Gen00506 私の結論

#0000 sci2919  8904290202

エネルギー問題として見た原子力発電。
電気エネルギーの供給源としては、火力、水力、風力、波力、太陽
熱利用、原子力などの発電システムが知られている。
火力発電は炭酸ガスを発生させる欠点を持っている。そしてこの炭
酸ガスが地球を温暖化させる原因となっています。
勿論炭酸ガスの発生源としては自動車のほうが影響が大きのかも知
れません。
そして原子力発電の問題は放射性廃棄物を多量に発生させることと
事故による広範囲で長期的且つ致命的な放射能汚染でしょう。
確かに、技術の進歩によって、より安全な原子炉が作られるように
なっていくことは事は間違いありませんが、完全に安全な原子炉な
どあり得ません。それは頻発する事故からも明らかです。
炭酸ガスは放射能よりは毒性が低いかも知れませんが、長期的にみ
れば、放射能と同じよう人類にとって致命的な問題を抱えている。
しかし、炭酸ガスに因る地球の温暖化には多くの打つ手がある。そ
れに引き替え洩れてしまった放射能に対して有効な対策が見当たら
ないのではないか。
それでも日本が原子力発電に固執するのは、他に代わるエネルギー
源が無いことと、政情が不安な中近東の石油のように価格が大きく
変動することがなく安定しているためであろう。
価格が安定していれば工業製品の輸出に依存する日本としては国際
競争力が外的要因によって弱められる危険性を回避することが出来
る。
技術立国を目指す日本としてはこれ以外に選択の道はなかったのだ
と思います。 
しかし、これほどまでに賛否が議論されることじたい原子力発電の
化けの皮が剥がれ始めている証明ではないのか。
いままでは、たとえそれが危険な物であったとしても便利で有用で
あれば人類は受け入れてきた。
ではなぜ原子力発電だけががこれほどまでに議論されるのだろうか。
広範囲で長期にわたって放射能がおよぼす影響の大きさにたいする
不安を鋭く感じ取っているせいなのでしょうか。
原子力発電のかわりとなる代替えエネルギーがないのならば、20
年前の生活に戻れば良いと考える人もいるでしょう。しかし、現実
的な話として、20年前の生活に戻ったとしても20年前のエネル
ギー量で全ての日本人を養うことが出来るのだろうか、化学肥料、
農薬は十分補給されるだろうか、暖房はどうだろうか、医薬品、医
療施設等等、そして大量の人を移動させるだけのエネルギーはある
のだろうか
今の日本のエネルギー消費量/人が発展途上国の何十倍もあるとい
われているが、無駄に消費しているとは思いません、今の日本が必
要としているエネルギー量そのものではないのか、勿論、全部が全
部とは言いませんが。むやみにエネルギー使用量を減少させてゆけ
ば日本は活力を失っていくことでしょう。
でも活力を失い貧しくなること自体は日本人自身が納得出来ればさ
ほど問題とはなりません。
根本的な問題は日本人に限らず人類は自然を貪欲なまでに利用する
ことによって進化し、発展してきた生物です。この基本的な行動パ
ターンを失えば、人類は衰退して早晩滅びていくと思います。
やがては、化石燃料もいずれ枯渇します。勿論その前に地球の温暖
化という難問が控えてはいますが、人類にとって一番重要な事はエ
ネルギーが確保出来るか否かにかかっています。
いま人類が手にしているエネルギーの多くは太陽が造りだしたもの
です。
太陽熱発電はもちろんのこと石炭、石油、風力、波力これらは全て
太陽がつくりだしています。これらを徹底的に利用しつくし、エネ
ルギーにしてしまったら地球そのものが死んでしまいませんか。し
かし、地球が死ぬ前に人間が滅びるから地球は蘇生し、地球は、地
球と共存出来る、人間の後を継ぐ新しい人間を育み始めるでしょう。
こまで考えてくると、人口が減少するか、核融合かそれに代わる新
しいエネルギーを見つけ出す以外に人類存続の道はないのではない
かというきがしてきます。
しかし、人口の減少は種としての活力を失ってゆくことになりはし
ないか、人類滅亡の第一歩としての。
過去において、人口の上限を規制するのは自然環境です。それを乗
り越えて人口が増加したのは科学によってである。
いま人口の増大或いは工業化によって人類が自然環境を崩しただけ
自然は荒々しく、激しい環境となって人間に跳ね返り災害をもたら
し、人類が地球に住うる上限を自動的に規制しようとしている。 
この上限を越えるには地球が使っていないエネルギーを利用する必
要があるのではないでしょうか。
核融合はこの条件に当てはまります。そして、たとえ事故が起こっ
たとしても、地球自体にはさほど致命的な影響力を残さないきがし
ます。要するに地球自体は温存されます。しかも責任は人類自らが
とれるのです。
他の生物にも影響があるのではと言う意見もありそうですが、進化
するチャンスが与えられたと思えば、というのは過激過ぎますか。
このように考てますと原子力発電も核融合と同じように地球が使っ
てないエネルギーですし、地球に対する影響力も大きくはなく、傲
慢な人類自ら責任がとれ、人類にふさわしいエネルギーではありま
せんか。
いずれにしても、核融合が完成するまで命懸けでより安全な原子力
発電を開発して行くか、または、新しいエネルギーが出てくるのを
命懸けで待つかしかないのでは。
 図らずも原子力発電を肯定する立場になってしまいした。反論を
待っています。
            四日市   加藤治

