Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 81        Text Title  : 物理学会誌の内村さんの記事読みました。S  
Author   : reader    Text Length : 1035 Byte    Date : Fri Apr 29 14:37:13 1988

物理学会誌に載っていたケペル内村さんの記事読みました。ケペル内村さん
は物理科出身だったのですね。私もです。口の悪い後輩ですが、宜しくお願
いします。やっぱり新聞社には物理出身は少ないのですか。それにしては朝
日新聞など、物理学の最先端のニュースなどがフォローされているので、記
者の皆さんの頑張りが想像されます。最近では新聞から物理学に関する情報
を得ることが多くなりました。これからも、興味深い自然科学の記事の掲載
をお願いします。

         …………………………………………

重力の話などを初め、サイエンスネットには、色々と書き込みしたいことが
たくさんありますが、暇が無いのでのんびり行きたいと思います。

 あ、そうそう昨日研究室の後輩と「ブラックホールの毛とモノポール」に
ついて激論して一応納得できる解釈が得られましたので、後日簡単に話を載
せます。ただし、専門は物性なので、宇宙論とか素粒子は詳しくありません
ということで、もしポカをやっていたら大目に見て下さい。

    ●SMASHクン
\ /
  V
東京都渋谷区 山田 卓杜
(LAOX NET:LAOX1352, JUPITER-NET:JUP10364, スマッシュ君3:SMASHクン)
追申
 アスキーネットPCSは退会しました。



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 82        Text Title  : 鯤学技術予算はだれが決めるの?        
Author   : reader    Text Length : 1282 Byte    Date : Sat Apr 30 15:24:26 1988

はじめまして。
 わたしは、しがない技術者ですけれど、このまえ、お役人をやっている友達から、
不思議なはなしを聞きました。
 というのは、お役所も最近は技術関係に力をいれているらしくて、いろいろと新
しい事業をはじめたり、あたらしい研究プロジェクトをはじめたりしているらしい
です。
 ところが、友達の嘆くことには、「お役所には科学とか技術とかがわかるやつは
おらん」というのですよ。

 そんなことはないだろうと私が言うと、かれはわかっちゃいないなという顔をし
て、「そりゃそうだろ。次官とか局長とか主計官という偉いさんはみんな法学部の
出身だろ。よくて、政治とか経済だから新聞とかテレビから流れる科学技術関係の
ニュースのタイトルだけ頭のなかに入っているわけさ。タイトルだけね。基本がな
いわけ、基本がね。そのくせ頭の回転だけは速いものだから、こちらのちょっとし
たミスをどんどん突いてくるわけよ。まったく、いやになっちゃうよ。」

 かれはこのあと、その偉いさんのごきげん伺いをして出世するやつ
とか、偉いさんにとりいって予算のおこぼれにあずかろうという学者
や技術者の悪口をさんざん言っていましたが。

 こんなことは、お役所でなくてもどこの会社でも、どこの国にもありそうな話で
すが、やっぱり技術者の端くれとしてはひっかかるんですよね。しようがないやと、
あきらめてしまうにはちょっと恐いような。みなさんは、どうお考えですか。
                           (龍)



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 83        Text Title  : トライパズルのときはお世話になりました 
Author   : reader    Text Length : 224 Byte    Date : Sat Apr 30 23:44:25 1988

トライパズルのときはお世話になりました。あいかわらずパズルをやっています。
また、コンピュータ将棋協会というものを設立しました。
またアクセスします。
  KOて  小谷 善行 pcs06131, pc-van VWJ87711



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 84        Text Title  : Re1. 術予算は誰が決めるの?     
Author   : reader    Text Length : 830 Byte    Date : Tue May  3 11:31:49 1988

 役所に科学とか技術とかがわかるやつはおらん とお嘆きのようですが
分かる奴がいない方がいいと思いますヨ   分かる人が 上にいたら
かえってやりにくいのではないでしょうか  科学や技術は 特化してい
ますから 自分の専門から他の分野を判断したり 自分の理解の範囲を
固執したりしないでしょうか
 その点 数学コンプレックス、科学アレルギーの法科出身者なら 料理し易いのでは
ありませんか 基本が無いのなら基本をつっつけばいいし頭の回転がいくら早くとも数
式や原則を持ってきて 回転を止めてしまえばいいのです(言うは易く...)
 役所なんて無駄の権化みたいなものですが 無駄があるからいいのではないでし
ょうか 無駄が許容されるところに 文化があると思います
 偉いさんに御機嫌伺いして出世する方法、とりいって予算のおこぼれに預かる方
法など興味がありますから 差し支えのない範囲でアップして下さい
     BY侍ニッポン



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 85        Text Title  : 長大橋のメインロープの上は歩けるか      
Author   : reader    Text Length : 2759 Byte    Date : Tue May  3 18:41:51 1988

 初めてアップするもので、うまくいくかどうか少々心配ですが、どうぞよろ
しく。
 質問などをこのボードでしていいのかどうかわかりませんが、初めてという
ことでお許しください。

 TextNo73の「瀬戸大橋は工学的には永遠です」という一文中に、メインケー
ブルに手すりがつけてあって人が歩けるようになっているという部分があるの
ですが本当でしょうか。ケーブル架設の工事中は確かにキャットウォークとい
う作業足場のようなものがケーブルに沿ってつくってありますが、あれは工事
完了とともに取り外すはずだと思うのです。どんな写真を見ても、完成後には
人が歩けるような構造にはなっていないと思うのですが、私の思い違いでしょ
うか。

 それから、自走式の機械が取りつくようにもなっているということですが、
ハンガーロープを何百本(多過ぎるかな)も引っかけてあるのに、どうやって
自走式で動けるのか、その構造について簡単に教えていただきたいのです。
 長大橋については非常に興味を持っているもので、どうぞよろしく。

 現在軽薄短小の時代と言われていますが、やはり何といっても長大構造物は
男のロマンです。(女のロマンでもいいのですが)関西空港、明石海峡大橋を
初めとする各種の長大橋、それに東京湾横断道路などの大プロジェクトが今日
進行中です。これらをどんどん取り上げて、軽薄短小の技術もこういう形で結
実していくのだということを読者がよくわかるような記事をどんどんお願いし
ます。ただ小さければいいというものではなく、それは単なる要素技術だとい
うことを忘れないでほしいということです。

 もう一つ、また質問ですが、私は技術者でもなければ科学の専門家でもない
ので、多少ピントの外れた聞き方になるかもしれませんが、工学的な安全係数
と理学的な安全係数の違いについて、何か例を引いて教えていただけるとあり
がたいのですが。

 つまり、理学的な安全係数と工学的な安全係数とは随分開きがあるというこ
とを著名な理学の専門の方から聞いたことがあるのです。彼に言わせると、工
学屋さんの考える安全係数は理学屋さんの考える安全係数より1桁低いという
ことでした。

 例えば、まだ本工事を始めたばかりですが、明石海峡大橋でも南北備讃瀬戸
大橋でもいいのですが、風速何十メートルまで耐えられるというのは何を基準
にして決めるのかということです。本当に50メートルでいいのか、60メー
トルなのか、あるいは70メートルでなければならないのか。どこで線を引く
のか。

