どのようにムッとするのか自分でも分からないけれど、とにかくムッとします。
この「ムッ」が溜まって行くと戦争したくなるんでしょうね。きっと。
カテコールアミン


#0031 sci6320  9107012157

あ、ごめんなさい。tantanさんにnが一個余分でした。
カテコールアミン


#0032 sci6421  9107020226

tantanさん
>私自身は、自分が職場に貢献してるんだという気持は必要だと思ってます。給料
 もらうのは第一目的だけど、それだけで働き続けるのは..辛い。

    確かに、職場に貢献してる、社会に貢献している、という気持は必要です
  ね。「いきるために 働く」というのは、おっしゃるとおりそれが第一目的だ
  ということであって、それだけがすべてということではないと思います。 
    ただそんなふうに割り切るには、仕事以外にも何か大切なものを持ってい
  る、というのでもないと難しいのかもしれませんね。

                                   Carr.


#0033 sci6320  9107020603

仕事以外何もない=ワーカホリックなんでしょうね。
定年をむかえてやっと自由になったのに、すぐに突然死をしてしまう人、あるいは
何もやることがなくて、会社まで行って正門の前でウロウロしている人、いるんで
すよね、実際に。
そうはなりたくない。何かを(仕事以外の)見つけねばなりませんね。
カテコールアミン


#0034 sci6512  9107020931

 >仕事以外何もない=ワーカホリック・・・

 恐いですね。でも実感できるようになってきました。
 仕事をしてると、何もできない、気がのらない。
 これが進行して、仕事以外何もないになってしまうのでしょう。
 いつのまにか・・・。(・_:)
 私も、兆しがでてきたところです。

 拓


#0035 sci5367  9107022158

外国人は 時間内めいっぱい ハードに働いて 残業せん とは
聞きますが ボストンに出張にいって さる研究棟の 他の会社
つまり アメリカの会社の人の 働きぶりを みましたが
たしかに 一生懸命やっているつもりなんでしょうが
どーも リズムがのんびりと というか おおらかで...
青筋立てて、という人は いなかったなぁ。

   どうも 日本語文章みだれてますが(^^;)

あちらの人は 仕事、これと これと これをやったら おしまい!!

       帰るっ !!   て感じでしたけどね。

     ハードって感じじゃ なかったなぁ。

                       のは


#0036 sci6000  9107070219

先月の給料はボーナス並でありました(^^;)。 ボーナス貰ったばかりでまた・・・・喜んで
いいんやら、悲しんでいいんやら。さて、何して遊べばいいのでしょう?という人が最
近多いそうで、仕事一辺倒でやってきた人は仕事以外の生きがいをなかなか見つけにく
いとか。まぁ、典型的ワーカホリックですわな。

長谷川さんの所は徹夜明けも残業としてカウントするんですか。それならば500Hも
たやすいですね(^^;)。 徹夜して翌日帰ってしまうと仕事がかえってたまってしまう。
そんな所がほとんどでしょう。また日限が明日で徹夜しないと間に合わないというもの
なら話は別ですが、そうでないただ仕事の山が片づかないから徹夜する、そして徹夜明
けも仕事する、なんていうのは効率悪い。でも心理的にやらざるを得なくなってくるの
ですね。これはやはり受注と生産のバランスが合ってないからでしょう。

欧米人と日本人の仕事の密度の差、でありますかsci1157さん。 ヨーロッパのどこの国
の方なんでしょう。お国柄や職場、仕事の内容によって色々と異なると思いますが、工
業先進国とそうでない所では一つ差がありますね。海外出張の経験者の話を聞くと、イ
タリアやスペインなどの国では比較的のんびりやっているようです(製鉄所です)。午
前中で終業してしまうところがほとんどとか。ユーザー教育で出かけた方の話では、説
明してる間もあまり集中力がなくて、終わる時間ばかり気にしていたとか。もっとも、
この相手は現場サイドの人だから、上流工程の技術者とかだとまた話は変わってくるか
な。欧米諸国は組合や福祉面が発達してるから結構働かなくていい面もありますね。