#0001 sci2956  8904292029

 原子力発電の問題点は、放射能の問題が、技術的な課題としては一番大きいという
ことは、どなたも認めていることだと思います。ですが、私が一番納得できないのは、
この様な技術的な問題ではなく、運用上の問題、つまりなぜ原発を大都市圏{関東な
ら、東京(神奈川・埼玉・千葉を含む)}に作らなかったのかということです。どん
なに危険なものでも、その危険は、使用者が担うのが最低限のマナーだと思うのです。

 【マナー】です、是非を論ずる以前の段階で既に原発は間違っていたと思います。

 私の現時点での意見は、

  世界中に核兵器・原子力船・原発がこれだけ普及しているのに、日本だけがやめ
 ても危険度はあまり低下しない。

  廃止するなら、世界レベルで、兵器・船・原発の順がいい。

  続けるなら大都市圏で! 

  やめるのか・続けるのか・現状維持か・どっちなんだと聞かれたら、
         《わからない》

 といったところです。
                                 AHYH

#0002 sci2996  8904300016

結論から言うと、私は、20年前でも、50年前でも、とにかく原発を必要としない
生活レベルに落とすことを前提に、原発廃棄の方向に持っていくべきだと思う。
とにかく、たった1回の事故で、私たちのいる場所がどこにもなくなってしまうのです。
代替エネルギーが問題とされるのは、今私たちが進んでいる方向で
これからも文明(といっていいものか・・・)を発展させる、ということが
前提としてあると思われます。
地球を、とか、すべての生き物の命を、とか、大上段にかまえるつもりは
ないけれど、少なくとも、私は、便利な生活のために命を賭けたくはない。
原発に反対するやつはクーラーを使うな、と言った馬鹿な大臣がいたが、
それで原発を止めてくれるなら、クーラーどころか、テレビも、
冷蔵庫も使わない。もちろん、パソコン通信もやめよう。
現実問題として、ランプの生活に戻ることは無理だというのなら、
化石燃料を出来るだけ節約して、時間を稼ぐことが必要だと思います。
そして、どんなに効率が悪くても安全なエネルギーで食いつなぎ、
少なくとも命と引き換えにしなくてすむような代替エネルギーの
開発を待つ、ということではないでしょうか?
そんなものはあり得ない、というのなら、みんなで原始人の生活を
勉強する必要がある、ということです。
まず、東京タワーに灯りをともして喜んでいるような馬鹿なことをやめることから
始めなければならないと思います。
そして、現在人類が進んでいる方向を変えなければならない、
という認識を持ち、エネルギーを極力使わない方向で考える必要があると思います。
エネルギー、経済、政治、いろいろな面からの問題点があると思います。
でもね、死んじゃったらおしまいなんですよ。