 地震についても同じです。今まで経験したことがないからといって、これか
ら起こらないとは限りません。もちろん現在科学的に考えられる数値というの
はあるでしょうが、その科学的というのも、あくまでも現在時点での科学的で
あって──こう考えると何もできなくなってしまいます。そこで安全係数とい
うのが出てくるのでしょうが、その線を引く割り切り方が、理学と工学で相当
違うというのは少々気になります。

 抽象的な聞き方で申しわけないのですが、何か理解しやすい簡単な事例でも
ありましたら、それらを交えて教えていただけるとありがたいと思います。ま
た、違うボードの方がよろしい場合はその旨お示しください。
                             薄葉 威士



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 86        Text Title  : Re:長大橋の・・・                    
Author   : host      Text Length : 1006 Byte    Date : Fri May  6 16:02:46 1988

Re:長大橋の・・・
                   From 大阪・団藤

 薄葉さんの質問の一部について

 メインケーブルの上は確かに歩けるのです。キャットウォークはケーブルの
下に造った足場ですが、図示すると次のようです。もう捨てしまいましたが、
神戸製鋼所からもらった断面図では

                    。          。てすり用のワイヤ
                    |          |
                    |  ******  |
           | *      * |
                    *          * メインケーブル
                    *          *
                     *        *
          #            ******             # これは
          #                               #  工事用の足場
          #                               #  キャットウォークで
          #                               #  取り払われます
          =================================

 自走式の装置は構造は知りませんが、かなり大がかりな物のようでした。
 こうした足場や装置で絶えず保守していかないと、長大橋はもたないのです。



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 87        Text Title  : 磁器ネックレス                          
Author   : reader    Text Length : 243 Byte    Date : Fri May  6 23:24:16 1988

磁器ネックレスという物が一時期はやりましたね.
あれの効力はあったのでしょうか?あと.粘着テ−プの裏に小さな磁石
をくっつけて.肩のこりに効くと宣伝していますが.本当に効くものですか?
まのぬけた 文章になりましたが.出来ればお答えください



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 88        Text Title  : 全農のビデオについて                    
Author   : reader    Text Length : 2243 Byte    Date : Sat May  7 16:38:06 1988

全農のビデオにもの申す

 いま話題の全農のビデオを見ましたが全くひどいものです。なんらの科学的な裏
付けなしに、ああいうプロパガンダをやられては、アメリカが怒るのも無理はあり
ません。
 そもそも、全農は日本国内でどれだけの農薬や動物医薬品が使用されているかに
は全く触れないで、外国産のみを悪者にしていますが、とんでもない話です。

 例えば農薬の空中散布ひとつとっても次の表のようなありさまです。

表1.農薬の空中散布の作業対象別実施延べ面積(ha)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 年次   水稲病虫害防除    畑作物病害虫防除
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 40    832,744      3,350
 45  1,007,930         7,719
 50  1,150,248    18,056
 55  1,414,514    49,943
 60  1,610,899    39,525
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 1年間に延べ161万haも空中散布しておいて人のことなど言えた義理では
ないのです。空中散布の実面積は60年度で66万ha強ですが、水稲の
栽培面積は全国で231万haですから、なんと全国の水田のうち28.8%
もの水田で空中散布が行なわれているのです。
 全農の人は、外国では日本で許可されていない農薬が使用さ
れているから危ないとおっしゃるかもしれませんが、日本がア
メリカの後追いで使用基準を決めているのは周知の事実です。
 少なくとも、アメリカでは農薬や動物医薬品の安全性についての試験成績は
公表されておりますが、日本ではほとんど公表されておりません。特に、最初に
製造の許可を求めるときに製薬メーカーが役所へ提出するレポート(役所が製造、
販売を許可するときに大いに参考にするわけですが)は、まったく公表
されておりません。
 もちろん、一部の国では日本で使用禁止になっている農薬が使用されている場合
もありますが、日本では輸入時に厳重なチェックをしており、少しでも残留して
いるとすぐに輸出国へ送り返されてしまいます。ヨーロッパで放射能に汚染された
ものが送り返されたのは記憶に新しいところです。
 それに反して、国内で生産されているものは、市場を通さな
いものも多く、必ずしも全量チェックされているわけではありません。
  ともかく、全農もアメリカのものが危ないと言うなら、日本のものとアメリカの
ものを科学的に正確に比較した結果を公表してほしいものです。

                                NEC PC-VAN NFJ53804



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 89        Text Title  : 注文                                    
Author   : reader    Text Length : 618 Byte    Date : Sun May  8 15:58:53 1988

 毎日、科学面を楽しませていただいておりますが、一つ前から不満に思っていた
ことがあるのでここにアップさせて貰います。

 それは、referenceを書いて欲しいということです。面白そうだと思っても、それ
以上調べるのが、今の記事からでは面倒で結局その侭になってしまいます。おそら
く取材なさるときには論文なり、資料なりを手にいれておられるのでしょうから、
もしそれが公表されているものであれば、総説一つで充分なのですからそれを書い
ていただければ幸いです。まあ、実際に紙面に書くのは大変でしょうから、ここに
アップしておいていただければと思います。
                                OMEGA



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 90        Text Title  : 白神について                            
Author   : reader    Text Length : 285 Byte    Date : Wed May 11 00:05:35 1988

白神のクマゲラについてよみました
自然保護と地域住民の生活とどちらを重要とするかなかなか難しい問題だと思います
自然保護論者の方はどのようにして調査地域にはいって調査するのでしょうか
多分既設の林道を利用していると思います
なにか矛盾を感じます
思い付くままを述べさせていただきました



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 91        Text Title  :                                         
Author   : reader    Text Length : 581 Byte    Date : Wed May 11 03:33:01 1988

最近の新聞紙面で気になる事がありましたので。
「ハッカー」という言葉の扱いについて、通常コンピュータ関係の人々が
使用する意味とは違う様な解説が書かれているのを目にします。
どうも「ハッカー=犯罪者」の意味で使われているようです。これは事実を伝えるべき
マスコミの勝手な解釈で書かれて、広まった様にも思えます。
「ハッカー」達のコンピューター科学に対する貢献は偉大なるものがあります。
「インベーダー」と「ハッカー」は厳然たる違いがあり、英和辞典で調べるならば
=寝食を忘れて仕事に没頭する」の意味です。

以上の事について、朝日新聞科学科学面の記者の方々のご意見を伺いたいのですが。



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 92        Text Title  : NO.91のタイトルは「ハッカーという言葉の 
Author   : reader    Text Length : 104 Byte    Date : Wed May 11 03:38:17 1988

失礼しました。NO.91のタイトルが抜けてしまいました。
「ハッカー」という言葉の誤用についてです。



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 93        Text Title  : 米海軍の船                              
Author   : reader    Text Length : 91 Byte    Date : Wed May 11 10:50:51 1988

11日の午前0時に晴海に米海軍の船が寄港したはずですが、どこかで
報道されたでしょうか?



