Wat00152   『科学朝日』4月号に感想をお寄せ下さい

#0000 kimot    8903042126

 『科学朝日』4月号へのご感想、ご批判、ご指摘などは、
 こちらへどうぞ!お待ち申し上げております。
                      科学朝日 木元・拝

#0001 sci1017  8903051417

 さっそく、4月号を購入してきました。

アナログの復権
「「「「「「「
 身近なものでデジタル、アナログの対比をするならばやはり時計。
使ってみると相対量が分かる点で、アナログ時計にこだわる人達
が多いようです。この2種類の時計を区別する定義は、表示方式と
理解してよろしいでしょうか。というのは現在の時計は表示がアナ
ログでも、原理としては電気的なパルスをカウントする電子デジタ
ル技術が元になっていますから。一方、一昔前は原理は交流モータ
ーによるアナログなのだけれど、カードをパラパラさせて表示する
デジタル時計というものもありました。あれはこんなこともできる
ということで出てきた流行現象だったのでしょう。
 アナログの復権は手の操作性ではなくて、人間の耳目に触れると
ころの使い易さが原因で回帰現象が起きているということでしょう
か。
 以前、別の会議室でも書いたような気がしますが、デジタルとい
う単語を数値桁の意味で使うのはアングロサクソン的用法なのでラ
テン系の言語では歓迎しなかったそうです。しかしもう完全に定着
してしまったようですね。声の大きいほうが勝ち。

中国の「気功」フィーバー
「「「「「「「「「「「「
 放射性元素の壊変確率と気功術という結びつきはまったく予想も
しないことでした。細かい理論については、まったく知識がないた
め何も言えませんが、中国の二都の対抗意識と雑誌との関係につい
てのコメントを興味深く読みました。
 私自身、大脳機能の性差についての記事を中国の雑誌で読んだば
かりでしたので、中国の雑誌を読むうえでは、そのような事情を念
頭に置かなければいけないなと思いました。私の読んだ「科学画報」
は扱うテーマも幅広く平易な説明なので面白い雑誌と思っていま
すが、あの雑誌の出版社も上海にありました。
 「科学画報」87年5月号にも数行の短い記事で「電子気功師」
という商品が出ていました。広東省気功科学研究所が気功と電子と
を結合して新製品、Q−2型電子気功師を作りました。小さくて、
調節簡単、頚椎肥大、腰肌労損、関節炎、心悸、近視眼、失眠など
を治療できると書いてあります。

分かりにくい日本の住居表示
「「「「「「「「「「「「「
 「丁」のなかに割り込む「町」。町と丁の違いを明確に知りませ
んでしたので、町人と武家の住む場所の違いを示した地図を面白く
見ました。引用された仙台市の地図の南側には2月号の感想文のな
かで私が言及しました片平キャンパスが続いているはずですが、あ
れも地名は片平丁でした。街路を中心とする町、個々の屋敷が独立
する感じの丁。現在の住居表示方式における街路方式とブロック方
式に対応して歴史的な説明が興味深いものでした。このように歴史
があるものですから、簡単に改名するのも考えものです。例えば、
記事の中の地図に出ている東一番丁は現在、一番町になっています。
これでは武家町の由来を感じとることができません。
                         こっぺい

#0002 sci1213  8903052328

  科学朝日4月号の感想 (いつものように、短い感想ですが.)

  「ゆらぎ」について
 1/fのゆらぎについては、α波(脳波の)関連で1/fのゆらぎ
のある、音楽は、精神上いいと聞いておりました、が扇風機にもつか
われていたとは、知りませんでした。シンセサイザーの音楽やクラシ
ックをきいていると、不思議に気がおちついてくるんです、(この文
章を作っている時もバックでシンセサイザーの音楽が流れています)

  「アナログの復権」について
 やっぱり、人間は、アナログです。

  「中国気功フィーバー」について
 もしかすると、いままでに発見できなかった、第三の力というもの
が存在するのかもしれませんね、放射能をださなくするような装置が
できるようになるかもしれませんね、でも、本当なんでしょうか。
(第二のルイセンコ事件には、なつてほしくないですね)

  「かたちの万華鏡」について
 わぁー、こういうの苦手なんですよ、気持ち悪くて

  ずれた感想になってしまって、ごめんなさい yougan.