その他、教育面などをみると欧米諸国の大学は学生への指導が厳しく、入るに易しく、
出るに難い。また学生も目的意識がはっきりして学業をまず優先する。企業に就職した
彼らは即戦力となる。かたや日本の大学は入るに難く、出るに易しい。学生は遊び優先
学業二の次で、企業に就職した彼らは再教育を受ける。さて、実務レベルでの能力差が
いかほどありましょうや?この辺から仕事の密度差が出てきそうですね。

また技術職などでは技術指向の違いからくる仕事内容の違いなどからも差が出てくるか
も知れません。それは平たくいえばユーザーが製品に求めるスペック/仕様の相違です
ね。欧米諸国は一般に製品に高い精度を要求しません。品質管理なども割と大ざっぱで
す。それに対して日本は品質管理がシビアで、製品なども高精度を要求します。それを
仕様通り満足させるのはかなりの労力を必要とします。我々の残業などほとんどがそれ
のためです。客の要求なんていちいち聞いてらんないぜ、てのが本音かな。

まぁ、無駄な会議なんてのも結構ありますね。TQC活動とか(^^;)。    ・・・KANON


#0037 sci2754  9107072302

  KANONさん
  まだまだ忙しい時期が続くのでしょうか。どのような仕事か存じ
ませんが、私の場合プログラマーという職業ですので、まあ、私の
作った作品が世の中にでているわけで、仕事をやり遂げた時には、
苦しければ苦しいほど満足感もあります。 「も」と書いたのはや
っぱり疲労感みたいなもの(わるいほうの)もあるからですが、い
ずれにしても終われば取敢えず安堵しますし、酒も美味しいもので
す。金も入ったしね。
  ところで、500Hなんてたやすくありませんよ。(^_^)前回の
書き込みにもあるように毎日徹夜で休みなしですから。もうこの記
録は4年くらい破られていないです。(破ろうとも絶対に思いませ
んが)
  さて、外人の働きぶりですが国や地方によって違うでしょうね。
イメージとしては南国の方はのんびりしていて時間にルーズな感じ
がしますし、北欧系の方は時間より内容に(寒いから)辛そうに思
いますし、アメリカ人は密度の濃い仕事をしている(ただし、肉体
労働はやりたがらないような)、必要なら残業も休日出勤もするよ
うな感じがします。
  いずれにしても日本人はもっと合理的にならなければならないで
しょうね。

                                                      長谷川


#0039 sci3725  9107082235

わたしは就職したばかりの頃、一人で残業するのはいやだよーんと
先輩にすがりついたことがありました。結局、最後は置去りにされ
てしまいましたが。
                      tantan


#0040 sci1213  9107082256

一人で、定時でかえろうとすると、後ろ髪ひかれるみたいで・・・
でも、定時でかえれるときは、めったにないので、頑張って帰ります
ちなみに、先月の残業は、約50時間、まだ健全かな・・

ゆうがん


#0041 sci6320  9107090554

うちでは一人で徹夜する事は原則的に禁じられています。
噂では、一人で徹夜していて朝みんなが出勤してきたら、その人が死んでいた事が
あったからだとか。
歴史の古い会社なのでいつ、誰が、というのはモヤモヤとして分からないのですが
悲惨ですよね。そういうのって。
カミカゼ特攻隊をイメージしてしまう。そういう人々に支えられて今の日本経済が
ここまで来たんでしょうね。外国人にバカだの効率が悪いだの言われると、そうや
って死んでいった人々がうかばれないわなあ。まあ、バカっていえばバカなんだけど。
カテコールアミン


