Edu00103 2月9日は板橋区の徳丸区民センターへ行こう

#0000 sci5277  9202030119

長文なので、基調は簡単にします。

2月9日(日)に時間と教育への関心がある方は、ぜひ次の関連発言をお読み

ください。

mako


#0001 sci5277  9202030122

SUB:2月9日研究集会に参加しよう(お知らせ)
 どうもすっかり1月はご無沙汰でした。
 2月は大雪や震度5の未明の地震(板橋区ではなんと防災無線まで騒がしかった!)
で騒然とした雰囲気で、とてもいつまでも眠ってることはできなくなって、ようやく
復活です。

 復活早々なんですが、実はこの間、NIFTYのFSHISOの18番会議室を借
りて進められている「教育実践フォーラム設立にとっても、2月9日の研究集会は、
大変に意味ある集会ですので、ぜひ皆さんの参加をお願いしたいと思い、教育関係や
地元の板橋区に関係あるボードに書き込みます。

 まず、研究集会については、次の通りで、どなたでも関心のある方の参加を呼びか
けたいと思います。FSHISO18番には、すでに一度、会議の報告の中で触れら
れていますが、会場案内などを補足します。

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    第17回日本民教連・都道府県民教合同研究集会

       とき  1992年 2月 9日 (日) 午前 9時30分受付開始、午後 4時解散

       ところ  板 橋 区 立 徳 丸 区 民 セ ン タ ー
        板橋区徳丸2−12−12
        TEL03−3932−1090
        午前 集会室(和室)
        午後 レクリエーションホール(第1)

    会場案内 東武東上線・東武練馬駅北口下車・徒歩10分
          都立北野高校正門の斜め前の2階だてのまだ新しい建物です

    参加費 2000円

シンポジウム

   1) 地域の教育運動と民教連の役割   午前10時より

   報告者 千葉県東葛民研 若月雅英 地域に根ざし地域で育つ東葛民研
       東京町田民研  小林義明 町田民研設立の話
       神奈川民教連 佐々木勝男 神奈川における民教連運動の問題と課題
       福岡民教連・九民研 楳本晃章 福岡民教連及び九民研の現状と課題
   司会  民教連     丸岡玲子
   コーディネーター    坂元忠芳(都立大) 尾花清(東京民研)

   2) 子供の権利条約と学校・学級・授業 午後1時より

   報告者 小学校 佐藤静雄(歴教協)学習しながら高め合う 子供父母教師と共に       中学校 古池千秋(到達度研)中学校の道徳教育の実践
       高校  柿沼昌芳(高法研) 高校生の学習権
   司会  民教連 井本伝枝
   コーディネーター    林 量俶(埼玉大学)

  *昼食は1000円で販売します。

   この件の問い合わせはTEL03−3947−5126(民教連事務所)へ
   火・金曜日の午後に担当がおります

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 これだけなら、わざわざアップするまでもないかもしれませんね。実は、この集会
の昼休み(12時から1時まででしょうね)の機会を利用して、パソコン通信の実演
をしてみようと企画しているのです。そこで、板橋区のネットのフォーラム「CMT
サロン」に次のような書き込みをしたのです。

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CMTの使い方、具体的にはこのネットの活用法の実演を、来週9日の
お昼に、徳丸区民センター設置のCMTで行う予定です。
実演者は、今日のオフに参加できなかったウラミ?を晴らそうという?
三浦 真(ハンドルは、mako)です。
この際、CMTの使い方をマスターしたいという方は、ぜひぜひ徳丸へ
お出かけください。
この企画は、当日、徳丸区民センターで開かれる、教育研究集会にあわ
せて実施する予定です。
したがって、時間帯は、その昼休み時間(12時から1時くらいか?)
を基本的には予定しています。
研究集会の案内は、別途、どこかに掲載しますが、とりあえず、CMT
の実際をみてみたいという方は、ぜひおいでください。
時間的な制約から、実技は予定していませんので、その点はご了承くだ
さい。
逆に言うと、9日の昼休みの時間帯に徳丸区民センターの使用を希望す
る方は、できればご遠慮いただきたいので、大至急、ita01015 まで、
メールで連絡をいただきたくお願い申し上げます。
というように、私の一存で本来決められるものではないんですが、もし
なにか問題があるようでしたら、至急、連絡いただきたく思います。

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 ここでCMTといってるのは、コミュニュティ・メディア・ターミナルの略称で、
板橋区のパソコン通信端末、公衆FAX、板橋区のキャプテン端末の3つがセットに
なったもので、板橋区内には、現在、20カ所設置されていて、好都合なことには、
徳丸区民センターの2階の受付の横に自由に利用できるようになっているのです!

 ですから、このCMTの実演だけでも、実は大いに参加する価値があります。もち
ろんこの実演は、研究集会そのものではありませんから、これだけであれば、参加費
は不要です。ぜひぜひ、地元の方も(私も地元なんです)、遠くの方も、2月9日は
徳丸区民センターに行ってみましょう!

