Fre00014 RES:旧405 ウルトラ座談会

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RES:405 ウルトラ久保田座談会
  思わず笑ってしまいました。
 そして、昔読んだ筒井康隆氏の短編を思いだしてしまいました。(タイトルは忘れた)
  タイムマシンで過去や未来に行ったり来たりするうちに「おれ」がとめどもなく増殖し、
互いに「おれが本物のおれだ」と論争して収拾がつかなくなる話です。
  今回は、いつの間にこんなに増殖したのかわかりませんでしたが。
 きっと、ウィンター・ミュート・久保田型ウィルスがサイエンスネットを介してあちこ
ちの端末ソフトにばらまかれ、一斉に活動を始めたのでしょうね。そう考えれば、最近急に
書き込みの数が増えてきたのもうなずけます。
  このウィルスにはホスト・エミュレーターというのが入っていて、アクセスしている人
は別のネットにつないでいるつもりなのに、実はみんなサイエンス・ネットにつながって
いる。画面には、各ネットの看板やらメッセージやらコマンドがエミュレートされて表示
されているので、アクセスしている人は気づかない。
  はしゃぎすぎとか、「科学」していないとか、批判もあるようですが。
常識(「科学」という言葉に対する常識も含む)やら何やらにとらわれない自由な想像と
創造が展開とめどなく展開される、このような雰囲気から科学の心は生まれ育つのではな
いでしょうか?
  ガチガチのハードな科学の最先端の内容から、奇想天外、荒唐無稽といってもいい、し
かし好奇心をそそるホラ話まで、上のような雰囲気の中で語られるのが科学フリートーク
ではないでしょうか?
  などと自分の非科学性を正当化すべく画策する久保田型ウィルスの産物
                                    まあさと呼ばれる男であった。
                                          M.ITO