Fre00772 考古学は科学であります(その2)

#0000 sci5111  9012242217

考古学に関する事、あまりかんけいのないこと、
なんでもいいけどここで、お話ししましょう。

                    ゴマフアザラシ

#0001 sci5111  9012252135

669から、ひっこしてきました。
鎌倉散策ミニオフもこちらであつかっております(?)

                       ゴマフアザラシ

#0002 sci5367  9012252202

考古学とは いつの時代から扱うものを いうのでしょうか...

     はじめから 外したかな(^^;)   のは

なんでもいいけど という お言葉に 甘えまして失礼しました(^^;)

 それと おひっこし 新居おめでとうございます。(^^) デハ

#0003 sci3725  9012252226

鎌倉散策続行ということで、ありがてぇことでごぜぇまふだ。 
 
                   tantan
 
今年はなんかドサクサに紛れて鎌倉は2回も行ってしまいました。
来年もまた行けるといいなぁ...と思ってます。ハイ
 
あちこち迷ったおかげで(私の場合ですが)街のようすも
多少詳しくなってきて、出かけるたびに新しい発見出来る
みたいで楽しみです。

#0004 sci5111  9012262250

いやあ、のはさん、いらっしゃいませ。

考古学は、どんな時代でも、人間がいさえすればあつかいまっせ。
旧石器時代から、現代まで、なんでもどうぞ。

鎌倉ミニオフは、考古学と関係なくたってやっちゃったしね。コレカラモ?

                     ゴマフアザラシ

#0005 sci5367  9012270022

なあるほど 古きを考えるとありますが その時代の人間
(あるいは生物)を中心として、それらがどう生きていたか
そして生きてきたかを考えるととていいのでしょうか
これは おもしろい(^^)

そして 今の時代・生活にどうつながっているかも 考えると
おもしろいですね。
                    ** のは **

KAMAKURAMO
鎌倉もおもしろい。(^^)

#0006 sci5111  9012272116

そういうことですよ、のはさん。

人間の営みを、のこされたもの(基本的には人為物)をてがかりに
追求する、というのが、考古学の考え方です。
このごろは、人為物ばかりでなく、その周りの自然現象をも
貪欲に用いています(花粉分析とか)。

                     ゴマフアザラシ
p.s.次の鎌倉ミニオフにも、よろしかったらおいでください。

#0007 sci3725  9012291050

鎌倉駅の構内に高浜虚子自筆の句「去年(こぞ)今年貫く棒の如きもの」
がかかってるそうです。知らなかった。今度行ったら探してみよう。
 
わたし、超個人的には
鎌倉国宝館見たかったなぁ、近く県立近代美術館も行ってみたかったぁ。
いつか行こうと心に誓う。ナンチャッテ
 
真面目な地図を今度は用意しておきます。ハイ

#0008 sci5111  9012291904

考古学はだんだんあさってに追いやられていくようだが、
しかし鎌倉の地図は必要であろう。

鎌倉国宝館もそのうちには工事が終わるだろうし。
どっちにしろ、こんどこそ、百八やぐらだホイ

                        ゴマフアザラシ

#0009 sci3725  9012292103

百八やぐらは7日すぎだわなぁ。
私、お正月の賑やかな時に行ってみたい気もする...
 
鴨料理はいかがだったでしょう。今日の夕飯は鴨鍋(コンナノアルカナ?)でした。
油がきつくて、少ししか食べられませんでした。
 
そんで今日は女性の敵と戦いました。
やっぱ、最後は気合いだわなぁ。ガンバロウ
 
   トキドキ こんな関係ない話でもよろしいでしょうか tantan

#0010 sci5367  9012292312

女性の敵と戦ったとは ?? チカンカナァ??