 長くなってしまいましたので、この辺で失礼します。この書き込みについての質問
などあれば、メールなり、ここに書き込むなりしていただけば、対応いたします。

mako(板橋区:ita01015 NIFTY:NBF01650 PCVAN:BUE44081)

サイエンスネット:sci5277


#0002 sci5277  9202090530

SUB:2/9・第8回・文京教育集会に参加!
 凍るような?寒さの中、東京都文京区女性センターにて、毎年この時期に恒例の教育
集会が開かれました。主催は、「ゆきとどいた教育をすすめる文京実行委員会」・「東
京都教職員組合文京支部」です。

 開始の午後2時には間に合わず、でも、ちょうどメインの黒坂 正文(くろさか ま
さぶみ)氏の「現代の子どもたちを見つめて、歌と音楽で語る教育論」が始まるところ
でした。

 大変に興味深い子育ての講演?で、つたない私の打ち込み能力では、その豊富な内容
を再現できませんが、そのうちいくつかの記録できたものだけを、アップすることにし
ます。

 韓国で、日本の歌手がコンサートをするのは、この黒坂氏が2人目であるという。植
民地時代の反動で、韓国では日本語で唄うことが禁止されているので、最初の加藤 登
紀子の時は、日本語で唄わないという約束であったのだが、実際には守られず、以来、
日本の歌手が唄うことはなかったのであるという。

 そこで、もちろん、日本語では唄わないという約束を韓国政府に行って、会場の確保
などの困難をのりこえて開かれたコンサートは大いに盛り上がったという。黒眼鏡の男
たちがずらっと並んで監視された状態の下でのコンサートは大変に気持ち悪かったが、
思いの他大きな成功を納めることができて、この秋にもまた再演の計画があるという。

 韓国で感じたのは、大いなる「存在感」である。なぜだろう?日本には物もあふれ、
「自由」もあるはずなのに、韓国の人たちの「存在感」に学ばされた。

 昨日は、水俣の裁判闘争を励ます集会に参加して、演奏した。これまで、水俣の集会
には、何回も参加し、「We Can Stand」を唄ってきた。この唄は、大きな
感動をもたらす体験が何度もある。

 高校生たちがそれまで騒いでいたのが、ぴたりとやんで、あとから多数の手紙が寄せ
られるということもあった。毎年夏には、高校生たちを引き連れて「ピース・ボイス」
の海外への旅行を行ってきた。選択は、先着順である。

 大阪のお母さんから電話がかかってきて、「黄色に髪を染めてるんだけど国連に行け
るんでしょうか?」と聞かれて、思わず「アメリカはみな黄色い髪だから大丈夫です」
といってしまった。でも、この彼は、大いに活躍した。

 病気になってる子にみんなが「大丈夫?大丈夫?」と声をかけてるときに、彼は「み
んな大丈夫というのはやめなよ。ますます苦しくなるだけだ。苦しいときはそっとして
おいてあげようよ。」と優しい一面をもっているいい子であった。

 20年前の21歳の時に創ったのが「広場と僕らと青空と」である。20年経っても
名曲は古びない!!(当時のはやり唄が「私の城下町」?)この唄は、イギリスでも、
アメリカでの大評判である。「デッカイ」はうまく訳せないのでそのまま「デッカイ」
・・・と唄う。これに振り付けを加えると、実に楽しく、連帯感にあふれた、素晴らし
い唄になる!!!(今度、オフのときには、実演できるかも?)

 ロンドンマラソンには4万人が参加して、思い思いの格好で参加する。ギターをもっ
て、途中演奏する人、トランペットを吹きながら走る人、一緒に列を作って走る警官、
などなど楽しい。

 このロンドンマラソンに参加した千葉の友人は、千葉のマラソンには出たくないとい
う。なぜかというと、日本では、どのマラソンでも、時間制限があり、最後には「終了
車」がついてくるが、なんと千葉では「落伍車」というのがついてくるという!?

 あるリベラルな私立の中学・高校一貫の学校で、生徒に「自由でいいのでは?」とい
うと、「いや結局、みんなどこか止まり木に止まらないと不安である」という。なんだ
かんだいっても、結局「受験」がついてまわるのだという。

 なかなか聞いてくれず(そもそも、後ろを向いてる)、思わず大声で叫んで、「あき
らめるな!」ということを子どもたちに強く訴えると、ついは子どもたちは、少なくと
も「顔」をむけてじっと話を聞いてくれ、中には涙を浮かべた女の子もでてきた。

 大切なのは、自分の言葉で考えること、自分の足で立って歩んでいくこと、みんない
いところをもっているのだから自分を大切にして、人やモノによりかからないで、自立
して生きて行こうと強く訴えたのである。

 江東区に住んでいるが、ある中学?の音楽の先生が「あなたにとって一番いい音を出
しなさい!」と指導していた。この言葉には、ショックを受けた。音楽には、ひとつの
モノサシがない。しかし、どうでもいいということではない。それぞれにとって、一番
気持ちのいい唄、気持ちのいい音を出していくということは、素晴らしい。

 なぜ、中学生や高校生にこだわっているかというと、これからの柔らかさをもってい
るからである。それは「甘え」があるということでもある。高校生たちに「甘えていい
よ」と大いに甘えさせている。その中で、自分を発見し、自分の道を探りあてていく。

 ひとりひとりが認められることが大切。自己の存在を確認できてこそ未来は開ける。
そのためには「寄りかからない」ことである!「大きなものに寄りかからないで、あき
らめないで!」と叫んでも、なかなか響かない。

 しかし、この大変な時代だからこそ、教員の皆さんには「教育をやる素晴らしさがあ
る」と思いませんか?「自分の人生と夢」「皆さんらしさ」をぜひ生かしてほしい!

 最後は、「なぜ私は」の唄で締めくくられたこの講演?は、予想以上に、素晴らしく
感動的で、楽しく改めて「夢」をもって、ロマンと愛に満ちた生き方を追求していくこ
とを教えてくれるものでした。

 学校や役員選挙?での疲れを吹き飛ばすようなすばらしく盛り上がった集会でした。

mako