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 94        Text Title  : re:米海軍の船                        
Author   : reader    Text Length : 177 Byte    Date : Sun May 15 12:35:17 1988

 遅すぎる回答ですが 朝日新聞12日朝刊によりますと
第7艦隊旗艦ブルーリッジが 11日午後3時半に晴海に入港し
たと 写真入りの記事が載っています
     by 侍ニッポン



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 95        Text Title  : 人工赤血球                              
Author   : reader    Text Length : 854 Byte    Date : Sun May 15 23:34:59 1988

人工赤血球
 パーフルオロカーボンの臨床試験は既に国内で実施され、その手続き上の
問題で数年前に国会でも問題になった様に記憶しています。その後、研究が
どの様に進行しているのか知りたいものです。
 また、余った赤血球からヘモグロビンを分離してポリエチレングリコール
で保護して酸素運搬に利用しようという方も既に臨床試験が米国で行なわれ
るとか、
 成分輸血で生じる成分間の需要の差、輸血によるウイルス感染、緊急時用
の保存性等から人工赤血球のような酸素運搬手段の実用化が早急に望まれる
ところだと思います。
 5月13日付けの記事は現状の説明が無いのとイラストが分かりにくいの
が残念です。ヘムやグロビン蛋白の形とそれを保護しているポリエチレング
リコールの様子(第二世代)、リン脂質の膜の説明(右上の拡大図)等もう
少し正確(詳しくということでなく、間違いのないようにという意味です)
に書いていただければ良かったと思います。

Y. 0'HARA / YOKOHAMA, 045-821-8900



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 96        Text Title  : 生菌BT剤に関して                      
Author   : reader    Text Length : 244 Byte    Date : Mon May 16 22:24:36 1988

生菌BT剤が食中毒を惹起させる菌と近縁の菌であることは
常識に近い知見です、しかし、生菌BT剤が農薬登録から無
条件に抹殺されるのは農業従事者としては実に残念です。そ
の功罪を十分意識して使えば合成殺虫剤よりも消費者に取っ
ては安全な農薬です。



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 97        Text Title  : RE.人工赤血球                           
Author   : host      Text Length : 1899 Byte    Date : Mon May 16 23:23:16 1988

 とほほ・・・・、ついに「フリートーク」のコーナーを出され、「科学記事ウオ
ッチ」でとうとう、弁明しなくちゃならなくなりました。素直に自白しますと、
5/13日の分かりにくい(と云われてしまった)イラストは、私、ウルトラ久保
田の原稿でありました。

ヘム、グロブリン、ポリエチレングリコール、リン脂質膜の説明、イラストを間違
いなく書いてくれ、なんて云われてしまった。とほほ・・・・、情けない。

ヘムを四角い板みたいにしたのや、グロブリンを綱みたいにしたの(確かに、α鎖、
β鎖など、たたまれ方は正確じゃないですよ)や、ポリエチレングリコールを
「えへん虫」みたいにしたのは、単なるデフォルメで、こうした方が、分かりやす
いと思ったんだけどな。良くなかったかしら。

 ヘムを、四角い板で表すのは、ヘモグロビンの論文にも結構あるし、ポリエチレ
ングリコールも、分子量3000ぐらいの鎖状とだけ分かってて、作ってる人(味
の素がやってる)も本当の形を見たことないんですね。「たぶん、丸まってる」と
言うので、ただの丸ではフルオロカーボンと同じだから「えへん虫」にしてみたん
だけど。

OHARAさんは、このデフォルメがお気にさわったのかしら。それとも、根本的
に原稿が、どっか間違ってたのかなあ。なんか、おかしかったら、又教えて下さい。

あのイラストは、文章が50字くらいって、決ってるもんで、舌足らずになってし
まったことは、お詫びします。まあ、人工血液ってもんがあって、こんな感じの
もんですって一般の方に分かってもらえばいいと思い作ってみた原稿です。

 フルオロカーボンは、ミドリ十字がやってるんですが、データねつ造事件を起こ
して、大問題になりました。現在、医薬品申請を出している所ですが、まだ、
発ガンテストが終わっておらず、許可までは少しかかりそうです。米国でも同様の
申請を出していますが、主に、制ガン剤、放射線の増感、PTCAと言う特殊な
手術時に使う酸素運搬剤にと、きわめて特殊用途用の申請をしています。

つまり、いわゆるふつうの輸血用の用途は諦めているのです。今の
血液事情では仕方ないでしょうか。これからも、夢の人工血液とは
とても行かないのでは、と私はおもいます。

ウルトラ久保田



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 98        Text Title  : とほほ、情けない                        
Author   : host      Text Length : 106 Byte    Date : Mon May 16 23:28:24 1988

50字と50行を間違ってしまった。とほほ・・・・
情けない。ゴメン。NO・97の話です。
ウルトラ久保田



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 99        Text Title  :                                         
Author   : reader    Text Length : 688 Byte    Date : Wed May 18 21:47:14 1988

*** 「re  マックの画面」を読んで ***
 ケペル内村様のMacのお話、とても興味深く読ませていただきました。
GEMへのいちゃもんの事は初めて知りました。
 使い勝手の1つの手本であるMacを、もっと多くの人(特にソフトウェア
の設計に関わる人)に知って(&触れてみて)ほしいですね。
 5/9夕刊の「変曲点」に「機械の使い勝手を人間主体に考える必要が
ある」という一文があり同感です。朝日の科学面にマンマシンインタフェース
に関する話題が載ることを期待しています。(もちろんココにも!)
 内村様、これからもMacと一緒にがんばってくださいませ。応援して
おります。(ところで一太郎に負けないというのはTurboJipのこと
ですか?)           〜MacファンのMEKA〜 



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 100       Text Title  : 電算機にウイルス を読んで              
Author   : reader    Text Length : 1604 Byte    Date : Thu May 26 00:17:19 1988

 5月24日の夕刊に”電算機にウイルス 保存記事が消えた”という
記事が掲載されていました 

 ウーーム 最近のウイルスは根性が出てきて 頑張っているな やはり
これからのハイ テク時代 生き残っていくのは このような先取の精神
を持つ未来を先取りするウイルスだな と自然の驚異に感心しながら読ん
いったら こはいかに 悪質なハッカー(インベーダーと書かないと怒ら
れるかな)の仕業でした

 プログラムの中に時限爆弾を仕掛けておくのは聞いたことがあったけど
やはり アメリカは進んで(?)いますね  そういえば シェア ウエア
のソフトに トロイの木馬 があるというのを聞いたことがありますが..

 シェア ウエアを入手し 送金したところ その様なヴァージョンは出
していない と返事を受けたそうで それを使っていると ハード ディ
スクのファイルがおかしくなる といったようなことです  僕はハード
ディスクを持っていないので 読み流してしまいましたが

 記事の中で 分からなかったのですが メッセージと一緒にパキスタン
の会社名、電話番号が出たそうですが それは ハッカーのジョークと考
えていいのですよネ  ひょっとして ワクチンの宣伝だったりして..

 でも このようなウイルスを造って 世の中にバラまいて喜んでいる人
がいると考えると なにか悲しいですネ  もっとも現実に人を殺すウイ
ルスを造る研究に国家が後押しをする時代ですから

 コンピュータ ジュネーブ条約でも そのうち作られるでしょう でも
人間が人間であるかぎり 条約なんてないよりはまし といったところで
すが..