鎌倉、おもしろそうですね。 ただ 私は遠出は苦手でして(^^;)

お話は聞かせて(読ませて)くださいね。

さて、鴨料理とありましたが、古くは へいあん京あたりからでしょうか。
鴨料理ときくと、京とを連想するもんで...。

794うぐいす平安京だったかな? えーと

1990年 ひく 794年は 1196年前 ですか。

794年のおおみそかって どういうことしてたんじゃろうか。

         ん 話しが ずれていくナ(^^+)   のは

#0011 sci3725  9012300851

ほっ?チ、チジョのおまちがいでありましょうか。
 
のはさん遠出は嫌いですか。それなら、歩くのも苦手ではないでしょうか。
鎌倉は歩きますよ。ただひたすら。修業僧の苦行みたいなもんです。私は
この苦行がたまらなかったりします。ほかの人は多分迷惑だと思いますが。
 
おまけに墓は、いえ寺は山の中。登山靴買うべきだろうかと迷いましたモン。
ついでにあっちは寒いです。東京と比べると2、3度気温が違うような気
がします。歩いてると鼻水すすっちゃいます。歯の根がガチガチいうしね。
 
といいつつ又行きたくなるのは何故なのか、魔訶不思議。
 
                         tantan

#0012 sci3725  9101021312

鎌倉でまだ史跡発掘中のがあるんですねぇ。
永福寺(ようふくじ)趾ってどこだろう。
なんでも大きな池趾が発掘中に見つかった
とかで、あと5年間発掘予定だそうです。

#0013 magam    9101022106

私の入っているテニスクラブ(最近は忙しくて年に2、3回しかいっていない)
のすぐお隣りの場所らしい。

大搭宮の少し奥です。

#0014 sci6000  9101031731

考古学と歴史学はどう区別するのでしょうか?
歴史についてあれこれ考察を加えるのが考古学かな?
うーん、ちょっと違うか。
よろしかたら教えてください。
小生、歴史、とりわけ日本史フリークであります。

                         KANON

#0015 sci3725  9101031908

管理人さん、ありがとうございました。地図よぉーく探したら
シッカリ載っていまいした。ポリポリ
 
さてさて、永福寺はなんと!鎌倉宮の目と睫毛の間でありました。
私が道を間違えて皆さんを引張っていった瑞泉寺(ずいせんじ)へ
行く途中に所在のようです。惜しかったと言うべきだろか。
 
ついでに鎌倉宮から徒歩15分にある瑞泉寺には現在唯一残る
鎌倉時代のすっっっっっばらしい庭園があります。ジアマリ..

#0016 sci5111  9101032255

>KANONさん、
 
日本での定義では、考古学は広義の歴史学の中に含まれます。
歴史学の中に、文献史学、考古学などが含まれるわけです。
考古学は、遺構・遺物を用いて人類の過去を復元、考察します。
 
なお、考古学はアメリカでは文化人類学の中に入ります。ヨーロッパでは
主としてギリシャ・ローマの遺物を検討する学問についてこの名が用いられ、
日本でいう考古学には先史学というよびかたがされますが、現実には
考古学は文献がある時代でも成立するので、ちょっと問題と言えるでしょう。
 
これまで考古学は文献の無い時代について、文献史学を補助する物として
考えられて来ましたが、文献のあるなしにかかわらず、歴史学に貢献しうると
言う意味で、日本の定義は結構優れていると言えます。
 
                          ゴマフアザラシ

#0017 sci3725  9101042343

鎌倉は寺が多いせいか精進料理のお店が多いようです。
精進料理をいつか...と思っていたら、チャンスがやってきた。
ナントカパック ハヤク コナイト タベソコネルカモ シレナイ
 
 首が伸びはじめて ( シンカダ!) キリンさんになってしまった tantan

#0018 sci1009  9101160020

ウウウ、 モウシワケナイデス。
イマシバラク・・・・
      かの

#0019 sci3725  9101162220

ハイハイ

#0020 sci1009  9101212348

ソクタツ ニテ オクリマシタ...

雨の鎌倉なんていいのかも知れないけどわざわざ行くのは気が重いですねえ。
雪ならまだいいかな。

      かの

#0021 sci3725  9101222104

アリガトウゴザイマシタ。 
 
来週、鎌倉の近くに用事があったので帰りにぶらっと
歩いてこようと思ってたけど駄目になりました。ザンネン デモ タスカッタ
 
また、みんなで行きたいと切実に思っていますけど
わたひは今はちょっと遠出に自信がない状態です。カゼヒキソウ
 
早く、早く仕事を済ませないと...
 