#0003 sci1902  8903070119

このごろはどういうわけか、相模原でも、科学朝日が売っている。
んなもんで思わず義務感からか買ってしまうことが多かったのだが、今月に限っ
ていえば違う。出るのを楽しみに待っていた。なぜかといえば、釧路湿原の話が
あるからだ。
そんなわけで、釧路湿原の感想を書きます。
朝日新聞に連載されていた「湿原」の最終の章を読んで以来、釧路湿原は一度行
ってみたいところだった。そして、去年の夏ようよう念願が叶い、釧路方面に旅
行することができた。しかし、実際ははるかかなたの展望台から眺めるだけで、
湿原の様子などわかるすべもなく欲求不満がたまっただけであった(ちなみに、
釧路市の展望台よりも、鶴居村の展望台の方がよく見える。ただだしね)。
イメージする湿原は、緑の絨毯の中に、うねうねと川が流れ三日月湖かなんかが
あったりして・・・というはずだったのに。
一般の観光客は、湿原にはおいそれとは入れないだろう。記事にも生態系のダメ
ージのことが書いてあったけど。だから、我々一般観光客にとって、「湿原を目
の高さから見る」というのは、きっと難しいことなのだと思う。
今回の記事は、湿原とはなんぞや、に始まり、それの説明で終わってしまった感
があって、今一つ物足りなかったが、連載ということなので次回以降に期待した
い。せっかく連載なのだから、四季の移り変わりによる湿原の表情なんてのをや
って欲しい。湿原深くわけいったアップ、飛行機からのロング、いろんな角度か
らの湿原を見せて欲しい。
そして、これはトホーもないお願いなのかも知れないが、カラーで見せて欲しい。
ま、冬の湿原は白と黒の世界だろうけど。春(6月くらいからかなあ)になった
ら、ぜひぜひ。

ほかにも、町名の話、谷中さんの話、予研のはなしなどありましたが、その感想
はひとまずパスしまして、また今度の機会にでも。

ニュースステーションのビデオを買おうかと思っている     つちねこ

#0004 sci1082  8903071627

 バイオ探偵シリーズは、いつも楽しいでやんすね。あっしにも同じ様な経験があっ
て、腹を抱えて読みましたでやんす。

 板橋の某国立研究所には、低温室というのがあって、マイナス60度まで冷やせる
のでやんす。あっしの持って行く機械の耐寒試験で、その部屋をマイナス60度まで
冷やした時(いつも冷やしているわけじゃないのよね)、一緒に行く相棒が、耐寒訓
練と言って、入って来たんでやんす。

 でも、こういう訓練って、意味あるのかな?一度凍傷にかかったところは、またか
かりやすいって言うし。南極はオゾンホールだから、サングラスとか用意した方がい
いんじゃない?

        マイナス61.9度(いやに細かい)まで体験した[税金泥棒]

p.s.  つちねこさん、「湿原大観望」という所へ行ったら、うねうねと川が流れてい
      たでやんすよ。夕日がきれいでやんした。

#0005 sci1009  8903100140

あのー 科学朝日読んでないし読んだこともないんですが、
下水道について少し。

琵琶湖の住民訴訟で「流域下水道はよくない」という主張が
退けられたと聞きましたが、
それはやっぱり記事の伝える世間の動きには逆行してるわけですか?

記事と判決の対比が面白いですね。
続報はあるのでしょうか。
といっても裁判所と科学論争は成り立つのだろうか。疑問。

余裕があったら立ち読みします。
   sci1009:狩野

#0006 sci2759  8903101045

買うつもりはなかったのに
おもわずここの宣伝を見て買ってしまった.
いつのまにかサイズが成長していた.ので驚いた.

なんか,親しみやすくなった(の?)反面,
格調高さが失われたのではないんでしょうか?

昔はもっと深く掘りさげた記事(という表現が適切かわからんが)が多かった
ような気がする.
なんかデジ・アナの記事もサラッとした扱いにおわっていたような感じが
なきにしもあらず.
対談のコーナーでチェス関係のプログラムはアナログ人間に
かないっこない.というのの説明が非科学的,といふか
論理を越えた直感,なんてなんか変な感じってかんじ.
ツメの先で考える,とか...
ありゃ勇み足だなと思ってしまった.(失礼)
もっと補足説明がほしい.その部分について.
以上.
                  DAVID.(お気に触ったらごめんなさい)

#0007 sci1060  8903220047

人に聞かれるまで気が付かなかったのだけど、小笠原の父島の自然と
空港計画の記事が載ってたんですねえ。
 記者の方ご苦労さまでした(船越先生はなかなかつかまらんでしょう?)。

 父島の本土資本が買った土地の地図、よく調べましたねえ。
 いつごろの資料ですか?あれ。
 さすが新聞社じゃあ。
                        阿波六吉

