Pol00086 6月4日の大虐殺に負けない!という中国学生の訴え

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『「こちら北京」/全世界に』という本が、1989年9月1日発行ということで、
「J.P.P.」という出版社から出されています。
あの、6月4日の北京・天安門のたたかいを、9月12日に再現する!
という宣言です。何か応えたいと思います。あの、中国の学生の人たちに!
で、みなさんのご意見を!
本の紹介は、おいおいやっていきます。
                         MANSOW

#0001 sci3710  8908210329

基調に「6月4日の・・・たたかい」と書いちまった。
これ、間違いです。正しくは「6月4日の大弾圧に負けない・・・たたかい」です。

それにしても、この本。僕はちょっと不満もあるんですが、・・でも、
おおいに感動しました。ぼくらに何かできないか?・・・
そういう気持ちで訴えています。9月12日です。

              あわてもの  MANSOW

#0002 sci3710  8908210340

もうすこし本の中身の紹介しときます。

あの百万人の集会を、9月12日に再現する!  という宣言なのです。この本。
全世界の中国人のひとたちに訴えていると同時に、その支援を訴えています。

あの虐殺に負けない! という宣言です。
この不屈さに僕は胸を打たれました。 僕らにも何かできないか。そう、
思うのです。おとなりの中国で、若い学生や市民が頑張っている。
あの、密告奨励の中国政府の弾圧に負けずに。
そう、思ったら居てもたってもいられませんでした。
  それで、初めての基調を開いてしまいました。
  9月12日に、全世界で、あの天安門を再現したい、という気持ち・・・
そういう彼らにぼくらは、黙っていちゃいけない、と思うのです。

あ〜あ、自分で関連を2つも書いちまった。
                                                MANSOW

#0003 sci3710  8908230237

いよいよ本の中身の紹介です。是非読んで感想などでも・・・・。

 あの6月4日にいたる、北京・天安門でたたかい抜いた学生・市民から全世界に支援
の訴えがなされています。
 日本では、J.P.P.という出版社から『「こちら北京」全世界に」というタイト
ルで、本が出されています。以下、その“緊急連絡”からの無断転載です。

***************************************

 我々はあらかじめ宣言をしておきます。もし、戒厳令が解除され、殺人部隊が撤退し
たら、また天安門広場に集まりそして、圧倒的な民衆とともに北京全市をうずめつくす
方針です。それは可能かというと全く可能です。今、北京の人々は隙あらばとびだそう
と虎視たんたん、その機会を待っています。そしてあの四月から五月にかけて百万人を
自発的にあっというまに動員をかけた実績を誇っています。今度は怨みがもっとこもっ
ているだけに量的にも質的にも前回をはるかに上まわる実力を発揮します。そこで、ど
ういう実力を発揮するかといえば、百万人の坐り込みで十重二十重と中南海を包囲しま
す。(中略)
  失敗したら、またやりなおします。
 我々の反撃の第一波は九月一二日、火曜日です。覚えておいてください、この日はあ
の「6・4大虐殺」から一〇〇日めです。殺された仲間たちの霊を慰めます。北京市だ
けではありません。中国全土の大学のある、あらゆる町で起き上がります。中国だけで
はありません。全世界で中国の学生がいるありとあらゆるところで多彩な行動を繰り広
げます。ウルカイシーくんがパリから全世界に呼び掛けたのです。なぜ、パリか、とい
うと今年はフランス革命二〇〇年、パリコンミューン九〇周年にあたるからです。フラ
ンス人の、パリ市民の、あの燃えるような人間解放の熱い想いを我々も、今共有したい
からです。
 頑張ります。だから、お願いだから、我々を応援してください。
 あなたに心からお願いします。

***************************************

 どうでしょう。この必死の、感動的な訴えに、ボクは心うたれました。
 何かできないか。そういう気持ちです。中国大使館への抗議など、いろいろあるとは
思いますが。ボクの貧弱な発想ではもの足らないのです。是非、みなさんの意見を、案
を出してください。
 ボクらの隣の国の人々の訴えです。何かできるはずです。9月12日です。
 よろしくお願いします。
                                MANSOW
以上です。アップ・ロードをはじめてやってみました。

#0004 sci2100  8909250737

 中国学生運動の指導部、特にウアルカイシは、いったい何を考えている
のかわからない。
 虐殺はたしかに問題ではあるが、彼らがどういった理論をもって、運動
をどういう方向に向けようとしているのかがわからない。
 彼らのアピールを見るにつけ、彼らの友人たちが殺されたことに怒りを感じる
が、同時に彼らが「私たちの友人は虐殺されました」というだけで、ではいったい
どういう運動にしたかったのか、自分たちの反省点はなかったのかということに
ほとんど言及していないことに疑問を感じる。
 特に、ウアルカイシなの英雄ポーズには、強い疑問を感じる。

 ぼの

#0005 sci3710  8909251353

 このつぎの関連に、ぼの さんへのレス(のつもり)を載せますが、
どうも自分自身でもうまく言えてないと思うのです。あまりに下手な
文章ですが、でも、敢えて載せます。もし、このわけのわからない文
章にでも「何か言ってやろう」という気になったら、またレスしてく
ださい。確か70数行あると思います。
                     MANSOW

