Fre00638 日米JAMSセミナーのお知らせ

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 財団法人数理科学振興会(設立代表 広中平祐)主催の、第3回日米JAMSセミ
ナーのお知らせです。

 関連#1:セミナーについての簡単な説明
    2:応募要綱(少し長い)

                   '90JAMSセミナースタッフ
                    岡田康志(JAMS同窓会)

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 日興のCMでも有名な数学者の広中平祐教授が主宰している、財団法人数理科学振
興会(Japan Association for Mathematical Science 略称JAMS)のことは少し
前の科学朝日にも出ていたので、御存知の方も多いことでしょう。また、(主として)
高校生対象の「数理の翼夏期セミナー」のことを聞いたことがある方もおられること
と思います。
 この「数理の翼」の大学生版とでもいうべき、「日米JAMSセミナー」が一昨年
より開催されており、今年で3回目になります。日本側の参加申し込みが定員割れを
起こした昨年の反省から、今年はマスメディアを利用しての広報活動も行なうことに
なりました。

 と、いうわけで、このお知らせとなった訳ですが、以下簡単に、セミナーについて
説明致します。

 内容は、要するに日本の大学生・大学院生・社会人約25名、アメリカ・ソ連・中
国等の大学生・大学院生合計25名が、1週間合宿をするというものです。「明日へ
の科学」をテーマに、ノーベル賞受賞者等の講師による講義を受け、日頃考えている
ことを発表し議論することと、外国側参加者との合宿を通じての国際親善・国際協力
の体験が目的のセミナーです。
 というと、何となく「お堅い」セミナーを連想されるかもしれませんが、「文化交
流」が主であって、science for tomorrowは、あくまでもそのためのお題目の一つに
過ぎません。つまり、日米等の若者が集ってわいわい騒ぐというのが、最も実態に近
いでしょう。

 さて、セミナーについてのおおまかなイメージはつかんでいただけたと思いますの
で、次の関連に募集要綱をアップしておきます。

                     JAMS同窓会 岡田康志

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第3回日米JAMSセミナー参加者募集要綱

主催:財団法人 数理科学振興会(設立代表 広中平祐)
企画・運営:JAMS同窓会

場所:青森県十和田湖畔
日程:1990年7月28日〜8月3日

テーマ:明日への科学 (Science for tomorrow)
     1.科学技術のフロンティア(Frontiers in science and engineering)
         2.科学者の社会的責任    (Social responsibility of science
                                                       and engineering)
         3.女性科学者の問題      (Women in science and engineering)

目的:数理科学及び、自然科学に強い関心を持ち、海外の文化や生活についても
      理解を深めたいと希望する青年たちが合宿し、講師(ノーベル賞受賞者等)
   を交えて、討論と交歓の1週間を過ごす。さらに、共同生活を通じて、国際
   親善と国際協力のあり方を学ぶ。

内容:招待講師の講演・参加者研究発表他。

講師:Joan A.Steitz      (MIT教授 生物物理及び生化学) 
      Sheldon L.Glashow  (Harvard大教授 素粒子物理学,
                                1979年ノーベル賞受賞)
   William C. Clark   (Harvard大 科学技術政策)

国外参加者:Harvard, MIT, Yale, Princeton, Stanford等米国著名大学、及び
     ソ連・アジア諸国の大学より推薦され、選抜された大学生及び大学院生
     約25名。
国内からの募集:国内の大学(学部・大学院)で学ぶ者・30歳未満の社会人
     約25名。
参加者に期待する資質:
     1: Basic knowledge in science and engineering.
     2: Interest in international community.
     3: Good at speaking out and discussing in group situation.

参加費用:受講料、宿泊費、食費、交通費は主催者側負担。

応募方法:下記のものを4月20日(必着)までに日米JAMS企画選考委員会
    へ届くよう郵送して下さい。
    1. 「セミナーに参加を希望する理由」を400字詰原稿用紙(A4縦書き)1枚以
     内で。裏面に氏名を明記して下さい。
    2. 英語力(hearing, speaking)に対する自己診断(もし、資格・証明書があ
     ればそのコピーを添付して下さい)。
    3. 更に別紙に、氏名(ふりがな)・性別・生年月日・住所(自宅、または 
     下宿先及び帰省先)・在籍大学名・学部・学科・専攻(分野を詳細に)・ 
     学年を記入し、どのようにして本セミナーを知ったか具体的に書いて下さ 
     い(例:大学の掲示板・雑誌の広告(誌名)・知人の紹介(その人の名前)
     )。
    4. また、推薦予定者(出来れば指導教官が望ましい)2名について、所属
     ・官職・氏名・連絡先電話番号を書いて下さい。
    5. 選考結果(招待の可否)をお知らせする(5月上旬)ための返信用封筒
    (住所・氏名を記入し、62円切手を貼付したもの)。