                   tantan

#0022 sci5111  9101230012

本日は真面目モードで、、、
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
このたび、NIFTY−SERVEの歴史フォーラム(FREKISHI)のなかに、
考古学の会議室がオープンしました。
 
まだ始まったばかりですが、一応、埋蔵文化財関係等の専門会議室として
運営していこうと相談中です。
 
考古学関係の方、IDを取得していらっしゃれば、ぜひごらん下さい。
また、考古学関係でIDをお持ちの方を御存知の方、お知らせ下さい。
 
                                          ゴマフアザラシ

#0023 sci3725  9103112306

 
ひと雨ごとに暖かくなるなんて...嘘だぁ、と思う今日この頃。
皆様風邪などひかずお元気でありましょうか。
 
またまたの鎌倉行きで新しいネタ仕入れましたの少し御披露します。
 
メインは光明寺。(浄土宗の関東大本山です)浄土宗の研修所の役割
も兼ね、宿坊があり、精進料理食べること出来ます。
 
方向としては鎌倉駅より若宮大路を海岸方向に進んで途中ひだりへ
折れます。徒歩30分ぐらいでしょうか。4代執権北条経時が当時
のパトロンです。江戸時代に入ると鎌倉で唯一の大名菩提寺となり
今も市管理の内藤家墓所が残ります。これは迫力モンでした。人の
二倍もある石搭が、延々、整然と立並び足を踏込んだ瞬間、別空間
に飛込んだような錯覚を起こさせる雰囲気があります。
 
ここをさらに上に行きますと(感じとしては山の上に近い)歴代の
住職墓所があります。ここの墓石がまた特徴があるんです。無縫搭
と言いまして僧侶の墓標として用いられたそうです。これが周囲を
ぐるっと囲び並ぶさまは笑いを止めるのに苦労しました。(実物を
見ればこの気持分かると思う)
 
          続きは気が向いたらまた tantan


#0024 sci3725  9103122142

 
光明寺の入口近くには無縁仏の一群があります。相当古い時代のもの
多数ありましたが、石が風化していて何と彫ってあるのか全くわかり
ませんでした。ザンネン
 
釈迦堂口切通しというのがあります。釈迦堂というもの(寺かな?)が
近くにあったと伝えられるそうです。跡地は発見されないままです。ドコダ、ドコダ
この途中に(トンネルの中とも言える)やぐらとおぼしき穴が二つあり
ました。その一つには今にも朽ち果てそうな墓石が見えました。
 
一時、土砂崩れの危険があるため封鎖されたこともあるほど、ギョッと
する切通しであります。一部、断層の形がはっきり識別出来て、それが
階段状に切断されて繋がっている興味深いものもありました。
 
それから覚園寺のこぼれ話を少し。
ここのガイドさん(奥さんらしい)付き参拝時間は45分ほど。百八やぐら
ではない(と思う)三つのやぐら見学も含まれています。マナ−の悪い参拝人
は厳しい叱責とともに退場を言渡されることもあるようです。
 
ただ、参拝料を徴収して、後は御自由にという寺に比べると良心的と言える(?)
かもしれない..とちょっと思った。
                           tantan


#0025 sci3725  9103161833

光明寺では月一度の動物供養(でいいのだろか?)が行われていました。
何だろうと近づけば、卒塔婆に犬ワンとか、猫にゃんとか書いてある。
盛大な人だかりに比べてお隣の無縁仏のうら寂しいこと。
 
そんで、新規開拓は光明寺の道筋と地酒多く揃えてある、適正料金の
飲みやだけであります。
 
4月の始め頃にでもまた行きたいと思うのですが、皆さま御都合如何でしょう。
 
      5千分の1地図ついか購入しまひた(ひつこい?) tantan
 
皆さまに心当りある方、ここちゃんと読んでて飛ばしたりされると
わたしは不良になってしまう..かもしれない。


#0026 sci5111  9103172317


ここは考古学でなくて鎌倉の基調になりつつあるけどまあいいか。

tantanさんが仕入れたネタで、またそのうち
ミニオフといきましょう。
解説員はむろん、tantanさんで。わーい。

                   ゴマフアザラシ


#0027 sci3725  9103181943

 
ふーむ、そうですねぇ。そろそろ自立の時でありましょうか。
 
鎌倉の寺院、史跡巡りは僅かながら考古学に関係するところもあるとは
思います。ただし考古学を考えると(と言っても、あまり定かではない)
ずいぶんと隔たるものという感じもします。(某ネット考古学会議見た
感想ですが)
 