#0003 sci2996  8904300020

すみません、署名を忘れました。
関連発言 2/2は、私です。

            DRAGON

#0004 sci2956  8905032351

 関連発言2のRes

 先の事は分からないので不毛な発言になってしまいますが、私は、もっと明るく考
えて見たいと思います。
 人類は、宇宙に進出します。2020年には、月基地、宇宙ステイション併せて、
200人程度が、宇宙に常駐し、2050年には、数万人になります。(NASA公
式計画)その後は、年20万人ずつ増加します。
 これで、エネルギー・人工問題が解決するとは言いませんが、遠大な計画に胸がは
ずみます。
 エネルギー・人工問題についても、破綻すれば、飢餓・戦争・虐殺等で、人間は、
淘汰されると思います。それでも少しは、植物も動物も残り、歴史は繰り返されるの
ではないでしょうか?
 私は、生活水準を落とせば、解決するとは、思えません。今の人工を支えているの
は、今の科学技術だと思うからです。例えば、地球的規模で、原油や電気の使用量を
減らしたら、工業生産力の低下→農業生産力の低下によって、飢餓が起こり、戦争が
起こり、人工減少につながると思います。
 なんだか、話が暗くなりまとまりもつかなくなってしまったので、この辺でやめて
おきます。 完結しない発言ですみません。
           AHYH

#0005 sci2919  8905041646

原子力発電の問題は地域性以上の問題があるところから議論を
呼んでいるのではありませんか。
大都市圏に限らず、一地域だけに影響があるのならば原発は何
の問題もなっかたとおもいます。
一地域のみならず、日本全体或いは世界的規模の影響があるから
こそ大きな問題となったはずです。
とはいえ、熱暴走が発生した時、その地域が最も激しい致命的
な影響を受けることは認めます。
しかし、議論を地域性の問題にして、大都市に作れば原子力を
認めるということですか。
もし、大都市に原発を作ったとしても、逃げる力をもったひと
は逃げますよ。
残るのは逃げられない人たちけです。
これではどこに作っても同じ事ではないですか。
エネルギーは生活を便利にさせただけではなく、人類を繁栄さ
せたのではないですか、人口とエネルギーには相関関係があり、
エネルギーの減少は人口の減少と結び付くと思います。
誰かが死ななければいけないのでは。
エネルギーが過剰だから、老人や体力のない人を救ってきた
事は間違いがありません。
しかも、化石燃料は地球の温暖化という問題をかかえており、
また、新エネルギーも環境破壊をもたらすおそれが十分あります。
新エネルギーの多くは太陽が造りだしたものです。
このエネルギーを人間が無制限に略奪していったら、地球自体
が死んでしまいます。
原子力を反対する人たちが問題にするのは自分の死なのですか、
子孫の未来なのですか。それとも人類の未来なのですか。
この問題を突き詰めると、人間の存在理由はなにかという問題
になってしまいますが。
ここから考え初めて欲しいと私は思っています。

          四日市    加藤 治

#0006 sci2956  8905052103

 色々な意見があるでしょうが、原子力発電所は、多重防護の安全思想のもとに作ら
れています。したがって、原発事故が、地域性の問題でなくなるのは、この多重防護
の最後のバリアも破れた場合なのです。(距離をとるというのが最後のバリアです。)
それでも、原発から離れていればいるほど影響は、軽微となるはずです。また、事故
発生から、影響を受けるまでのタイムラグも大きくなります。逃げる人は逃げるとお
っしゃいますが、例えば、浦安に原発があったとして、関東近県の何人が逃げられる
でしょう? 大部分は、事故発生すら知らないのではないでしょうか?こうした意味
で、どこに作っても同じとは思いません。
 大都市圏に原発を作るなら、容認するとは言いません。それを利用する者の最低限
のマナーだと私は考えているということです。 私は、1機2機の原発で、全人類が
死滅するとは思えません。発ガン率死亡率は、増えるでしょうが・・(30機50機
となると・・・・です。)チェルノブイリですら直接死が問題となるのは、一地域で
す。それなら、利用している人間が、真っ先に死ぬべきでしょう???

 私も、人口とエネルギーには相関関係があり、エネルギーの減少は人口の減少と結
び付くと思います。誰かが死ななければいけないのです。そして、この問題を人間の
存在理由はなにかという問題として考えるとき、原発の是非について、結論が出せな
いと私は、いっているのです。(威張れたことでは有りませんが・・・)

  続けるも地獄、やめるも地獄、いずれにしても人類は前途多難です。せめて、明る
い話題はないものかと、先の書き込みをしましたが、不謹慎だったかも知れません。
反省しております。尚、人工は、人口の変換ミスです。すみません・・・

                     AHYH