Edu00011 大学改革を考える。

#0000 sci1009  8903242124

興味のある方、考えてみましょう。

#0001 sci1009  8903242131

という訳で僕は大学4年生ですが、
いわゆる「大学のレジャーランド化」について、
全面的否定には反発するが全面的肯定にも賛成できません。

で、アイデアとして大学から単位制をなくせば面白いんじゃないかと
思いつきました。
要するに4年間在籍さえすれば卒業できるわけです。
単位のためだけの勉強はせずに、好きなことをやってください
ということです。

時間がないので一旦アップします。
疑問質問非難反論など歓迎します。
   sci1009:狩野

#0002 sci2100  8903251419

 4年間在籍して卒業するよりも、なるべくめいっぱい「学生」
の身分でいろいろやってみたいと考えている学生もいるので何と
も言えないと思います。
 それよりも、高卒で働いている人が見たら怒る可能性が大。

                         ぼの

#0003 sci1770  8903260208

 大学が学生を選ぶなんてことがなければいい、と思うな。

                      幻影人

#0004 sci2513  8903281318

先ず、大学は、大学の延長線上にある就職先と縁を切るべきだと思う。
卒業と就職との間に、一年間ほど空白を設けることが出来れば、もう少し
ましな学生活を送れるのではないでしょうか。

#0005 sci1009  8904050350

うーんうーんこまった。

またあとで。
   sci1009:狩野

#0006 sci3798  8909100147

関連記事
大学改革について考える
 まず大学は大学院教育の改革から始めるべきです。最近は多彩な人材を民間官界等
から受け入れ大学を改革しようという動きもあるようですが、大学教育の基本は昔も
今も研究活動にあると思います。しかし、日本の大学に於ける研究活動は貧弱としか
言いようのない状況にあると思います。予算もさることながら研究予算の分配方法も
問題があります。研究費の分配は一部のボスが握り、 若い人(大学院生、助手)が
独立して研究できる状況ではありません。
 欧米では、博士号をとればその人は研究者として認められ、自分自身のアイデアを
元に予算を請求し然るべき審査の後、予算を取得でき一人前に活動できるのに、日本
ではたいがい教授(驚くなかれ、全てではないが、彼らの多くは研究を真に理解でき
ない?!)というわけのわからないボスがいて実権を握っているのです。特に地方の
国立大学は酷いと思います。彼らは大人しくしていれば、無事定年退職でき、なんと
国から勲章まで頂ける結構なご身分の方達なのです。
 中傷はこれくらいにして、研究活動が何故大事なのかコメントしたいと思います。
といってもこの一言につきるのですが、

 ”研究活動から生まれる概念によって大学の権威は保たれる。大学は科学の進歩に
貢献する事によってその活動を評価される。”

 これを基準と考えた場合、日本の大学で評価される大学なんてそんなにないと思い
ます。
 大学改革の第一歩は、
 ”もっと若い人に権利を.. 若手研究者なんていう言葉は死語にならんといかん”
 そしてその目的は、
 ”斬新な発想による斬新な研究活動”なんだと思います。 

#0007 sci3798  8909111924

大学改革といった時に研究レベルより以前にレジャーランド云々という議
論になってしまうのはなんとも嘆かわしいことです。本当に日本の大学は
三流以下といわれてもしかたないですね。現在の学校教育はあまりに管理
するため自主性を育てていない気がします。大学にきて問題意識のない学
生がやることはレジャーしかないのかもしれませんね。大学に入学するか
らには自分はこの大学で何をやりたいかという問題意識があるのが理想で
す。多少学力不足でもそういう人の方がいいですな。日本の教育制度の欠
点かもしれませんね。

#0008 sci1009  8909121408

教育と研究とはっきり分けて考えた方がいいのかもしれないですね。
僕自身は教育の方ばかり考えてました。
かの

#0009 sci3798  8909142045

大学では教育と研究を切り離しては行けないと思います。研究活動の活発
でない先生というのははっきり言って質的に落ちる人です。これは私の経
験(某大学の大学院生だった)からきっぱりいいます。よく漫才のできる
人が学生には受けたりするが、そういう奴はたいてい深く付き合うとトン
でもない奴が多いです。学生(失礼ですが)には半分程度しかわからない
講義をし、かつ、あの講義はなんだったんだろうと思わせることのできる
人は一流の先生だと思います。
 話が脱線したかな?
大学がレジャーランドになってしまうのは先生の方にも責任ある気がしま
す。研究活動の迫力が講義で伝わればだいぶ違うと思うんですが・・・。