#0006 sci3710  8909251354

 このボード、半分捨てていました。どなたも興味ないよう
だったので。無責任でした。すみません。
 でも、こうして反応があったので少しぼくの思いと意見を
述べてみます。

 確かに一連のあの運動に、ぼくも「感性に合わないな」と
思うところがなかったわけではありません。けれども、まず
ぼくらは、この他ならないぼくら自身が、あまりに中国や朝
鮮のひとたちの生きざま、生活、日頃抱いている怒り、・・
 そうしたものからと遠ざけられ、また、ぼくら自身も、自
分たちが、そういう現実のなかに置かれていることに無関心
であったりすることが多いのだ、と思っています。たとえば、
かれらは過去に日本の侵略の歴史を決して忘れません。今も
そして、日本の軍備拡張などの動きに警告を発しています。
その危機感というか、怒りというか、そうした感覚はかなり
強烈にあるようで、その証が、かの南朝鮮や中国の政府まで
をもして「靖国神社参拝は問題だ」と言わしめるのだと思い
ます。
 まず、こういうようなぼくら自身とかれらの関係を、ぼく
は必ず念頭におくようにしています。このことは、何かかれ
らがやったこと、やろうとしていることなどに頭から全部賛
成するということではありません。ぼくもぼくなりの意見・
感想は当然持ちます。また、そうでなくてはいけない、とも
思っています。しかし、あの忌まわしい半世紀前の侵略の歴
史を「侵略する側」として背負っている、しかも、その歴史
に何も恥じないどころか、開き直ってさえいる人々を「日本
の代表」面させてしまっているぼくらは、まず、こうした自
分たち自身の立場に踏まえて、ある意味で自分たち自身の問
題として、かれらの問題を考える必要があると思っています。
 そうやって自分の立場、というか、位置というか、そうい
ったものに踏まえてみたときに、はじめて少しでもかれらの
現在の苦闘が理解できるようになっていくんではないか、と
思っています。
 ちょっと長々と良くわからないことを書きましたが、よう
するに、ぼくは、ぼく自身の既成の感性だけで、かれらの運
動なり、生きざまなりを簡単に判断、いや判断して切り捨て
ることがあってはならない、と思っているわけです。

 おそらく、あの中国の学生(や市民や)の運動は、ぼくら
の想像を超えるような苦闘が踏まえられているのだと思いま
す。聞くところによれば、中国の学生は、自分たち自身では
勝手に進路を決められないといいます。しかも、かれらは地
方の出身が多く、農業などだけでは食べていけないから学生
になって頑張ろうとした人が多いというふうに聞いています。
 そのかれらが、いのちがけでたたかい、そして現実に自分
たち自身の手で政治を動かした。戒厳令というのは、かれら
にとっては、おそらくつぎの飛躍点であったと同時に、かれ
ら自身が自分たちの力を実感できた証だったのだろうと思い
ます。
 そうして、たたかい、6月4日の虐殺の憂き目にあいなが
も、再びたたかいの呼びかけを発している。そのことにぼく
は感動をおぼえているわけです。なんとかしたい。そう思う
わけです。
 長くなって申し訳ないんですが、もう少し加えれば、あの
一連の運動は、多くの、参加した人達ひとりひとりの苦闘が
非常ににじみ出ていたと思います。確かにウアルカイシとい
人が目だっています。しかし、彼も彼なりに大変な苦闘を強
いられているのだろうとも思いますし、それ以上にぼくは、
ウアルカイシという「代表」を支え、また彼という「代表」
を押し立てながら頑張っている多くの中国人・中国人留学生
の苦闘をぼくらは知らなきゃいけない、と思うわけです。

 ほんとうに長くなってしまいました。こんなに長く書く必
要なかったようにも思えてきましたが、ぼくの思い入れです。
ほんとうは、ぼくの知っている‘その後’も書きたかったの
ですが、きょうはこれで止めます。どうか長いこと、お許し
ください。うまくまとまってもいないと思います。(もとも
と文章書くのが苦手なもんで・・・)

 ぼの さん レスどうもありがとう   MANSOW

#0007 sci2100  8912211752

 ごめんなさい。でも、中国の学生運動と日本の侵略との関連性は
まったくないと思いますし、彼らの独自の国内行動を考える上で、
日本の侵略を「責任」として考える必要性と必然性がよくわからな
いのです。
 少なくとも、私は彼らの友人が殺されたという事に関しては理解
するつもりもあるが、彼らの明確なアピールなき運動を理解する気
持ちには到底なれないのでこう思っているわけです。
 彼らは、金持ちになりたかったが故、それをストレートに言いにくかった
のではないでしょうか? でなければ、ウアルカイシがあれほど「虐殺、
虐殺」と言いながら、本当は何を達成したかったかを言わないはずがな
いと思うんです。

ぼの

#0008 sci2100  8912241132

 そして首脳部のほとんどが生き残っているわけですし。ありゃヘンですよ。
 こう言ってしまうのは非常にいけないことなんですけれども・・・・普通
の運動とはだいぶ違うと・・・思うんです。

 だいたい、彼らは「学生」の運動
 を展開していたのに、なぜ「市民」
 まで巻き添えにしたのかということ
 も疑問としてわいてくるんです。
 中国という国でああいう事が起こり
 得るのはある程度予測可能かもしれ
 なかったのですし。。。

ぼの