Gen00529 「放射能学」のすすめ #0000 sci1985 8907191826 放射能学のすすめ 近ごろ反原発運動が盛り上がっていますが、どうも推進派にとどめの一撃を 入れられないのが実状です。なぜなのでしょうか? 私はこうおもいます。今の反原発運動は、感情論に流され過ぎで、「放射能」 の恐ろしさや、なぜ危険なのか、と言うことを、はっきり突き止めていないから ではないでしょうか。 実際、放射能を受けると癌になる、と言うような、端的 な考えで反対する人もかなりいると思うのです。それはそれでいいのですが、 「素人のあさはかさ」の域はいつまで経っても抜けられません。そこにつけ入ら れてしまうのではないのでしょうか?推進側が、「放射能はこれこれこうだから 安全。」と言うと、はあそうですか、と納得してしまいかねません。推進側は 論理で対抗してきます。所詮、素人のやることは非化学的、と思っているのでし ょう。 それに、これは僕の信念ですが、反対派というのは、最大の賛成派になってみ なければならないのではないでしょうか。そしてそれでも賛成のできないような 問題がでてきた場合、初めて反対することが、理論に裏打ちされた反対には必要 でしょう。 原発の最大の問題は放射能なのですから、放射能について調べてみるのが、 やはり良い手段だと思い、私は放射能について調べまくりました。ところが、 放射能に関する本は、専門書となっており、素人の、当時小学生の私が、理解で きる訳がありません。それでもめげず、調査に調査を重ね、ついこの間やっと ほとんどの説明がつき、他の人に説明できるようになりました。本当なら、専門 の人が正しい、簡単な説明をしてくれれば最高なのですが、そうはしてくれない ようです。 そこで、年端も行かぬ中学三年の私ではありますが、私の調べたことを、少し でも多くの人に知ってもらいたいと思うので、このNETの科学技術ニュース& トークに「入門・放射能学」という題で、週一回ずつ書き込んでいきます。 なにぶん、間違いもある説明にはなると思いますが、私の分からないことは 省いていきますので、どうぞ読んでみて下さい。なお、本文中の間違いの訂正・ 質問その他は、SCI1985までどうぞ。私と共に、学んでいくことにしまし ょう。どうぞよろしく。