Edu00126 32年ぶりのタイムカプセル発掘

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どこに載せようかと迷ったのですが、学校のことなのでここにしました。

三鷹市立第三小学校で1962年卒業の6年1組の生徒が20年後に開ける
約束で自分達で作った埴輪を校庭の一角に埋めました。このことは新聞の記
事として載ったと思います。これが朝日だったようです。
その後21年経った1983年に再び三小の校庭に集まりましたが、目印と
して作った塚も木の棒も無くなり、場所が分かりません。何時間か金属棒で
探ったりしましたが、どうやらその後に建てられた体育用具倉庫の下である
らしいと判断し、その時は発掘を諦めました。しかし、発掘の夢は持ち続け、
3年ごとにクラス会を開いては発掘の相談をしていました。
ところが、1993年の末になって学校では新しい学童保育の建物の工事を
始め、それに伴って体育用具倉庫を壊して整地を始めました。そこで、埴輪
会のメンバがついでの発掘を依頼しました。学校側はこころよく引き受けて
くれ、注意深く辺りを削ったところ瓶に当たりました。やはり体育用具倉庫
の真下にありました。みんなで掘ろうと言う夢は破れましたが、卒業後32
年、探し続けること12年にして卒業時の約束が果たせそうです。1994
年2月13日(日)11:00に学校に集まり、自分達の埴輪に対面するこ
とになっています。ただ、残念なのはこの間に1人の学友が亡くなり、また、
4人の行方が分かっていません。
今回の発掘の話が新聞に載れば或いは分からない人の誰かが連絡してこない
かと期待しています。
もしどなたか情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらお知らせください。

YUTA