Fre00143 猫の子殺し

#0000 匿名     8810022059


  始めまして、猫男です。皆さんは、雄猫が子猫をかみ殺すことを知っていますか?
平岩米吉著「猫の歴史と奇話」には<交尾を果たせなかった雄は、雌から子猫を奪い
とったり、盗んだりして殺してしまう...>とあります。エジプトで猫が神聖視さ
れていたにも拘わらず、あまり増えなかったのはそのためだと言うのです。
  10月2日付日曜版(もちろん朝日新聞)の「新どうぶつ記」で<神猿>ハヌマン
ラング−ルが、襲撃した相手集団の赤ん坊たちをかみ殺すという動物行動学の常識で
は信じられない行動をする、と書いてありました。よほど飢えない限り、人間以外の
同種の動物同士が殺し合うことはない、と「心のプリズム」(これも朝日新聞社科学
部編)にも載っていて私も単純にそう思い込んでいました。
  子供のころ、家で産まれた子猫がよその猫に襲われたことが数回ありました。その
うち2回は私が近くにいたのですぐに追い払い、軽い怪我だけですみましたが何匹か
は死んでしまいました。犯猫が同一だったこともあって特殊なケ−スだと思っていた
のですが、これはそんなに珍しいことではないらしいのです。  数年前に読んだ新聞
(朝日じゃない)のコラムには、<人間の通り魔と同じで、誰からも愛されず荒んで
しまった心の猫なのだろう...>とありましたが、本当のところはどうなんでしょ
う。家猫や神猿以外の動物でも同じようなことってあるんでしょうかね。
                      現人神より動物のほうが心配な  <  猫  男  >  でした。




#0001 reader   8810062320


 猫男さん 今晩は
基調発言から外れますが 古代エジプトの猫について ひとこと

>平岩米吉著「猫の歴史と奇話」には<交尾を果たせなかった雄は、雌から子猫
>を奪いとったり、盗んだりして殺してしまう...

 この部分は ヘロドトスの「歴史」からの 引用ですが  これについては
ヘロドトスは エジプトで 初めて猫に接しており また 滞在が短期だった
ので 面白おかしく話すエジプト人(そういう人は このネットにも随分いま
すね ..ひと事みたいな発言だな)の話しを 鵜呑みにしたのだはないのか
という考えもあります
 そして 猫が増えなかったのは 一歩戸外に出ると 子猫にとって危険が一杯
だったから − 犬 蛇 ハイエナ ライオン 鰐 鷹 鷲 など  としてい
ます
 また 雌猫が出産の際 苦しさのために 第一子を噛み殺すことはあるけれど
も 雄猫については 引用したような習性はないのではないのか と言っていま
す
 猫は エジプトで神聖視されていました これは 猫の姿をしている女神バス
テトに象徴されます   そして 猫の整地 ベニ ハッサン  ここには猫の
ミイラが埋められていました  その数 30万体  そして 人間のミイラと
ともに これらは 輸出されて 薬や 肥料になりました (人間ほど スゴイ
猛獣はいないみたいですね)
 また エジプトでは 猫を殺すと 死刑でした  まあ 日本でも犬を殺すと
大変な目にあいましたがね
       toto神の僕  侍ニッポン   でした




#0002 sci1004  8810070151


 猫男さん はじめまして.
 猫の肥育経験20年(うちの猫はなぜか太る),現在膝の上に2匹の猫を乗せなが
ら,これを書いてます.