 ソフトに関して 日本はアメリカの3年後を3倍の速度で追いかけている
と 何処かで読んだことがありますが 来年あたり 僕のフロッピー ディ
スクも ウイルスに感染しているかな?

   病気は大嫌いのビョーキの 侍ニッポン でした



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 101       Text Title  : How do you spell 'Lagrangian'?          
Author   : reader    Text Length : 814 Byte    Date : Fri May 27 11:15:44 1988

PHYSICS TODAY (APRIL, 1988) に載ったWHAT'S WRONG WITH THIS LAGRANGEAN?  
(BY DAVID MERMIN) によると, 最近2年程にわたってアメリカの物理学会のPHYSICAL  
REVIEW LETTERS誌(速報性のある論文誌)に系統的な誤植が発生していて, 誰も気が付
かなかったとのことである. 同じ学会の論文誌PHYSICAL REVIEW には誤植は無かった. 
PHYSICAL REVIEW LETTERS は速報性重視= 競争の激しい分野での発見= 最も権威ある論
文誌という図式で拡張を続けてきた. 速報性のために最も読まれているはずの同誌がひ
ょっとすると誰にも読まれていないのではないかという疑問が出されている. 
かくいう私も実は大学に勤め, 研究者のはしくれであるが, 自分の書いた論文でさえも
印刷された頃には, 次の研究・論文に忙しくて, 読み直す気も起こらないのが現状であ
る. なお, 私の専門は物理学ではなく, 地球物理学です. 

                   高知大・理 菊地時夫



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 102       Text Title  : トロイの木馬                            
Author   : reader    Text Length : 346 Byte    Date : Fri May 27 13:40:50 1988

トロイの木馬ですが.HDDに入り込んで80%の書き込みに達すると
消去にかかるプログラムもあるらしいですね.
市販品のワ−プロよりも高性能なPDSをつかっていて便利だな
と関心していると.ディスクの中をランダムに消去するなどありますね
日本のネットでもグラフィックスのプログラムと 称しながら
実はフォ−マットだったというのもあったそうです



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 103       Text Title  :               気圧による 
Author   : reader    Text Length : 895 Byte    Date : Sat May 28 06:51:34 1988

            「気圧による耳痛について」               
 10年も前のことになりますが、アメリカ、メキシコを旅行して帰りの飛行機の中  
で鼓膜の気圧調整ができなくなり、困った事がありました。他の乗客には、異常がな  
かったので、私の体調に原因するものでした。自分の声も、他人の声も殆ど聞こえな  
くなり、激しい耳痛がして、紙コップに蒸しタオルを入れて耳に当てて痛みをしのぎ  
ました。帰国後一昼夜くらいで痛みも解決しています。               
 27日の夕刊に潜水中の耳痛の話が出ていました。潜水中に嘔吐をしたりするよう  
になるとは、恐ろしいですね。「リバースブロック」という言葉を初めて聞きました  
ので、もう少し説明をしてください。飛行機の中の事もこれでしょうか。       
                         以上             
                       どこにでもいる鈴木君       



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 104       Text Title  : NO103ハ キアツニヨル ミミ ノ イタミ                  
Author   : reader    Text Length : 4 Byte    Date : Sat May 28 15:42:21 1988



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 105       Text Title  : 理学的な安全係数?                      
Author   : reader    Text Length : 375 Byte    Date : Wed Jun  1 00:18:50 1988

理学的な安全係数?
 安全という概念が理学の中にあるのでしょうか?
 医学、薬学、工学ならわかるのですが。
 研究上の安全ということでしょうか?

 だとすると、建築物の安全性や薬の安全性とはだいぶ性格が違いそうですし。
評価の規準がよくわかりません。
                    できの悪い理学士
                                        M. ITO(NATUME-NET NAT21263)



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 106       Text Title  : プロパガンダの問題                      
Author   : reader    Text Length : 1237 Byte    Date : Wed Jun  1 00:20:53 1988

プロパガンタの問題。
全農のビデオの内容は知りませんが、ありそうなことですね。
 この種の資料に、正確な客観的情報が入っていることがほとんど期待できない
のは残念なことです。原発問題にしても、石綿問題にしても、双方の宣伝ビラの
内容には、首をかしげざるを得ないものが少なくありません。
 事実を伝えることよりも、いかにインパクトを与えるかを念頭において作って
いるとしか思えない、事実の歪曲(故意の誤解)がちりばめられ、やたらに安全
であることを強調しようとするか、危険感を煽っているように思われます。よく
知らない人を騙し、扇動して、自らの側に引きずり込もうとしているのでしょう
か?
 そして、へたにその歪曲を指摘(批判ではなく)しようものなら、さっそく
「敵方」扱いされ、「お家の大事」とばかりに、非難の嵐が降り掛かってきます。
  事実よりも見せ掛けが問題になるということは、問題が科学のレベルではなく
政治のレベルであることを示しています。問題が、科学・技術のレベルであれば、
「絶対安全」などという嘘はつかなくても済むのでしょうが...。
  結局、社会の方向を決めるのは、科学ではなく政治、事実ではなく見せかけなのだから、れでいいのでしょう。
  しかし、事実の追求も、真理の探求も、割に合わない仕事ですね。
                          M.Ito
                        (NATUME NET NAT21263)



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 107       Text Title  : お願い                                  
Author   : host      Text Length : 1069 Byte    Date : Wed Jun  1 15:04:52 1988

お願いを二つ
 
1.研究者の間で使われているBIT NET、junnetに参加するには
どうしたらいいのでしょうか。実は、昔の同級生がアメリカにいるのですがパ
ソコンネットを使えば簡単に手紙が送れるということを聞きました。取材の役
にも立つとおもっているのですが、まわりに使っている人がいないものですから。
ついでに欧米の小さなネットに付いてどんな状況なのか知っている人がいたら
教えて下さい。(COMPUSERVEなどは分かりますが、もっと小さくて
ユニークなところはないでしょうか。)

2.コンピューターウイルスの実物をもっていらっしゃるかた、見せて下さい。
雑誌や新聞で色々出ていますが、話だけで、どんな物なのかさっぱり分かりません。
最近有名なので、MACのハイパーカードというソフトに潜り込ませたという
のがありました。(ネットワーカー誌)どんな物なのか教えて下さい。またこ
れについてCOMPUSERVE上で激論が交わされていたという話もありま
すが、詳しく知っている方教えて下さい。
又、ワクチンプログラムを開発している方、対抗策のノウハウをちょっとだけ
教えて下さい。
 
以上大阪科学部のケペル内村からのお願いでした。(電話06−231−01
31内線5912)



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 108       Text Title  : JUNETについて                      
Author   : reader    Text Length : 15207 Byte    Date : Wed Jun  1 23:29:40 1988

In article 170, 大阪科学部のケペル内村さんwrites:

>1.研究者の間で使われているBIT  NET、junnetに参加するには
>どうしたらいいのでしょうか。実は、昔の同級生がアメリカにいるのですがパ
>ソコンネットを使えば簡単に手紙が送れるということを聞きました。取材の役
>にも立つとおもっているのですが、まわりに使っている人がいないものですか
>ら。