#0042 sci6000  9107140300

過労死はある日突然やってくる・・・・

峠は越えたので、今月は先月より大幅にペースダウンしている、という状況です長谷川
さん。それよりどうも最近過労死関連の記事が気になって仕事が手につかない、という
のが正直なところかな。何しろ過労死の条件にいちいち当てはまってますから。結構、
峠を越えたあたりで倒れてしまうケースも多いようですね。どうも最近疲れが残ってし
まって・・・・朝、目が覚めると目の周りが異様に重いのです。かつて、30を過ぎた先輩
が「最近疲れが取れにくくてなぁ」なんてことを言っていて、小生は何をおっしゃる兎
さん、と思ったものですが、今はその気持ちがよくわかります。

つきあい残業、っての確かにありますねぇ、のはさん。特に上司と一緒の場合、なかな
か上司より先に帰れません。これもタテ社会、年功序列からくるものでしょう。残業て
のはやはり恥ずべきものだと思います。まぁ、生活残業ってのもありますけど(^^;)。
小生の場合、後輩の残業にはよくつきあいます。というか結局、彼らはまだあまり仕事
ができない(ハッキリ言えば使えない^^)ので、そろそろ中堅社員の我々がやらざるを
得ないわけです。

ところで長谷川さん。小生の職業は鉄鋼業界相手の設備機器のハード設計技術者です(
今の所)。某電気メーカーの工場で働いております。手がかりはあちこちの書き込みに
残してありますので、個人的に興味あったら探してみてください。環境汚染に一役買っ
ているというのはそういうことです。まぁ、これは工業に携わる人間の宿命でもありま
すが。                                                              ・・・KANON


#0043 sci6000  9107140301

ゆうがんさん。50時間くらいを上限にできればまぁベストと言えるかな。小生の生活
残業は30H程度です。まぁ、今の所生活残業する必要もさほどないのですが。仕事が
少なかった時期はオール定時で帰った月もありました。最近ではちょっと考えられませ
んね。

うちでも一人で徹夜する事は原則的に禁じられています、カテコールアミンさん。やは
り万が一死んだりするとコトだから。徹夜で死んだりしたらそれこそ犬死にですね。教
育事情や産業構造の違いなどから考えていけば、上っつらを見ただけで日本人がとかく
残業をするのは実務能力がないからだ、と判断されるのは早計のような気もしますが、
己の例で話せばとにかく仕事が多い。これだけは確かです。製造業で仕事が多いとはど
ういうことかと言えば、受注が多く生産が追いつかないということです。そしてその背
景には最近話題になっている人不足があります。それも中堅どころが異常に少ないんで
すよね。これは業界によってはまた異なるかも知れませんが。で、リクルート活動がこ
れまた異常に盛んです。超売り手市場っての、報道だけではピンと来ませんが、現場を
見てるとよーくわかります。で、大手メーカーの設計・開発部門というのはもうほとん
どマスター/修士しか取りません。それが関連会社になってくると格が下がってくるわ
けです。これはメーカー離れが叫ばれる昨今では仕方無いことかも知れませんね。何と
なく残業が増え、イコール日本人が無能呼ばわりされる構造が見えてくるような、来な
いような・・・・仕事は合理的にやりたいものです。             ・・・KANON


#0044 sci1902  9107141156

はあ、働きすぎ・・・ですねえ。
私の3月までいた職場の場合、残業手当はでませんから
カウントしていませんが月に100時間は軽く越えて
いたんじゃないかなあ?
それに、「当直」という名の「一人徹夜勤務」は制度と
して存在(3−4回/月)ありましたし・・・
まあ、やってた当時はしょうがないかな、と思っていました
けど、やはり一部の労働法学者さんやらがいうように
劣悪な労働条件なのかなあ? (当直手当もでなかった
しねえ)

で、うって変わって現在ですが。当直そのものが無い職場
ですし、「付き合い残業? なにそれ?」(ま、こりゃ私
個人の性格からかも知れないのですけど)でありますから
のんびりやってます。
はっはっは、助教授より確実に早く帰宅したぶん教授よりも
早く帰宅している平医局員であります。
     でも、給料は下がったの    つちねこ