 基調のお話,今日うちの猫を獣医に連れていく用事があったのでついでに先生に聞
いたところ,雄猫が明確な意志を持って子猫を殺すというのは考えにくい,というこ
とでした.ただ,衝動的かつ,子猫が目の前にいるといった状況が偶然にあるのなら
ば,結果的に殺してしまうことは有り得るそうです.
 私にも経験がありますが,うちの雄猫が喧嘩しているのを止めたところ,興奮さめ
やらないわがシャム猫は,飼い主の私に飛びかかってきまして,かなりの怪我を負っ
たことがあります.もし,その場に私ではなく子猫がいたりしたり....丁度さか
りの時期でしたし.
 それから,雌猫が自分の子供を殺す現場にも遭遇しました.これもさかりの時期で
すが,子供を生んだばかりの雌猫(いま膝の上にいますが)が,授乳中,外からさか
った野良の雄猫が入ってきまして,危険を感じた雌猫が次々と自分の子どもをかみ殺
してしまいまして,騒ぎを聞きつけて駆けつけたら修羅場でした.でも,殺してしま
ったという意識はないようで,死んだ子猫に授乳させようとしてました.
 まあ,経験的話ですから結論などはありませんが,猫の野生的(生来的)行動に高
度に意識的(特に殺すとかいう)部分は見いだしにくいのではないか,というのが長
年のネコウオッチャーとしてのわたしの母の見解でして,わたしもそう思うのです.
 全然関係ありませんが,雄猫っていうのは長生きできませんね.さかっては外をち
ょろちょろして,風邪はひいてくる,車にはねられる.雄猫は性格的に愉快なので,
好きなのですが,すぐ死んでしまうので随分悲しい思いをしました.
 尿に下血がある猫を獣医に連れていって,おもいっきり引っかかれた
 うちの猫も[菊千代]ぐらいするぞの院生浪人
ps.猫をダシにすると女性と気安く話せると思いませんか?えへへ
   侍ニッポンさん,そーなんですか.ためになりました.




#0003 reader   8810070230


 えーと 前のアップの 整地 は 聖地 です  よく FEPを
叱っておきますから 簡便(なんだこりゃ) 勘弁してくださいね

>雄猫っていうのは長生きできませんね.さかっては外をち
>ょろちょろして,風邪はひいてくる,車にはねられる
>雄猫は性格的に愉快なので,好きなのですが,すぐ死んで
>しまうので随分悲しい思いをしました.

 この雄猫というのを 侍ニッポン とすると 思い当たる事が多々あ
る  すると この 風邪は 命取り となるのか クスン
 ところで 院生浪人 さん シャム猫の 本名を 教えて下さい
**ちゃん ですか  そうでしたら **ちゃんに 教育的指導
では ファイト
      by 侍ニッポン
 何時になったら寝れるのやら  風邪薬に睡眠薬なんて入ってないの
じゃあないだろうか




#0004 sci2078  8811131841


 11月から賛加させてもらってます。
パソコン通信歴10日の  一星☆です!!!
 
  基調発言の日付が10月なのでもう大分古い話題
ですが、猫の子殺しについて一言。
 といっても飼猫の場合この考えが、直接にあてはま
るものかどうか、定かではありませんが・・・
 
 野生動物の多くが、交尾の時期になると、知っての
通り、雄は雌をめぐって争いを始めます。
その結果、雌を射止められなかった雄はどうするか?
 
 子育ての最中の雌をねらった場合、雄はその幼な
子を殺して、雌の発情を促がす事があるそうです。
 要するに雌は、子孫を(しかも強い)を生むという
本能に従がって雄と交尾する訳だから、その子がいな
くなってしまったら、雌はまた相手を探し始めるという
事です。
 昆虫の場合など、もっとすごくて、ある種のクモや
蜂などは、交尾の終った雌の体中から、精液を出して
しまい、それからその雌と自分が交尾して、自分の子を
生ませたりと、信じ難い事を行うそうです。
 
 「種」を保存する為というよりは、むしろ、世の雄
たちは「自分の子孫」を残す為に、日夜、争い、戦って
いる様な気がしませんか?
 
 なんかやっぱり、最く的はずれなレスポンスになって
しまった様です。
 でも、皆さんどう思います?
人の場合、これに加えて「感情」なんてものがあるので
「生埴」に関する問題はさらにややこしくなっています
よね。
 この問題は基調発言に出した方がいいのかなァ・・・
 
それともこういう発言はチェックされてしまうので
しょうか?
 