  朝日新聞はJUNETに参加しているはずです。
少なくとも、私はJUNET上で朝日新聞からのアナウンスを見ました。
正確なアドレス等は調べてお知らせします。BITNETにはJUNET経由で
接続可能です。

  ただ、JUNETはあくまで実験ネットであり、商売に使うものではありません!
                            ^^^^^^^^^^        ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
取材目的でしたら、別に回線をアメリカまでつないでください!!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
                                        jiro@koscvax.keio.junet
                                        田中二郎@慶應大学

P.S.せめてここ(サイエンス・ネット)もJUNETなみの
        マンマシンインターフェースがほしいですね。

以下にJUNETの手引きを引用しておきます。(下線は田中がつけました)

-----------------------------------------

        はじめに

  JUNETの実験運用は1984年10月に開始して以来3年余りが経過しました。
実験開始当初は「草の根」的に運用を行い、我が国では例のなかったこの種のア
カデミックネットワークが無理なく受け入れられるように実績を積み重ねること
に努力してきました。その後参加組織が増加するにしたがって、学会等で報告す
る機会も増え、その結果として、JUNETに関する手引書のようなものに対す
る要求が非常に高まってきました。
  このような文書を整備するのは実験開始以来の懸案であったわけですが、実験
初期にネットワークの技術的な開発に携わっていたボランティアのグループは開
発作業の優先度が高く、このような手引の執筆を行うことができませんでした。
やがて、JUNETのニュースとしてやりとりされていたJUNETに関するQ
&Aが重要な情報源であることに着目したNTTの野島氏によって、これらが編
集され再投稿されるようになりました。この活動は次第に活発になり、多くのボ
ランティアにより編集加筆が行われ、実験参加者により民主的に運営されること
により発展をしてきたJUNETにふさわしい経緯で本「JUNET利用の手引」
としてまとめるにいたりました。
  本手引がJUNETの理解と発展に役立つとともに、JUNETの目指すコン
ピュータコミュニケーションに関連する各分野に貢献することを「JUNET利
用の手引作成委員会」ともども切に望みます。

                                昭和63年1月11日
                                        村井  純(jun@u-tokyo.JUNET)


       JUNET利用の手引(第1版)発刊によせて

  JUNET利用の手引の作成は、1987年2月に現作成委員会のメンバーの一人
である野島@NTTがそれまでに投稿されていたJUNETに関するニュースを
まとめて投稿したことに始まりました。その後1987年3月から9月にかけて、齊
藤@阪大、市川@富士通、楠本@電総研が、この順番で手引き世話人と呼ばれる
編集人を担当し、有用な情報を集めたり書いたりしてJUNETのニュースとし
て投稿してきました。
  一方、JUNET管理グループ(junet-admin@junet) の方では、JUNET
への参加団体が増え続けるのに伴い問い合わせも増加し対応が大変になってきて
いました。そのためマニュアル的な物が必要だということでJUNETのニュー
スとして投稿されていたこの手引のハードコピーを配布するようになりました。
  その後1987年9月末に、野島、齊藤、楠本の間で従来の寄せ集め的手引と違い
体系的な使い易い手引を作ろうという話がまとまり、JUNETを通じて数多く
の方の協力のもとに、作成作業を続けてきました。その結果がこの度発刊するに
至った「JUNET利用の手引(第1版)」です。色々な面で手引作成に協力し
てくださった方々に感謝いたします。まだ不十分な箇所もあるかと思いますが、
第2版へ向けての意見をお聞かせいただければ幸です。
  JUNETの手引の著作権は『JUNET利用の手引作成委員会』に属します。
「JUNET利用の手引(第1版)」からの引用であることを明記すれば、引用
は自由におこなって構いません。
  なお文中で参照した商標権が宣言されている固有名詞は、それぞれの権利保有
者が存在しますが、その記述は省略しました。
  また手引に関する問い合わせは、JUNET-guide@junetにおこなってください。

        JUNET利用の手引(第1版)編集責任者
                楠本博之@電総研(kusumoto@etl.junet)

        JUNET利用の手引作成委員会(五十音順)
                市川至@富士通(ichikawa@flab.fujitsu.junet)
                太田昌孝@東工大(mohta@titcce.cc.titech.junet)
                齊藤明紀@大阪大(saitoh@icsts1.osaka-u.junet)
                野島久雄@NTT(nojima@ntt.junet)
                樋口賢治@アスキー(ken-h@ascii.junet)
                二上俊嗣@NTT(futagami@nttspl.ntt.junet)


第1章  JUNETとは何か

1.1  JUNETの背景

  科学技術の多くの分野、特に計算機科学の分野に携わる研究者にとって、コン
ピュ−タシステムは研究環境としての重要な役割を果たすようになってきました。
研究者間の情報交換は研究環境としてのコンピュ−タを結合したネットワークを
用いて実現することが可能となりました。このようなネットワークとしては、米
国国防総省のARPAネットワーク、UNIXを中心としたUSENET、米国NS
FのCSNet、オーストラリアのACSNETなど数多くのネットワークが実
現されています。これらのネットワークは、「アカデミックネットワーク」など
と呼ばれ、電子メール、電子ニュースなどのメッセ−ジ交換機能を中心に、研究
情報の交換に役立っています。このようなネットワークは、コンピュータネット
ワークの研究者が研究のテストベッドとして使用しているという点に特徴があり、
ネットワーク管理、ネットワークの応用機能、プロトコルなどを始めとする多く
のネットワーク技術が、実際的な運用のもとに生まれています。また、世界中の
アカデミックネットワークは、本質的に相互に接続されるべきなので、ネットワ
ーク間の接続に関する努力も活発に行われています。
  一方、わが国の研究環境には、大学の計算機センターのメインフレームを結合
するN−1ネットワークが運用されていますが、N−1は独自のプロトコルによ
る効率を重視した通信機能を用いて、仮想端末とファイル転送の機能を提供し大
型計算機能力の共有を実現していて、同ネットワークにおいては、現状ではメッ
セ−ジ交換機能は提供されていません。したがってJUNETは、実際に運用さ
れ国際接続を実現することにより、コンピュータネットワークの技術と文化の発
展に貢献することを目的として構築が開始されました。

1.2  JUNETの歴史

  わが国において、メッセ−ジ交換を基調としたアカデミックネットワークは、
主に次の2つの理由からその発展を妨げられていました。1つは、柔軟な解放型
のネットワークを構築しやすいコンピュ−タシステムが研究基盤として十分に一
般化されていなかったこと。もう1つは、公衆電話回線の使用上の制限が強かっ
たことです。しかし、1983年以来UNIXオペレーティングシステムが研究者の間で
一般的となり、高機能パーソナルコンピュ−タが発達し、同時に公衆電話回線を
用いた通信に対する環境が向上するにしたがい、公衆回線上でUUCPプロトコルを
用いたネットワ−クを構築する状況が整ってきました。
  こうした状況の中で、JUNETの実験は、共にUNIXオペレ−ティングシステ
ムが稼働していた3つのロ−カルエリアネットワ−クのゲートウェイ、即ち東京
工業大学、慶応義塾大学、東京大学を結合して1984年10月に開始されました。
  3大学間でのネットワ−クの実験開始とともに、電子メールと電子ニュースの
サービスを開始し、実際に運用を行いながら、ネットワーク管理、日本語メッセ
ジの取り扱い、ネットワーク間結合などに関する検討を開始しました。日本語
メッセ−ジに関しては、暫定的な取り扱いにより実現し、名前管理、経路制御な
どに関する研究の成果として、1985年5月に階層的なドメインに基づく名前管理
を実現するシステムが導入されました。
  これに先駆け1985年1月には、国際電信電話株式会社研究所において、USE
NETとの国際結合の実験が開始され、JUNETとUSENETのネットワー
ク間結合が実現されました。1986年1月には東京大学がCSNETとJUNET
のゲートウェイとしての運用を開始しました。CSNETやUSENETはすで
にいくつかのアカデミックネットワークとのネットワーク間結合が実現されてい
るので、間接的にこれらのネットワークとの情報交換も実現されました。


