Gen00314 <放射線の危険度1>ヒロシマ、ナガサキの季節が・・・

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危険度が見直されている放射線の影響
                       From 団藤

 今年も、ヒロシマ、ナガサキの季節が来ました。

 昨年のちょうど今ごろ、現在の原発論議など影も形も無かったころ、わたしは
原爆の放射線が及ぼした発ガン死の危険度「再評価」問題を、集中的に追いかけ
ていました。

 これに続く4件の基調発言は、その足跡になる記事です。

 こうした経過を受けて、今年6月にウィーンで開いた国連放射線影響科学委員
会は、放射線によるガン死者の増え方は、1977年の同委員会報告の4倍強、
と評価しました。

 内容は一度に100ラドの放射線を100人が受けた場合、ガン死者の増加は
成人で5人、子供で20人−−というものです。成人対こどもが7:3の平均的
集団を考えると、77年報告は2.3人の死者増加としていたのが、今度は10
人の増加になりました。今秋の国連総会に報告されます。

 これを機会に、この間の流れを理解しておいていただければ、と思います。