#0010 sci1009  8909262337

これからの大学を考える顔触れです。

第二期大学審議会委員(文部省人事、9月19日付)
石川忠雄   慶応大学長      
井内慶次郎  東京国立博物館長
井上和子   神田外語大教授    
猪口邦子   上智大助教授     
猪瀬博    学術情報センター所長
植之原道行  日本電気特別顧問
内田健三   法政大教授      
香月秀雄   前放送大学長
河毛二郎   王子製紙会長
橘高重義   東京理科大理事長
佐久間彊   千葉経済大学長
田中郁三   東京工業大学長
田中健蔵   前九州大学長
遠山一行   東京文化会館長
戸田修三   中央大教授
中川順    テレビ東京会長
中川幸次   野村総合研究所相談役
長岡実    東京証券取引所理事長
長倉三郎   総合研究大学院大学長
三浦朱門   作家

以上参考までに。
   かの

#0011 sci6247  9012020610

僕は世間では有名と言われている某理科系大学に行っていますが
学校の実験って、つまんない。
みんな、なんの実験をやってるのかわからず、だいたいやって
いわゆる”資料”なるものをみて、レポートを書いている。
僕は、真面目に自分でやっているが、資料なるものを見て書いているののには
かなわないというか、つまんないレポートになってしまう。
この実験からどうしてそこまで考察できるかと疑問を持ってしまうようなレポート
を、資料ユーザーは、書いてしまい、実験したことからの推察なんかは
ほとんど、資料に書いてあるとおり。
真面目にやって、損をしてもこんなことはしたくない。

日本の大学は、思考力がなくても卒業できるみたいだ。

もっとましな、大学を作ってほしい。

#0012 sci6247  9012020616

SCI6247のことを「みるく」ってよんでください。
ひとつ前にアップしたことに対するコメントください。

#0013 sci5073  9012131246

               大学公開講座とリカレント教育

 社会へ出てから大学、その他の教育機関の必要性を感じられた
方はおりませんか? 特に研究職に就かれている人で、昔、単位
はとったものの・・・・・てなことで困っているという方はおり
ませんでしょうか。 

 もう一度勉強したいと思っても現在の大学というのは、ほしい
ものがすぐに手にはいるなどということはめったにないし、その
内容もSCI6247のみるくさんが悲観されるとおりです。(私もそ
うでした。)また、腰を落ちつけてじっくりと、というのは仕事
の都合上、許してもらえないという人がほとんどではないでしょ
うか。
 こういった問題を少しでもなくそうと、私たちはリカレント教
育(もう一度教育機関に戻り、目標を定めて勉強をする)の一環
として公開講座を行っております。
 これは、大学への再入学などとは異なり、各々の人が必要とし
ている問題を短期的に勉強することを目的としています。
 横浜国立大学工学部では、特に一般技術者向けに、腐食やセン
サの原理と利用法、化学熱力学などの公開講座を行っております。
近々行われる化学熱力学の公開講座を次の関連にアップします。
これらは理解を深めるために実験も同時に行います。(実際に手
を動かすことの大切さは、みなさんご存知のことと思いますが・・)

 みなさんのご意見・感想などお聞かせいただければ幸いです。

                SCI5073   すずめ

#0014 sci5073  9012131259

                  エンジニアのためのリカレント教育講座

   実験・演習を通じて学ぶ 実践化学熱力学

            主催:横浜国立大学工学部
            共催:横浜市経済局・社団法人横浜市工業会連合会

《趣旨》
 化学熱力学は、化学工業・金属工業をはじめとして、おおくの業種でもちいられて
いる基礎理論です。基礎理論の重要性と必要性は、実際に現場ではたらいたり、開発
研究などの仕事にたずさわってはじめて感じられるものです。しかしながら、化学熱
力学でもちいられている概念は、抽象的であるため、単に本をよんだり、講義をきい
たりするだけでは、熱力学を十分に理解し、実務や研究にもちいることは困難です。
 この講座では、抽象的な概念を理解するために、実際に手をうごかして実験をおこ
ない、現象を直接目で観察していただきます。さらに、問題演習をおこない、実務に
役だつ力をやしなうことを目的としています。

《参加対象》
 蒸留や抽出などの化学工学や、化学プラントの操作・管理に関する仕事に従事して
いる方、新素材や次世代材料の開発・研究に関連した仕事をおこなっている方、自分
の仕事を化学の立場からみることに興味のある方、自分の仕事が化学と関係ないとお
もっている方、化学教育にたずさわっている方、そして世の中の自然現象の中にひそ
む真理をしりたい方を対象としておこないます。


《日時》 Aコース《14日間》:平成3年2/16(土)から7日間連続と   
             3/9から7日間連続(日曜をのぞく)
     Bコース 《4日間》:平成3年2/16,23,3/9,16
                (いずれも土曜日)