というわけで、新基調へ移ります。どうぞよろしく。
 
                          tantan


#0028 sci5111  9109280013

                                展覧会の御案内

                    ドコデモドアーを開けて、遺跡の世界へ

                  慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス内遺跡から

  慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス内遺跡については、現在報告書作成にむけて
鋭意整理中ですが、この度、藤沢市湘南台文化センターと共催で表記の展覧会を
開催することになりました。できるだけたくさんの出土品をならべ、こども達に
もわかる展示を行ないたいと考えていますので、是非、ご来場頂きたく、ご案内
致します。また、併せて講演会、ワークショップを開催します。

  期  間    1991年10月1日(火)〜12日(土)9時30分〜5時
              但し、7日(月)、11日(金)は休み
                  12日(土)は4時まで
  場  所    藤沢市湘南台文化センターこども館Tel0466(45)1500
              小田急江の島線湘南台駅東口より徒歩5分
  主  催    藤沢市湘南台文化センター
            慶応義塾藤沢校地埋蔵文化財調査室
  後  援    藤沢市教育委員会
 
  講演会    10月5日(土)「縄文の星空の下、慶応SFC遺跡は流れて」
                          慶応義塾藤沢校地埋蔵文化財調査室長  岡本孝之
                          6時〜7時  こども館プラネタリウム
  ワークショップ
            10月6日(日)「石器づくり」
                        10時〜12時  こども館ワークショップ
            10月10日(木)「縄文の縄ひもづくりと拓本」
                        10時〜12時  こども館ワークショップ

                            慶応義塾藤沢校地埋蔵文化財調査室
                                0466(48)5284

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

・・という訳で、今、この展覧会の準備に終われています。
5日のプラネタリウムは、コンピューターで計算した、縄文時代の星座がでます。
6日の石器作りは、いまは東京都埋文にいる五十嵐彰氏の実演が見物。
10日の縄文原体の作成と拓本は、調査室の縄文土器班が総出であたります。
おいで頂けると、大変嬉しいです。

                                            ゴマフアザラシ


#0029 sci3725  9110031910

日曜日(6日)に鎌倉に遊びに行きますので
都合がつけば帰りにでもよらしてもらいます。

              tantan


#0030 sci5111  9110032202

tantanさん、お待ちしています。

6(日)、10(祝)は、当番に当っているので
お会いできるかも知れません。

他の方もぜひどうぞ!
                ゴマフアザラシ


#0031 sci3725  9110092256

 
ちょっと遅くなってしまって..と電話代りに使ってしまう。ゴメンチャイ
 
明日はやはり不確定です。帰宅したら母が風邪ひいて寝込んでました。
私もちょっと体調がヘンテコです。
 
行くこと出来たら、またこの前みたいに電話入れますので、ということで
了解しておいて下さーーーぁい。
 
      親孝行したいときに親はなし 親不幸モンtantan


#0032 sci5111  9110100136

了解。おふたりともお大事に。  ゴマフアザラシ


#0033 sci5111  9110150136

以前ご紹介した、慶応義塾藤沢校地内遺跡の展示会は、12日無事終了いたしました。
当初目標とした2000人を遥かに上回る、3368人の入場者があり、盛況でした。
 
5日のプラネタリウムを使った講演会では、弥生時代(1800年前)、縄文時代
中期(6000年前)、縄文時代草創期(12000年前)の、10月の空を見る
ことができました。
地軸の関係で、空の見え方がちがうだろうということは、頭では分っていたのですが、
でも私はうかつにも、縄文時代中期の人々が、さそり座を丸ごと天空に仰ぎ見、しかも
南十字星まで見ていたとは知りませんでした。感動しました。
 
6日の、石器をつくるワークショップでは、はぎ取った剥片でさかな(あじとわかしを
使った)を切って見ましたが、うちの小出刃よりもよく切れました。あじを3枚に
おろしたオバサンもいて、拍手がわきました。
 