 感情と種の保存について、長い事考えている
 
          一星(いっせい)☆でした。
 
                 88.11.12.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




#0005 sci1598  8811180022


 「バイオリズムってなーに?」で遊んでいた<猫男>です。久し振りに我が家
へ帰ってきました。ホーント、雄猫ってすぐどこかへ行ってしまうからイヤです
ねぇ。
 侍ニッポンさん、院生浪人さん、一星☆さん、Resありがとうございました。
 ところで、闘いに敗れ交尾の相手をみつけられなかった雄は「弱者」であり、
それがさらに弱い子を殺してまで自分の子孫を残そうとするのは、種にとっては
マイナスでしかありえないと思いますが、動物の世界もやはり「ズル賢い」ほう
が勝ちなのでしょうか。何だか人間社会を見ているようで、気が重くなりますね。
 もう少しじっくり考えてみたいと思います。
 一星☆さん、発言チェック云々は気にする必要はないと思います。これしきの
ことでそのようなことがあれば、「大朝日」の自殺行為ですから。私はそこまで
疑ってはいませんよ。(ウルトラさん、私の言いたかったことはチョット違うの
です。ここが「皇室ネット」になったら「上」の方に報告するの困っちゃうなー、
と心配しているのではないかと思ったのです...#177のことです:独り言)
 15年ほど前、真崎守は漫画アクション連載の「共犯幻想」で女性性器を精巧
に描写しましたが、どこからもお咎めはなかったようです。百科事典や医学書に
載っているようなものでしたから、規制のしようがなかったのでしょう。
 要は、真剣かそうでないかが重要なのではないでしょうか。(非常に主観的な
ものですが)
                             我輩は貝になりたくない< 猫 男 >である




#0006 sci1598  8811192216


 前の書き込みで誤解を招きかねない箇所があるので補足します。
 私は、「弱者」=「ズル賢い」=「人間社会を見ているようで気が重い」と言
うつもりは毛頭ありません。以前、「弱者救済も度が過ぎると、種としてのヒト
にとって悪い影響が出てくる。」との意見を耳にしたことがありますが、そんな
心配をするほど今の福祉制度が充実しているとも思っていません。
 言いたかったのは、心身の障害にかかわらず広い意味での「弱者」(金がない、
職がない、夢がない、友がいない...)が、より「弱い者」(お年寄り、女性、
子供等)に対して憂さ晴らしをする事件が後を絶ちませんね。そのような意味を
込めて書いたのです。
 もし不快な思いをされた方がいましたら、ごめんなさい。自分の考えを伝える
ということは難しいですね。それから、本文下から5行目の「精巧」は「克明」
と読み替えてください。
                                 貝になったほうが良いかな< 猫 男 >




#0007 sci1598  8901052002

 新聞の切り抜きを整理していたら、基調発言で書いた「ネコの通り魔」の記事
が出てきたのでUPします。

−−「アラッ、勝手に上がりこんできて何する気なのかしら...」。いきなり
ベランダへ入ってきた大きなトラネコを見て、札幌市の主婦金子順子さんは少し
変に思った。
 ベランダには金子さんと、金子さんが飼い始めて一カ月になる、かわいい子ネ
コが一匹。トラネコは真っすぐ子ネコに近づき、いきなり足をがぶり。金子さん
がたたいても離さず、続いて頭にかみついて逃げた。
 子ネコを抱いて金子さんは近くの獣医へ走った。が、子ネコは致命傷を負って
いて、十五分後に死んでしまった。
 一瞬のうちに、それも白昼起きた惨事。金子さんは悲しむのを通り越して、空
恐ろしい気分になった。「自分の体の半分もない子ネコをどうして平気で殺せる
のだろう」...。
 そんな疑問に獣医はこんなふうに説明する。「そのトラネコは、みんなにきら
われてひねくれてしまい、攻撃的になっていたのかもしれませんね。ネコにだっ
て意地やプライドがあるんです。案外、人間と同じなんですよ」。
 金子さんはそのトラネコが近所のきらわれ者であることを前から知っていた。
−−「いじけた気持ちを弱い者にぶつけたのかな」。そう思いながら金子さんは、
人間世界の通り魔のことを考えた。

                              1981年 8月 8日付北海道新聞夕刊「まど」より

 猫に(限りませんが)意地やプライドがあるか否かについては、いろいろな意
見があるのでしょうが...ちなみに私の体験も北海道にいた頃の話です。今は
団地住まいで、飼いたくても飼えません。(それにしちゃ、随分みかける)

  北海道の猫は、厳冬でも外を出歩いているから気性が荒くなるのかな。(人間
のほうは間違いなく○○○○ですね)
                                                    道産猫< 猫 男 >