連絡先:〒102 東京都千代田区三番町3−3タウンハウスS 3F−B
          財団法人 数理科学振興会内 日米JAMS企画選考委員会
        Tel:03−265−3403

なお、セミナーの内容について、簡単な資料が用意してありますので、ご希望の方は
上記連絡先までご連絡下さい。

*      *      *      *      *      *

PS1.(ここまで読んで下さった皆さんに)
 身近に、このようなセミナーに興味を持ちそうな方が居ましたら、是非紹介してあ
げて下さい。

PS2.(大学生・院生・教官等、大学関係者の方に)
 2月中には、各大学にポスターを掲示する予定です。もし、貴大学にポスターが掲
示されていないようでしたら、ご一報いただけると幸いです。

PS3.(他のネットにもアクセスなさっている方に)
 興味を持ちそうな人がアクセスしているようなBBSに転載していただけると幸い
です。

PS4.(科学朝日編集部の方に)
 科学朝日に「お知らせ」を出したらどうだろうか? という意見がスタッフ会議内
にあるのですが、如何思われますでしょうか。ご意見をお聞かせ下さい。

以上、岡田康志(JAMS同窓会)でした。なお、セミナーに関する資料請求・応募
要綱の請求・参加応募以外の問い合せ、連絡等については、岡田迄お願いします。こ
のボードは、最低週1回はアクセスしますので、お急ぎでなく、privateでないことに
ついては、このボードをご利用下さればよいかと思われます。それ以外の場合は、手
紙か電話で以下の連絡先までお願いします:

連絡先: 〒113 東京都文京区本郷7-3-1 
          東京大学医学部解剖学教室第1講座
     TEL:03-812-2111 内線3336 (東大医・解剖 廣川研)
       03-5685-3581        (自宅)

#0003 sci3842  9001290139

岡田君こんにちは。まずはごあいさつまで。
          プロフィールを見てね あるふへいむ

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あれー お知りあいなんですかあ? シャム

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  うぉ、参加したい!

  資質の1、2は大丈夫と思うのですが、し、しかし、あぁ悲しいかな、なんと
  3には問題がある。どうして、わだぐじは中学2年の2学期までの英語しか分
  からないのだろうか。シクシク.エーンエーン.

  それでも案内書を読みたいので申し込みます。宜しくお願いします。

  kita-3

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科学朝日編集部の木元ともうします。

たまたま小生は、お知らせ欄の担当でございます。大歓迎で
お待ちしておりますので、なるべく早めに、募集要項などの
資料をお送り下されば幸いです。なお、現在編集中の4月号
(3月5日発売予定)のお知らせ欄の締切は、2月7日ころ
になります。

 郵便番号104-11 東京都中央区築地5−3−2
         朝日新聞社 科学朝日編集部 木元行き

 以上よろしくお願い申し上げます。

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以前と違って、resが早くなっているように感じるのは、気のせいでしょうか?

という訳で、resのres:

アルフヘイム様:
  今晩は。こんな所でお会いしようとは思いませんでした。昔、高校のクラブの後
輩がここに出入りしていることが判明して驚きましたが、そんなことがまたもや起こ
ろうとは。まあ、今後ともこちらでもあちらでもよろしく。

シャム様:
  そうなんです。いわゆるクラスメイトという類の関係で、肩を並べて大腸菌ヌリ
ヌリしたり、彼が買ってきた鷄肉ミンチからサルモネラ菌を分離したりした仲ですし、
腑分けの時には、私のすぐ後に彼がいたような気がします。

kita-3様:
  いきなり裏話をするのもなんですが、英語力云々は「参加資格」ではなく、選考
基準ですらありません。ただ、外国側参加者で日本の中学生の英語力程度以上の日本
語力を持つ人は極めて少なく、意志疎通の手段としては英語が一番便利ということに
なるのです。といっても、参加者は英語がぺらぺらである必要は全く在りません。ア
メリカ人は日本人が非日本語圏の人に接する以上に非英語圏の人に接するのが上手で
す。(なにせ、スペイン語しかわからない人が珍しくないわけですから)一生懸命易
しい英語でゆっくり話そうと努力してくれますから、hearingについてはno problemで
す。話す方は、知っている単語を並べれば理解してくれます。相手はハーバードやM
ITのトップクラスの連中ですから、理解力は十分です。英語が下手なのは、日本側
参加者のほぼ全員なので全く心配する必要はありません。
  ただ、応募の際に英語力を云々しているのは、全員が全員英語が出来ない人ばか
りだと、セミナーが進行しないからなのです。
  そういう訳ですので、英語力が不安だというだけの理由で応募をhesitateする必
要は全くありません。1週間もわいわいやっていると、自然になんとかなるようにな
るものです。ただ、講義や参加者発表を聴くのは辛いかも知れませんが。