10日の、縄文土器の拓本と、縄文原体をつくって粘土に模様を付ける、という
ワークショップでは、ちいさな子供はもとより、大学生や、付添の筈のおとなまで
夢中になって、おおさわぎとなりました。
 
展示室の方では、考古学マンガをたくさんコピーして、色鉛筆やクレヨンを置き、
ぬり絵コーナーを作ったところ、ちいさな子供たちが沢山集り、賑やかでした。
ぬり絵をしていて、逆に展示物に興味を持ってくれた子供さんもありました。
立体写真のコーナーは、大人にも子供にも人気がありました。
航空写真を2枚並べてその上にレンズのついたスタンドを立てる、地形学用の
ものと、2枚同時にとったポジフィルムを箱に差込んで覗くのと、2通り
出したのですが、箱を隅から隅まで眺め回す子供、箱を振って見る子供、
いろいろいて、そばにいて飽きる事がありませんでした。
 
肝心の遺物ですが、旧石器、縄文早期、縄文中期、弥生後期、江戸を中心として
主だった物を出品しました。これだけの量の遺物が纏めてだせるのは、おそらく
今回が最後だと思います。藤沢校地内遺跡の遺物は、12月(実質来年3月)に
整理が終了する予定であるにも拘らず、今後の所管がまだ決まっていないのです。
 
簡単なものですが、パンフレットが若干手元にあります。
ご興味のある方にはお送りしたいと思いますので、送り先アドレスを
メールでお知らせ下さい。
 
                     ゴマフアザラシ


#0034 sci5111  9110150141

あ、いけね。ここ、メールないんだ。

NIFTYのNCC02430におねげーしますだ。

というのもね、なんか、東京科学部はとても忙しいらしくて
もう何日も前に出した問い合せの返事がないの。
だから、ここのネットで郵政省メール、というのは
なかなかつながらないかもしれないとおもう。

                  ゴマフアザラシ


#0035 sci6000  9210231527

 先日、蓼科へ行ったついでに尖石遺跡へ行ってきました。それというのもあちこ
ちでここが評判になっていたので。

 しかし、現物を見ると、「こんなものが」という感想しか持ち得ませんでした。
尖石というからもっととんがった尖塔のようなものを想像してましたが、なんだか
ただの石っころって感じで。まぁ所詮素人の感想、プロが見た場合、あそこの遺跡
の分布度なども考慮されて評価されるのでしょう。

 尖石考古館を見ての印象としても結局、発掘の歴史の古さで有名になったような
感じを受けましたね。ただ、ほとんどの出土品が割と原型をとどめていたのは凄い
と思いましたが。特に"縄文のビーナス"と呼ばれる土偶は本体の展示より、発掘さ
れた時の写真の方に興味を持ちました。土偶が長年土に固められて埋まっていたと
いう状況がよくわかって。発掘者の感動が伝わってくるようでした。

 尖石考古館は発掘のプロセスがわかりやすく展示されていて初心者向きです。K.


#0036 sci5111  9211020418

あらあら、この基調にレスがついているなんて、、うれしい(^^;)
2ヵ月気付かないでいたわけだ、ゴメン。

尖石は、石自体じゃなくてね、その石が、砥石として使われてるところが
問題なわけです。

尖石遺跡は、集落史のなかで、特に有名なのね、いまでこそ、集落遺跡、とりわけ
縄文中期はめずらしくなくなったけど、戦前からのあの世相の中で、ムラをひたすら
解明しようとしていた、ひとりのおじいさんの業績は偉大です。技術的な問題で、
初めは炉址しか検出できなかったのを、頑張って住居自体を検出できるように
なり、重複(時期が違う住居の穴が切り合っているの)関係も見られるように
なっていく、、、すごいって思った。それを、たったひとりで。

尖石遺跡周辺て、ただ歩くだけでも、中部高地!って感じで私好きです。

                    ゴマフアザラシ =゚_゚= キュー


#0037 sci6000  9211021426

 あ、ゴマフさんもあのエリア好きですか。のんびり散策するにはいい所ですね。

 あの時代の遺跡調査の困難さを物語るエピソードとして特に興味を持ったのが、
遺跡の写真撮影。撮影機材や照明装置も不十分なため、竪穴住居全体をとらえるの
に自然光で順光となる条件とするため、大判カメラを梯子の上で担いで、しかも梯
子は下で人が支えているという、とっても古典的かつ基本的な手法にささやかな感
動を覚えてしまいました(笑)。

 ミネルヴァ論争でしたか、そんな雑誌があったんだなぁ。今は季刊の『考古学』
くらいですかね、専門誌は。K.