#0008 kimot    8904010230

みなさま、今月もごひいきにありがとうございました。おかげさまで、
一時会社の重役席から聞こえてきた「廃刊論」(征韓論みたいですね、
音が)も、ようやく鎮静化しつつあります。ひとえに、皆様のご愛顧の
たまものと、深く感謝しております。
皆様の書き込みは、編集長以下、大変心強く、またうれしく読ませてい
ただきました。

sci1017 こっぺい様
「アナログの復権」「中国の気功フィーバー」「分かりにくい日本の住
居表示」への感想、ありがとうございました。ところで、中国の雑誌を
よくお読みでらっしゃるとか。手前どもの編集部に、ときどき中国語の
論文が寄せられる場合がございます。ごくたまに、なのですが、翻訳の
必要が生じる場合がございます。将来、ネット上で、お願いごとをする
機会があるかもしれません。よろしくお願い申し上げます。
 「科学画報」の「電子気功師」の話、「フィーバー」の原稿の執筆者
である当編集部のデスクが喜んでました。ただ、バックナンバーが見あ
たりませんでした。残念。

sci1213 yougan.様
「ゆらぎ」「アナログの復権」「中国の気功フィーバー」の感想を、あ
りがとうございました。ところで、「かたちの万華鏡」について、
「わぁー、こういうの苦手なんですよ、気持ち悪くて」というご感想、
同感との意見が編集部の中でもございました。5月号は、あのように「
ぐちゅぐちゅ、むにょむにょ」していない、大気をミニチュアライズし
たような対流現象のさまざまな写真を載せます。よろしくお願いします。

sci1902  つちねこ様
「相模原でも売っている」。涙があふれます。ありがとうございます。
釧路湿原の話ですが、担当者が大変喜んでおりました。そこで、雑誌の
アート・ディレクターの意見を押し切って、カラーグラビアを作りまし
た、4ページ。5月号です。「トホーもないお願い」などというお言葉、
とんでもございません。やや、細切れ的な紹介写真になるかもしれませ
んが、その点はご容赦下さい。でも、私もちょっと見ただけですが、結
構面白そうな写真もありました。どうか、見てやって下さい。よろしく
お願いします。

sci1082  Notus様
「バイオ探偵シリーズ」への励ましのお便り、ありがとうございました。
あれは、なかなか読者を選ぶ、というか人によって好き嫌いがあるペー
ジのようでして、「楽しい」といっていただけると、本当にこちらもや
りがいがあるというものです。ところで、南極のご体験の記事を、馬上
さんのところで拝読いたしました。マイナス61.9度ですか。うーん、
凄いですね!!今後とも、よろしくご指導下さい。

sci1009  狩野様
立ち読み、といわず、図書館ででもじっくり読んで下さいませ。よろし
くお願いします。

sci2759  DAVID様
「買うつもりはなかったのにおもわずここの宣伝を見て買ってしまった」
ありがとうございます。しめしめ..ととと、失言。申し訳ありません。
「格調高さが失われた」というようなご意見、実は、年輩の方を中心に
いただいております。内実を申せば、編集部も、わざわざ1941年か
ら続いてきた判型や、戦後まもなくからの伝統的な横書きを、変更する
気持ちは薄かったのです。しかし、売れ行きの落ち込みは、いかんとも
しがたかったのです。つい先日も、OMNI誌が休刊しました。科学雑
誌は、依然冬の時代です。その中で、なんとか生きながらえるためには
スタイルの変化はしかたなかった、と言い訳させて下さい。そして、記
事・論文の「掘りさげ」の深さは、かつてと変わっていない(現実に、
仕事をしているメンツが変わっていないので)と思います。どうか、ご
理解下さい。

sci1060  阿波六吉様
「小笠原の空港計画」の記事への感想、ありがとうございました。
父島で、本土資本が買った土地の地図は、ソースがあります(ごにょご
にょ、それはヒ・ミ・ツ)。企業名は、この2月の時点のものです。地
図は、それより古い資料に基づいています。
今後とも、小笠原問題は随時掲載していきたいので、よろしくお願い申
し上げます。
                       科学朝日 木元・拝

#0009 sci1213  8904011222

木元様

次回の「かたちの万華鏡」楽しみにしています。

                       yougan.

#0010 sci1009  8904050728

実はあのあとちゃんと(?)立ち読みしました。
下水道載ってましたね。

で、話は飛んで船橋市の広報「広報ふなばし」ですが、
4月1日号に合併処理浄化槽への補助金制度を
充実させるという記事が載ってました。
一般家庭(5人槽)で30万円まで出してくれます。
ただし対象は「下水道の認可区域、およびおおむね
5年以内に認可を予定している区域を除く」です。
まあ、今やってる下水道をやめちゃう訳にもいかないんでしょう。
ちなみに合併浄化槽というのは屎尿と生活雑排水を同時に処理する
やつです。
63年度から補助を始めてたようです。

やはり下水処理の流れは変わりつつあるみたいですね。
   sci1009:狩野