  あと、案内書をご希望とのことですが、その様な高級なものはありません。交通
費、場所代等の最低限必要な経費以外は、日本及びアメリカのJAMS同窓会員(過
去2回のセミナーの参加者)のボランティアによって賄われているセミナーですので、
その辺りは御了承下さい。現時点で用意・検討されている広報手段としては、各大学
に掲示するポスター、理系雑誌(例:科学朝日)の「お知らせ欄」、クチコミの3つ
で、後の2つの補助としてセミナーの内容・主旨に関する簡単な資料と応募要綱とを
財団側の窓口(企画選考委員会)に用意しておき、問い合せに対してそれを返送する
というものがある程度です。今回、ここにアップした内容が、第3回日米JAMSセ
ミナーに関する「公式」の案内であると思って頂いてかまいません。なにか疑問点等
ございましたら、おたずねいただければ、裏情報も込みで提供致しますので、なんな
りと。(たとえば、外国側参加者の選考はそろそろ終了しているころで、近いうちに
リストが手に入るだろうとか、日本側参加者の選考がすみ次第、セミナー当日まで
「penpal作戦」(文通ですな)が行なわれるとか)

  なお、参加申し込みは、応募要綱に記されている内容のものが財団側に到着した
ことによって成立します。選考結果に影響を与えるのは、essay(のみ)ですので、そ
の辺に留意されて締切に遅れないように、申込んで下さることを期待しております。

木元様:
  早速の嬉しいお返事、有難うございます。すぐ上にも書きました通り、資料とし
てはここにアップした関連#2が、現時点で最新かつ最も詳しいversionのものです。
もし必要なのでしたら、他の雑誌の編集部に送付した「お知らせ掲載のお願い」をお
送り致しますが、内容的には差があるとは思いませんので、締切も迫っていることで
すし、関連#2をもって「お知らせ掲載のお願い」にかえさせて頂く訳にはいきませ
んでしょうか? せっかくのコンピュータ通信なのですから、その便利さをfullに活
用して、今後の連絡(原稿やゲラのチェックなどのやりとり)などにmailを利用する
というのは如何なものでしょうか?

その他、読んで下さっている皆様:
  参加申し込みをお待ちしております。また、「クチコミ」など広報活動に協力し
て下されば、とても嬉しいです。

             RIのOMEGAことJAMS同窓会の岡田康志

#0008 kimot    9001300229

OMEGAさま>>>
 了解しました。では、案内書類などはご送付いただかなくて
結構です。後日、内容確認のお電話などを当方より差し上げる
ことになると思いますので、よろしくお願いします。
 科学朝日 木元・拝

#0009 sci1012  9002130043

第3回日米JAMSセミナーの日程に変更があります。

日程は1990年7月28日から8月4日までと1日延長されました。
これは、ねぶた祭りを予定に組入れようという当初からの企画実現のめどが立ったた
めです。セミナー自体は8月3日までですが、その後、青森市内に移動し、8月4日
のねぶた祭りを見たあとで、東京に戻るという予定です。

ただ、これはあくまでも予定で、また都合により3日までに短縮されるかもしれませ
ん。また、同窓会側では、7月27日にプレ・セミナーを行なおうという企画もあり、
セミナーの日程は前後1日程度の延長があるかもしれません。

とりあえず、今回のセミナーの参加者募集に関するアナウンスメントとしては、公式
には7月28日から8月4日までということになります。

煮えきらない言い方で申し訳ありませんが、財団側の主張が、「1日や2日日程がず
れたぐらいでガタガタ云うような奴は来てくれなくていい」ですから、困ったもので
す。(そんなことだから、参加応募の数が少なくて困るのだ、と私は云いたい!)

と、そういう訳ですので、木元様、お手数をお掛けして申し訳ありませんが、「お知
らせ」の日程を(もし間に合うなら)変更していただけると有難いのですが。

                  RIのOMEGA(JAMS同窓会)

#0010 kimot    9002130216

ちょっと再考させてください。 木元・拝

#0011 kimot    9002180635

OMEGAさま

事務局に電話して、日程変更などを確認の上、原稿にいたし
ました。3月5日発売号に掲載予定です。今後変更があれば
すべてJAMSの責任です。問い合わせ電話をOMEGAさ
んところに回してしまうから覚悟してちょう(^_^)

ふっふっふっ 木元・拝

#0012 sci1012  9002210009

木元様:

御手数をおかけして申し訳ありませんでした。問い合せ電話がガンガンかかってくる
ほど反響が大きければ、苦労した甲斐があるというものです。楽しみに待っておりま
す。
                      OMEGA

#0013 kimot    9002210216

いえ、今後ともよろしくお願いいたします。3月5日発売予定の
4月号です。もしも、大きな変更がある場合は、今週の木曜日が
デッドラインですので、ご連絡ください。 木元・拝