#0038 sci7446  9211022221

 あの尖石って、和田峠で取れた黒陽石を加工するためのものですよね

 つまり、旧石器時代の工場ですよね

 たしか木の根元にあったと思うけど

   Sim
ほほほ


#0039 sci6008  9211022315

 フリント石器>FrintStone>Fred Frintstoneって,『原始家族』
 の主人公の名前だったっけ(サラ金のCMキャラクタにもなった)

 またまたタトでゴメン 渡渉


#0040 sci5111  9212300146

遺構の撮影で大きいカメラを持って、梯を、、、は現在でも似たような
ことが結構あります(^^;)。なぜか、自分の影を写しちゃうくせのある
調査員もいるし(私はしなかったぞ!学生の頃遺物写真に自分の足を写して
以来...^^;)。クンロクのカメラを手持ちで、地面に寝転がって肱で支えて
1/15で切ったことがあります。奇跡だよ、伸ばしても大丈夫だった(^^)\

尖石は、多分砥石ですけど、黒耀石は研いでは使わないの。黒耀石は割ると、
貝殻状剥離、と言って、鋭く刃を付けられる規則的な割れ方をするので、
打製と言って、打ち欠いて作る石器だけに使います。磨いて作る石器で刃物は
磨製石斧だけです、事実上。旧石器時代のおしまいから縄文草創期にかけて
局部磨製石斧という、刃のとこだけ磨いたのがちょっとあって、しばらく
ブランクがあって、それから縄文時代早期から磨製石斧が出てきます。これは
日本だけじゃなくて、ポリネシアの方なんかとつながりある、と思う。

原始家族、Rrintstonesなんですか(^^)。知らなかったよ。本やさんで
さがしてみようっと。

                     ゴマフアザラシ =゚_゚= キュー


#0041 sci3205  9212302223

ここに書いて茶々にならないかどうか不安ですが。

29日に『ギボアイコがピラミッドの謎に迫る』みたいなのをやってました。

素直に見て、素直に喜んでたのですが、チト穿った見方をすると、

W大のY先生の、研究資金繰りの窮余の作か、とか、もっとW大全体の考えか、

とか、それなのに、なんで、検証の部分ではY先生ではなく教授やなんかに聞く

のは力関係か演出か……とか。

Y先生も言ってましたが「ギボさんの言ってることが正しいとしたら、学者として

はなんだか情けない」みたいな。

あの、ファラオ暗殺のワインの入っていた壺の特定とか、本当に今回初めて明らか

になったことなんだろうか? 私自身は全面的に「驚異の現実」を信じたいが……

                                  場違いでごめんなさい 普通青年


#0042 sci5111  9212312143

まあ、W大のY先生は、いろんな事情で研究費を作るのがとっても大変で
いらっしゃるとのことではあります。きちんと通して論文を拝見したことは
ありませんけれど、基本的に、はずしたことをなさっているとは思えません。

考古学とかそういうのって、UFO考古からなにから、とにかくお楽しみでは
あっても学問としては取扱わないものがいっぱいあります。学問として
取扱うはずのものがそうでない、たとえばきちんと報道に伝えても、すぐに
最古のとか、最大の、とか**は実在した!(^^;)みたく扱われてしまう、
なんていう、非科学的なものに化けてしまうこともあります。

お楽しみはそれでいいんだと思います。科学としての考古学と分けていれば。

ただ、お楽しみでない部分について、プロからの宣伝があまりに少ないという
悲しい現実はあります。なんか、アマ向けにものを書くことが堕落だとか二流だ
とかいう感覚を持っている方もあるようだし(率直にすぎるかな^^;)。
だから、お楽しみなのか、モノホンなのかわかんないときは、どんどん聞いて
下さるとありがたいです。真剣に調べますから。

                    ゴマフアザラシ =゚_゚= キュー