1.3  JUNETの現状

  JUNETは1987年11月の時点で約 110組織が参加し、約1000のシステムと電
子メールの交換が行うことができます。これらの組織は大学、国立研究機関、計
算機メーカーの研究所、電話会社の研究所、ソフトウェア会社の研究開発部門等
であり、ボランティアとして参加しています。現在、組織間の結合には、電話回
線や公衆パケット交換網を用いたUUCPプロトコルが主に用いられており、通信に
は2400bps または、9600bps のモデムが用いられており、これらは、CCITT のV2
2bisとか Telebit社TrailBlazer やMicrocom社MNP Class 6 の規格に基づいてい
ます。
  JUNETは本質的には、参加各組織のロ−カルエリアネットワ−クを結合す
ることで成立しているネットワークです。メッセ−ジ交換のアドレス管理、経路
制御、メッセ−ジ交換関係の各種応用機能を提供し、他のネットワークとのネッ
トワーク間結合に基づいたゲ−トウェイ機能を提供しています。実際の通信は主
に公衆電話回線や公衆パケット交換網を用いたUNIX上のUUCPプロトコルを用いて
行っていますが、TCP/IPのプロトコル体系の実験も開始されています。
  各組織のローカルネットワークを結合しているわけですから、ネットワ−クを
構成するシステムはゲ−トウェイとその他のシステムの2種類に分類されます。
ゲ−トウェイとはその大学・研究所外のシステムとの間に結合が存在するシステ
ムのことをいいます。ゲ−トウェイ以外のシステムはこのゲ−トウェイとの間に
局所結合を持つことで、JUNET内の全てのシステムとの通信を行なうことが
可能となります。
  先に述べた様に、ゲ−トウェイ間は主に公衆電話回線や公衆パケット交換網上
のUUCPリンクで結合されています。これに対し組織内におけるシステム間の結合
には、内線電話回線、直接結合、Ethernet等の様々な媒体が用いられています。
これらのローカルネットワーク内で使用されるプロトコルやアドレス方式の違い
などは、ゲートウェイによって吸収されています。

1.4  JUNETの機能

  JUNETの機能の中で主なものは、メッセ−ジ交換の応用機能、すなわち、
電子メールと電子ニュ−スです。これらは、 DARPAインターネットのメッセージ
形式の規格であるRFC822に準拠しています。これらのメッセ−ジ交換機能に関し
ては、日本語の使用に対しての要求が強いことから、 ASCIIコードだけでなく、
JIS漢字コードを使用することも可能にしています。しかしメッセ−ジ内に漢字
コ−ドが存在する場合、漢字コ−ドを処理出来ないシステムでは混乱が生じる可
能性があるので、JUNETではこの問題に対しメッセ−ジのヘッダの Subject
部に使用コ−ドを示すことで暫定的に解決を行っています。例えば、Subject:
next meeting (In Kanji)ただしこのような使用されるコードの表現に関しては、
ヘッダ部への正確な表現を取り決める方向で検討されています。RFC822によるも
の。
  メッセ−ジ交換のための各ユーザのアドレスと名前を管理するための名前管理
の技術は、利用者インタ−フェ−スの質を左右するのみならず、経路制御、通信
の信頼性などにかかわる重要な技術です。このためにJUNETが提供している
名前管理システムには、次のような点が考慮され実現されています。

        階層的なドメイン構造に基づく名前管理を行っている
        そのためのsendmailルールを生成するシステムが開発されている

1.5  JUNETの管理と運用

  JUNETは全体的管理者(junet-admin@junet)および各ドメインの管理者の
集合体(postmasters@junet)、つまり各組織内の最上位ドメインの管理者の両者
によって運営されています。したがって全員が責任を負っているわけです。 JU
Sが運営しているとかどこかの大学が運営しているとか書いてある文書もあるみ
たいですがそれは間違いです。前者は根も葉もない話ですし、後者についてはた
しかに一部の大学はJUNETの主要参加組織であり運営に関与しているといえ
るかもしれませんが、その大学だけで運営しているわけではありません、またIN
ETClubとJUNETを混同している文書もあるようですが、やはり間違いです。
INETClubはこの手引にもあるように(参照[inetclub])、海外とのメールのやり
取りをするための同好会的組織です。JUNETはあくまで国内のネットワーク
です。
  したがって、これらの運営母体によって正しく認識されていないシステムはJ
UNETのノードではありません。またJUNETのアドレス表現で正しくメッ
セージを交換できないノードはJUNETのノードではありません。具体的には
JUNETの最上位のノードに位置する東京工業大のホストtitcca.cc.titech.J
UNETまたは東京大学のホスト ccut.cc.u-tokyo.junetとそのノードとの間でJU
NETのアドレス表現を用いてメールのやり取りができるかということで判断さ
れます。
  JUNETの参加組織は、JUNETを営利目的に使用してはいけません。さ
  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
らにJUNETの利用者として不特定多数の参加は認められていません。これは
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
JUNETに参加している組織のホストに正式にログインアカウントを持ってい
る人に利用者は限られるという意味です。どんなに多くの人数でもこれは特定多
数であると解釈されます。ちなみに端末を道端に置いて道行く人に使わせるとい
うのは特定多数にはならないのでいけません。
  JUNETはボランティアネットワークですから。参加している以上はそれに
応じた義務を負います。例えばメール、ニュースを隣接サイトへ正しく送る等で
す。各ドメインの管理者はこの手引を熟読し、それに沿った運営を行うことが要
求されています。またシステムのトラブル等に関しても自分で解決することが原
則です。もちろん主要組織、全体管理者からの、またニュースシステムを通じて
のボランティアによる応援はあります。けれども主要組織がサポートするのは当
然という態度はよくありません。各組織の管理者の人は、自分自身もJUNET
の一部を担っているのだということを自覚しましょう。もちろん各ホストの技術
力、計算機資源は大きく異なります。しかし色々な努力することは可能です。J
UNETに参加する以上はなんらかの貢献をするように努力することが大切です。
JUNETは商用ネットワークではないのですから。建設的にJUNETに参加
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
し、より良いものにしていきましょう。

