Gen00383 原発・・・

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原子力発電所について・・
 今まで学校で原発のことについて、色々教わったのでこの事について書きたいと
 思います・・
まず原子力発電のプロセスを書いてみます。
 ちよっと長い文章になりますが、お付き合いください
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まずウランの鉱石を地面から堀り出します
その鉱石をアメリカのような特殊な技じつをもった国が精製して
核分裂を起こすU235を取り出し濃縮ウランを作る
(その技じつは日本にはおしえてくれない)
日本はそれを高い金を払って輸入している
これは石油と同じであり、外国が売らないといえば、原子力はとまってしまう
値段も1972年とくらべると10倍以上になっている
そしてこの濃縮ウランの粉を固めて、ペレットにする
そのペレットを、紙の様に薄い金属パイプの中にいくつも積みかさねて入れる
(これを燃料棒と言う)
それをトラックに積まれて、各地の原子力発電所に輸送されている
(大火災を起こした日本坂トンネルも、普通の道路でも、このトラックが
 ひそかに走っている)
このままでは燃料が核分裂を起こさないので 中性子を出す棒を入れると
中性子がウランにぶつかって分裂が起こる
* 1979年この危険な中性子原が運転してないのに炉の中に落下するという
  大事故が日本で発生している
で、分裂するときに熱を出し、同時に死の灰をだしている
この熱でまわりの水を熱してタービンを回す
ただしやたら核分裂が起こると危険なので、制御棒で制御している
(この制御棒が動かなくなることがアメリカでわかり、もし動かないと
 メルトダウンを起こしやすくなる)
そこでいざと言うときに防火用水として、緊急炉心冷却装置が用意されている
(しかし大地震のときは1ヶ所でもパイプが折れると炉の水が抜けてしまい
 そのときは当然 緊急炉心冷却装置のパイプも折れるといわれてる
 つまり 完全な安全装置はありえないという)
一方 正常な状態で発電しているときにも、死の灰は紙のように薄い燃料パイプの
割れ目(無数にある)から水の中に流れだし、さらにバルブ・ポンプ・パイプなどの
すきまから、建物の中にもれ出す
(もれ出した死の灰は下請けの作業員が拭きとったりして、被爆してしまう
 正社員は危険な所は立入禁止となっている、だから下請けと社員の被爆量を比べる
 と10倍ぐらい下請けのほうが多い)
作業者が拭きとった死の灰は水で洗い流しフィルターで”一定量”だけとり除き
海にタレ流している
フィルターについた死の灰などは低レベル廃棄物といわれ、ドラム缶に詰められ
沢山保管されている
こうしておよそ1年運転すると、運転を止め、燃料を交換し、3箇月ぐらい整備する
この整備が原発ジプシーと言われる下請けの作業屋の仕事であり、沢山の作業員が
このとき、被爆する
この検査は安全のために極めて重要であり、とくにさまざまな欠陥が発見された
今、検査期間をむりやり縮め、強引に稼働率を上げることは極めて危険である
検査の時に取り出された使用済燃料棒は大量の熱と放射能を出している
(まだ原爆1000個ぶんのエネルギーがある)
そこで、1年もそれを発電所のプールに入れて冷やし続ける
あるていど冷えたところで、鉄の容器(キャスク)いれ 船に積み込むが
この容器は水深15Mしかたえられず、800度で30分しかたえられないのに・・
船に乗せる・・・
つまり原爆よりはるかに膨大な死の灰を船で海上輸送する・・・・
そしてイギリスやフランスの再処理工場へ運ぶ
* 1984年に核物質輸送船かドーバー海峡で沈没した
  これは水深15Mしかなく浅かったので取り出せたが1箇月もかかった
  このように、交通事故を考えると寒気がするはなしである
再処理工場では全国の原発から燃料棒をあつめると、1年で原爆2万5000個ぶんの
死の灰がとどけられることになる
再処理工場では燃料棒のなかに、使いものにならない、死の灰とまだ使える
プルトニウムやウランが入ってるので、これを爆発しやすい液体で(有機溶剤)で
分ける
このうち、プルトニウムはまだ危険がある、何故ならば、そのまま原爆の材料に
なるため、核兵器を作りやすくなる
(いいかえれば、原発があれば原爆がつくれるわけです)
このプルトニウムは膨大な熱と放射能のためいつ爆発するかわからない、おそるべき
危険物である
そのため再処理工場ではコンピューターで制御しながら、フルトニウムが一か所に
集まらないように分けておく しかれ コンピューターは停電になると止まってしまう
そのような爆発寸前の停電事故が1980年フランスで起こっている
第2に プルトニウムが一定量あつまると(ほぼ4Kg)自然に原爆となり
勝手に核爆発する
今のところこれを処理する方法は見付かっていないが、とにかく、100年間は
かき混ぜ絶えず冷却しなければならない しかも 容器の寿命は30年も持たない
この冷却装置が停電で止まれは、短時間で大惨事を招く
100年後は安全ではなく 10万年は監視する必要があるほど放射能は強い
したがってこれ程危険な死の灰を扱う再処理工場からは最大級の原発の150倍の
放射能がエントツから出ている
その死の灰を固体にするのは不可能とされているが
もし不可能だとすれば、危険な液体のまま気の遠くなるような間冷やし続けなければ
ならない
その量は20年後には小学校の25Mプール70パイにもなるという
そのプール1個がそれぞれの国民を死亡させうるべきの、おそるべき危険物である
何日の日かに、死の灰の液体をガラスのような固体に変えて埋めるといわれているが
固体にする技じつは過去何10年の研究で まだどこの国も成功していない
これを高レベル廃棄物とよんでいるが、固体にできたとしても、日本のどこに
埋めるかは決められていない・・・
以上説明してきましたが、この自転車操業はいつ倒れるのか?
                    倒れるとどうなるのか?・・・・
現実はこれから始まる!!
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以上だらだらと書いてきましたがたぶん、誤字や説明が変なところがあると
おもいます。  ゴメンなさい・・
ところで何で政府はこのような原発を推進するのでしょうか?
さいきんの新聞にも原発の理解を求めようとして、ウソの広告がよくでてます
(石油が無くなるから原発という考えかたではダメ、ウラン鉱石もこのまま
でいくと30年ぐらいしかもたない)
欠点だらけの原発をあきらめているところもあります
じしつアメリカでは原発を止めたり工事を中止したりしています
現在日本に原発は37(たしか)あります。それを100までつくろうと
計画してるそうです。何故か?・・・それは教えてくれませんでした
いままでは エネルギー狩猟型でしたが
これからは、生体形の中から取り出すエネルギーが必要ではないでしょうか?
                       GUEST