#0045 sci2993  9107190120

外国の方々が残業をしないのは、ズバリ「のんびりやっているから」
に他ありませんね。(と言い切ってしまう)たしかに「効率がわるくて
従業員に残業を強いる」という事情はありますけど、欧米さんの効率
って日本より悪いかトントンだもんね。

あたしゃ、仕事で必要なモーターが西ドイツ(なつかしい言葉だ)
だったもんで、きっちり夏休みとられて納期が3か月も遅れた経験
がありやす。日本でそーいうことはゆるされねーぞ。

MAT


#0046 sci6320  9107192038

昔(といっても2年位前ですが)航空自衛隊の仕事をやっていました。器材は米国
のお下がりなもんですから輸入品に頼りさるを得ない事が多くって「え、輸入品!
だめだぁ。半年かかるな。納期延期だな。延滞金払わなきゃいかんな。」という会話
を始終していた事を思い出しました。
ったくアメリカの人々のノンビリとしたオオラカさには随分泣かされましたです。
カテコールアミン


#0047 sci2754  9107202332

  KANONさん
  私は過労死はたいした問題ではないと思っています。もちろん、
人が亡くなるのですから軽視する気ではありませんが、それよりも
っと大きな問題があると思っています。それが、今までここで話題
になったかもしれませんが、精神的な面です。
  忙しい時のKANONさんの書き込みを再度読んでみても悲観的な面
が見えるようです。また、私の周りでも同様に悲観的になり「何か
おもしろいことがないかなあ」とか「なんで働いているのだろう」
という言葉をよく聞きます。明るく振舞おうとはしていますが。
  これは、忙しいだけの問題ではないでしょう。好きなことであれ
ば16時間働こうが疲れを感じないし悲観的にもなりません。私だ
けがそうなのかもしれませんがどうでしょう。つまり、仕事は楽し
くないもの仕事だからしかたなく・・・という気持ちがあるわけで
す。
  で、ただ悲観的にしかも一時的な物であればいいのですが、残念
ながらそれが慢性化する時があり、うつ病等という病名に変わるの
ではないでしょうか。そうはならなくとも会社を止めてしまったり
ひどくなれば自殺なども。
  何故過労死よりもこういう精神的なほうを問題とするかと発生者
の数に余りにも開きがあると思われるからです。
  解決方法は二つ。仕事を苦と思わないことあるいは思えない仕事
をすること、そして、過剰に仕事をしないことと思っています。

                                                      長谷川


#0048 sci6320  9107280444

ここに面白い(ご本人達にとっては面白しろくない)数字がありますのでご紹介しま
しょう。長谷川さんが言わんとされている事をズバリ数字にしたものです。
年代別、日本人の死因のトップ3。
データは1982年と古いものですが厚生省の人口動態統計よりの抜粋です。
死因      第1位      第2位      第3位
15〜19歳  不慮の事故   [自殺      ]悪性新生物
        52.0%   [12.1%   ]10.1%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20〜24歳  不慮の事故   [自殺      ]悪性新生物
        34.3%   [26.5%   ]10.1%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
25〜29歳 [自殺      ]不慮の事故    悪性新生物
       [28.2%   ]21.8%    15.3%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
30〜34歳  悪性新生物   [自殺      ]不慮の事故
        24.2%   [21.1%   ]15.8%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
35〜39歳  悪性新生物   [自殺      ]不慮の事故
        27.7%   [16.9%   ]11.7%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
40〜44歳  悪性新生物   [自殺      ]脳血管疾患
        30.6%   [12.7%   ]12.5%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
自ら命を絶つ人々は私達が日常的感覚で理解しているよりはるかに多いのです。
個々の自殺者にはいろいろな動機があるのでしょうが早い話が長谷川さんの言われる
ように悲観的になってしまった事が原因なのでしょう…。
悲しい事ですが現実です。
カテコールアミン