1.6  JUNETに関する参考文献

 コンピュータ・ネットワーク、 bit臨時増刊1986年7月

 J.S.Quarterman, J.C.Hoskins (村井純 訳)
         世界のコンピュータネットワーク、bit 1987年 3,4,5,7月号

 村井 純:世界のコンピュータネットワークとJUNET、bit 1987年7月号

 最新UNIX、 bit臨時増刊1987年5月

 桂 重俊、猪苗代盛:コンピュータ通信と電子メール、bit 1987年12月号

 THEMSKY: 7bits 黒山羊さんからお手紙ついた?!、bit 1988年1月号

 Murai J.,Kato A.:Current Status of JUNET,Frontiers on Computers,
        North Holland,1988

情報処理学会第31回(昭和60年後期)全国大会予稿集(II)より
 9Q-1  村井他:計算機研究者用ネットワーク―JUNET―、pp871-872
 9Q-2  松方他:JUNET のソフトウェア、pp873-874
 9Q-3  村井,田中:JUNET の名前管理、pp875-876
 9Q-4  浅見,村井:USENET への国際リンク、pp877-878

情報処理学会第35回(昭和62年後期)全国大会予稿集(I)より
 3V-5  村井:JUNETによる広域分散環境の構築、pp579-580
 3V-6  田中,村井:名前管理及び経路制御の処理系、pp581-582
 3V-7  松浦,山口,中村:System-V上のJUNETメールシステム、pp583-584
 3V-8  松方他:JUNETのネットワーク間結合、pp585-586
 3V-9  小川:JUNETの日本字処理、pp587-588
 3V-10 野島,二上:JUNETによる計算機利用環境の変化、pp589-590
 3V-11 加藤:JUNETのネットワークニュースシステム、pp591-592
 4V-3  浅見,村井:国際メールの課金機構、pp597-598
 5V-3  篠田:JUNETにおける高速ダイアルアップモデム通信機構、pp617-618

 Murai J., Asami T.: A Network for Research and Development Communications
         in Japan -JUNET-,
        Proc. of First Pacific Computer Communications Symposium,Seoul, 1985.

 村井,田中:JUNET とその管理機能、「コンピュータ・システム」シンポジウム
        昭和60年12月、情報処理学会

 村井,加藤:JUNET の現状と今後、第28回プログラミングシンポジウム、
        情報処理学会、1987年

 村井純:研究ネットワーク、情報処理1987年8月

 Murai J., Kato A.: Researches in Network Developement of JUNET
        Proc. of SIGCOMM '87 Workshop, ACM, 1987
-----------------------------------------------------



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 109       Text Title  : arigatougozaimasu                       
Author   : host      Text Length : 624 Byte    Date : Thu Jun  2 00:18:25 1988

田中二郎さんへ

junetについてのご教示有難うございました。私達記者の知らないところ
で物事が進んでいるということを思い知らされたような気がしますこれは十分
に新聞で紹介する価値がある話だと思います。付きましてはjunetのいい
だしっぺといえるのではないかとおもう村井先生にお話を伺いたいのですが、
いかがなものでしょうか。このサイエンスネットを読んでくださっているとい
いのですが。

なお、いま開発中の次期サイエンスネットはかなりの物だと思っています。(いま
デバッグの最中です)6月中にはなんとかしなければと、努力しています。
よろしくアクセスしてください。

                    大阪のケペル内村



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 110       Text Title  : コンピュータウイルスあります            
Author   : reader    Text Length : 1225 Byte    Date : Thu Jun  2 01:31:34 1988

コンピュータウイルスが見たいということですが・・・
このサイエンスネットに注入しましょうか?
というのは冗談なのですが、
是非にというとこであれば、実際にウイルスを注入した某ネットのシスオペを紹介
できるでしょう。ただし、表面的にはウイルスなぞ注入されたことはないというこ
とになっているので、公式なコメントではありません。疑似的なウイルスでよけれ
ば、アスキーで特集しているコア・ウォーズのプログラムをネットに忍び込ませて
みれば良いとおもいますが?
 ウイルス自身を作ることは結構たやすいとおもいます。しかし、
これを注入するのは至難の業。
 また、UNIXなどの一般的に普及しているOSの場合には、抜け道
が多種多用といったところですか。

比較的有名な方法としては、rogue
やviなどのシェルエスケープを利用して、ルートへ行って、パスワードファイルを
書き換えてしまうことでしょう。現在は、このような方法は通用しないでしょうが、
また、atコマンドを利用して、クロックデモンをいじる方法もあるそうな・・・

 もし、サイエンス・ネットでウイルスを動かして欲しいというのなら、シェルへ
抜ける方法をお教えください。数時間後には実害のないウイルスを注入してみましょう。

by suis-je de France    

PC-VAN EGH78925
ASCII ACS acs02864
Nifteh PAF00451
MASTER aaa846
MIX suis
Compu Serve 74050,451
DIALOG
 380309



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 111       Text Title  : 朝日新聞のJUNETアドレス            
Author   : reader    Text Length : 259 Byte    Date : Sat Jun  4 11:41:44 1988

 朝日新聞のなかでのアドレスについて。

たぶん、以下のアドレスが有効です。社内で問い合せてみてはいかが?

akira@rd.asahi-np.junet (Takiguchi Akira)

                田中二郎@慶應大学
                jiro@koscvax.keio.junet



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 112       Text Title  : 癌の告知/制癌剤の写真                   
Author   : reader    Text Length : 1622 Byte    Date : Sun Jun  5 00:02:34 1988

                       癌の告知
 先日、ある一流の週刊雑誌の特集、署名入りの記事を読んでいて驚いてしま
いました。

 現在、広く使われている制癌剤、それもパッケージと内容物のカラー写真が大きく
載っていたのです。その独特の写真を見れば自分が飲んでいるのが癌の薬だと
すぐに分かってしまいます。

 その上この記事では、これらの薬の効果について否定的に書いて有るのです。
これでは自分が癌であると宣告された上に利かない高価な薬を飲まされている
と知らされたのですからたりません。もしかしたら利いたかもしれないのに利か
ないという逆のプラセーボ効果に成りそうです。

 注射薬なら容器を患者が手にとる機会がほとんど無いので医師が隠すことも
出来ますが、2週間分を薬局から貰って、時には自宅で自分が封を切って飲む
内服薬の写真ですから、驚きというより、怒りを感じます。
 普通は癌患者には薬の名前が分からないように医師や薬局で薬品名を取り除く
など工夫している。  

 本人に癌であることを告げることの是非については今でも議論の有るとこです。
しかし、実際にはまだ知らせない方が多いと思います。その為に、医師や周囲
の家族は非常な苦労をしています。そんな努力がこの写真でいっぺんに、それも
無差別にふっ飛ばされたのです。

 隠していたことが無責任な人の一言で本人に癌であると分かってしまい、
症状が悪化し、最悪の結果になってしまったということはよく聞きます。
 病気の少年とホームランの約束をテレビのアナウンサーが放送中に少年が白血病であると
喋ってしまい大きな問題になった例が数年前に有りました。

 すぐに書き込みたかったのですが、知らされていない癌の患者が書店で新たに
購入しない様に発売日から少し待ちました。多分書店にはもうほとんど残って
いないと思います。
                                  以上