《募集人員》 Aコース:36人,Bコース:200人

《内容》 Aコース:一般講義・テーマ別講義・実験・演習・特別講義
     Bコース:Aコースの特別講義を受講

《会場》 月曜日〜金曜日:横浜国立大学工学部(常盤台キャンパス)
         土曜日:テクノウェーブ100 市工連研修室 他
             (横浜市神奈川区新浦島町1丁目1番地25)

《受講料》 Aコース:40,000円(14日間:テキスト代をふくむ)
      Bコース:10,000円( 4日間:テキスト代をふくむ)

《申込方法》 申込書に必要事項を記載のうえ、郵送またはFAXにて、お申込いた
だきます。下記の資料請求先に、資料をご請求ください。

《申し込み先》
  社団法人 横浜市工業会連合会
 横浜市神奈川区新浦島町1丁目1番25 テクノウェーブ100 17F  
  TEL 045-451-2451. FAX 045-451-2450

《申し込み期限》 平成3年2月9日

☆内容に関するお問い合わせおよび、資料請求先は次のとうりです。
  240  横浜市保土ケ谷区常盤台156 横浜国立大学工学部  朝倉研究室
         TEL 045-335-1451 (内線2879または2353)

《講座内容の紹介》
    Aコース:一般講義・テーマ別講義・実験・演習・特別講義
    Bコース:Aコースの特別講義を受講

☆ 一般講義 〜 化学熱力学を体系的に、基礎からていねいに一貫して講義を   
     おこないます。

☆テーマ別講義・実験・演習(適宜5〜7名のグループにわかれておこなう) 〜 
化学熱力学の体系の中で、特に重要なポイントを10テーマえらびました。まず、そ
の10テーマを徹底的にかみくだいた講義をおこないます(テーマ別講義)。つづい
て、そのテーマ別講義のあとに、テーマに即した実験をおこないます。(実験は6回)
さらに理解をふかめ、応用力をやしなうために、演習をおこないます。(演習は10
回)
 とりあげたテーマは、下にかいたとうりです。テーマのすべてについて、テーマ別
講義をおこない、演習もおこないます。


<時間割> Aコース(月〜金)

ョ「「「「ホ「「「「「ホ「「「「「ホ「「「「「ホ「「「「「ホ「「「「イ  
、 第一週 、   2/18   、    19    、    20    、    21    、   22   、  
セ「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「ニ  
、 第二週 、   3/11   、    12    、    13    、    14    、   15   、  
セ「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「ニ  
、  曜日  、   月  、   火  、   水   、   木  、   金  、  
セ「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「ニ  
、8:50    、  開講式  、 一般講義 、 一般講義 、 一般講義 、一般講義、  
、        セ「「「「「、          、          、          セ「「「「ニ  
、〜10:20 、 一般講義 、          、     、     、テーマ別、  
セ「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「「゙「「「「「ニ        、  
、10:30   、      、 テーマ別 、 テーマ別 、 テーマ別 、  講義 、  
、〜11:30 、       、   講義  、   講義  、  講義   セ「「「「ニ  
、    、 テーマ別 、          、          、          、        、  
、12:30   、   講義  、   実験  、   実験  、  実験   、        、  
、    、     、     、      、     、  演習 、  
、〜17:00 、   演習  、   演習  、   演習  、  演習   、        、  
、    、     、     、     、        、 修了式 、  
カ「「「「ヨ「「「「「ヨ「「「「「ヨ「「「「「ヨ「「「「「ヨ「「「「コ  

テーマ別講義と実験・演習は、適宜休憩をとりながらおこないます。


《テーマ別講義のテーマ》

<A.世の中のすべての自然現象を記述する熱力学>
 1.熱力学第一法則・第二法則・可逆過程と不可逆過程
 2.反応熱(エンタルピー)の性質・ヘスの法則                  実験@
 3.ギブス自由エネルギー・部分モル量・化学ポテンシャル

<B.ほしいものだけとりだす化学>
 4.相平衡・相律・クラウジウス−クラペイロンの式        実験A
  5.二相平衡(気液平衡・固液平衡)               実験B

<C.電卓ひとつで未来がわかる>
 6.化学平衡とギブス自由エネルギー・質量作用の法則       実験C
 7.ギブス自由エネにもちいられているか
を、各界の第一人者に講義していただきます。ともすれば、難解になりがちな内容を、
基礎編と応用編の2時限にわけ、初心者にも理解できるようにわかりやすく講義しま
す。

☆特別講義テーマ
1.無機化学と化学熱力学 (横浜国立大学工学部助教授 鳥居泰男)
2.膜分離と化学熱力学  (横浜国立大学工学部教  授 大矢晴彦)
3.生物化学と化学熱力学 (横浜国立大学工学部教  授 宮澤辰雄)
4.環境問題・エネルギー問題と化学熱力学 
                          (化学技術研究所 材料化学部部長 福田健三)