Y. O'HARA/YOKOHAMA/045-821-8900



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 113       Text Title  : げー                                    
Author   : reader    Text Length : 1978 Byte    Date : Tue Jun  7 20:47:40 1988

前々から、言おうと思っていたのだが、朝日新聞社は「SONY」に対して
妙に冷たい。

  あの世間を騒がせた「SONYはベータを捨てた」と言う情報を流した
おかげで、あっという間にSONYの人気は下がるし、テープもあまり
出回らなくなってしまったし。  

  新製品発表の欄では8ミリの記事なのに、「VHSに敗れたSONYが
云々...」と、この始末。

  今週のAERAの広告においても、「ベータ敗れて云々...」 

  SONYのベータの惨状をまるで鬼の首をとったとでも、言いたいかの
様に騒ぎたてて拍車をかけて、それに対しEDベータの記事でも載せれば
まだ許されるであろうに、その事に関しては沈黙を守っている。

  あの記事を読んだタモリと明石家さんまが、全国ネットの「笑っていいと
も」で、SONYに見捨てられたと騒いだため、この誤解が世間一般に
広まってしまい、それ以降のベータユーザーの状況は実に悲惨なものである。
  (ウーン、これは一度味わってみないと分からないとおもうョ)

  VHSとベータの両方を使用したことのある人なら分かると思うが、
VHSを支えているのは普及率だけでしょう。軽く言ったが、普及率が非常に
大切なのは分かる。しかし、同時に普及率が大きいとそれだけ規格の変更が
しづらく、その結果がS−VHSでしょう?
  特にこれからのテレビの変化は白黒からカラーへの、それに勝とも劣らない
様な変化があるでしょうし。
  SONYのハイバンド化に関しても、ユーザーからの反対があるにはあったが
高性能化への期待の方が大きかったのは、ベータだったからだと思う。

  レンタルをするならVHS(S−VHSではないと思う)、カメラで撮るなら
8ミリビデオ、編集するならベータ(これはEDベータを含むと思う)
  この意見に僕は賛成である。(要求には限度がない−さすが、金余り国の国民)

  SONYがVHSの発表をしたのだから、この辺りを正確かつ広い目で
眺めて、特集でもしてみたらどうでしょう。
  ベータユーザーは今でもしぶとくいたる所で、ビデオ生活を行なっています。
  その事だけは、忘れないで欲しいのです。一度いいものを知ってしまうと、
そう簡単には捨てられないものなんですョ。これはいまだにベータを愛用して
いる人の、多くの理由だと思います。
                           突然湧き出す「うっしっし」でした。



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 114       Text Title  : suis-je de France sanhe                 
Author   : host      Text Length : 155 Byte    Date : Tue Jun  7 23:54:41 1988

suis−je de Franceさんへ

いや、面白いですね。ぜひ取材させてください。手紙を送ります。
            大阪科学部  ケペル内村



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 115       Text Title  :  フロンの代替にフロン?                
Author   : reader    Text Length : 327 Byte    Date : Wed Jun  8 05:34:47 1988

 成層圏のオゾン層を破壊するとして製造が規制される予定のフロン12に代 
わる物質として「フロン134a」。同じフロンでありながら、オゾン層を破 
壊することはないのであろうか。
                      無知な読者より



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 116       Text Title  : フロン ノ トコタエ                             
Author   : reader    Text Length : 539 Byte    Date : Wed Jun  8 11:09:16 1988

フロンの代わりにフロン?
 問題となっているほうのフロンはクロロフルオカーボンといいまして塩素と弗素
と炭素でできています.このうち塩素が成層圏でいたずらをしてオゾンを壊すんだ
そうです.フロンは余りに安定であるために成層圏に届くまで塩素が分離されない
というのがいかんらしいです.南極のオゾンホールの観測をした人のなかにはこの
塩素が成層圏で増えていたというのでそれ見たことかと騒いでいる人もいるようです.
 代わりのほうのフロンは塩素を含まないタイプで,だからいいんだそうです.
                     一応プロの菊地



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 117       Text Title  : Res:げー                            
Author   : host      Text Length : 797 Byte    Date : Wed Jun  8 17:00:06 1988

Res:げー
  To 「うっしっし」
                          From 団藤
 あなたのご不満に答えられる「朝日人」が、このサイエンスネットにもいるの
です。そう、我らベータ派!!!
 おまけに、EDベータの記事を書いていないどころか、昨年末には、大阪本社
管内だけでしたが、S−VHSとEDベータと組み合わせた1ページ特集まで作
ってしまった張本人なのです。
 ただ、わたしも2台目ビデオとしてはVHSを検討中で、そのあたりのAV談
義を、このネットでも展開したいと思っていたところです。
 新ホストシステムが近く完成すると、多くのボードで電子会議の方法が変わり
基調になる発言に関連発言がつながるツリー構造になります。ちょうど、ミニ分
科会の集合体になりますから、このネットではあまり盛んにならなかったAVト
ークにぜひ日の目を見させましょう。

 請う ご協力!!!



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 118       Text Title  : ちなみに                                
Author   : reader    Text Length : 237 Byte    Date : Wed Jun  8 22:07:42 1988

事をしたり(出来るホストの方が悪いが)atコマンドを使って
獅「たずらする物をコンピュータウィルスとは言いません。
獅≠狽セと一番幼稚なトロイの木馬と言う方が合ってますね。

本物のウィルスがちゃんと活動出来るのはMacあたりでしょう。



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 119       Text Title  : Re: ちなみに                            
Author   : reader    Text Length : 784 Byte    Date : Wed Jun  8 23:57:09 1988

 僕が入っているネットでも ウイルスが話題になっていますが
どうも実物を見た人はいないようです  ちなみに氏が書いてあ
るように パソコンで活躍できるのは Macぐらいなのでしょ
う 
 まあ ウイルスは感染しないように気をつければ どうにかな
りますが (PDSをやたらにdownしない、diskを使い
わける、本体のスウィッチを切る etc) トロイの木馬はい
くら気をつけても なかなか発見が難しいものです
 いうならば コンピュータ ウイルスは 風邪のようなもので
トロイの木馬は 癌とでもいいましょうか

 もっとも 風邪もこじらすと恐いものですし なかにはウイル
スが新種になって よりコンピュータに致命的なダメージを与え
こともありますけど 

 ところで ちなみに氏の文が文字化けしていますが まさか
ウイルスに感染しているのではないでしょうね?

          BY 野次馬



Board    : 科学記事ウォッチ              
Text No. : 120       Text Title  : RE to re toちなみに                     
Author   : host      Text Length : 487 Byte    Date : Thu Jun  9 01:18:42 1988

野次馬さん
どんなはなしが話題になっているのですか。もし、都合が悪くなければ
紹介してください。
私の知っているのでは、日経MIXのマックのボードでみています。
いわば、デマ的な部分もあるので、面白いと思っているのですが。
確かに、PDSがこれほど発達しているマックでないと、こんな伝染病は
はやらないかもしれません。(今私がつかっているのもPDSのNinjaterm
という通信ソフトです。
そのほかにも、本物のウイルスとワクチンを持っている人は教えてください。
大阪科学部   ケペル内村